音楽は心の糧、生活のサプリメント。洋楽を中心に極上の音楽との生活を綴ります。

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Bob Marley & The Wailersの1975年作『Live!』。
1975年のロンドン公演を収録した素晴らしいライヴ・アルバムだ。

The Wailersは、Bob Marleyを中心に結成されたレゲエ・バンド。
レゲエというとリラックスした要素があるが、Bob Marleyのレゲエはエネルギッシュで力強い。

アルバム・ジャケットにはラスタカラー(黒、赤、緑、金(黄)の4色)が使われている。
ジャマイカのラスタファリ運動にゆかりのあるカラーだ。
黒はジャマイカ独立のために戦った黒人戦士、赤は戦いで流れた血、緑はジャマイカの自然、金は太陽を表すそうだ。

ジャケットのBob Marleyの躍動感が凄い。
アルバム・タイトルの "Live" にも、"!" が付いている。

単なる生演奏を収めたアルバムじゃないんだよ、という意図であろう。
ミュージシャンと聴衆の一体感、熱く盛り上がる様、レゲエという音楽の力、Bob Marleyというカリスマの存在感、そういったものが伝わってくるアルバムである。

特に後半、「No Woman, No Cry」からの盛り上がりは感動的。

「No Woman, No Cry」では、優しい歌声に多くの聴衆が涙しているのではないだろうかと思わせるような、恍惚とした時間が流れる。

「I Shot the Sheriff」は、前年(1974年)にEric Claptonのカヴァーが全米1位の大ヒットを記録した。
本家本元の「I Shot the Sheriff」は、Bob Marleyが狂おしく歌う。
想いみたいなものが全然違う。

「Get Up, Stand Up」では、聴衆との熱い掛け合いを聴くことができる。
地元ジャマイカではなく、ロンドンの聴衆とである。
感動せずにはいられない。

●収録曲
1. Trenchtown Rock - 4:23
2. Burnin' and Lootin' - 5:11
3. Them Belly Full (But We Hungry) - 4:36
4. Lively Up Yourself - 4:33
5. No Woman, No Cry - 7:07
6. I Shot the Sheriff - 5:18
7. Get Up, Stand Up - 6:28
8. Kinky Reggae - 7:35


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2016/04/29 20:22 Rock / Pops名盤(70年代) TB(0) CM(0)
Suzanne Vegaのセカンド・アルバム『Solitude Standing』。
この人も天才という名に相応しいアーティストだと思う。

何と言っても「Luka」が良い。
サウンドの透明感、メロディの胸キュン感が半端でない。

この曲は、虐待らしきものを受けている子供のことを歌っている。

子供の言葉で語られる歌詞が胸を打つ。
一つ下の部屋に暮らす人に、何でもないことのように自分のことが語られる。
そこには虐待する相手への憎しみが表れない。
ひとりで抱え込んでいる様子が健気というか、悲しい。

児童虐待という重いテーマを扱いながら、Billboard Hot 100の3位のヒットを記録した。
曲の良さが突出しているからだ。

アカペラで歌われる「Tom's Diner」も異色の作。
一度聴いたら忘れられないインパクトがある。

「Solitude Standing」も良い曲だ。
凍てつく冬の寒さに対峙するような厳しさと強さのあるサウンド。
メロディも引き締まっている。

バンド・メンバーの演奏はものすごく上手い。
感情を放出するのではなく、理性で抑えているような芯の強さのある演奏だ。

30年前のアルバムだが、時代を感じさせない強い魅力を持っている。

●収録曲
1. Tom's Diner – 2:09
2. Luka – 3:52
3. Ironbound/Fancy Poultry – 6:19
4. In the Eye – 4:16
5. Night Vision – 2:47
6. Solitude Standing – 4:49
7. Calypso – 4:14
8. Language – 3:57
9. Gypsy – 4:04
10. Wooden Horse (Caspar Hauser’s Song) – 5:13
11. Tom's Diner (Reprise) – 2:40


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2016/04/28 20:06 Rock / Pops名盤(80年代) TB(0) CM(0)
Marvin Gayeの1982年の名作『Midnight Love』。
至福と安心を届けてくれるアルバム。

Marvin Gaye本人がプロデュースを担当。
80年代の時流に合わせてシンセサイザーやドラム・マシンを起用しているが、決してチープなサウンドではない。

むしろエレガントで、人肌の温もりを感じる、まろやかで贅沢なサウンド。
Marvin Gayeのセンスと、説得力あるヴォーカルの力だろう。
さすがである。

このアルバムからは「Sexual Healing」が大ヒット。
この世は幸せと安心で満たされていると感じるような、最高にリラックスしたナンバーだ。
この曲はグラミー賞の2部門を受賞した。

「'Til Tomorrow」も、それに負けないスウィートなナンバー。

「Midnight Lady」や「Rockin' After Midnight」のようなダンサブルなナンバーにも、何とも言えない色香と湿度がある。

夏の日の夜にリラックスして聴くと最高だろう。
残念ながらMarvin Gayeの遺作となったが、大好きなアルバムである。

●収録曲
1. Midnight Lady – 5:17
2. Sexual Healing – 3:59
3. Rockin' After Midnight – 6:04
4. 'Til Tomorrow – 4:57
5. Turn On Some Music – 5:08
6. Third World Girl – 4:36
7. Joy – 4:22
8. My Love Is Waiting – 5:07


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2016/04/25 20:00 Soul / R&B(80年代) TB(0) CM(0)
Kate Bushの1978年のデビュー作『The Kick Inside / 天使と小悪魔』。
衝撃のデビュー作である。

楽曲が人を惹きつける力がこれほど凄いアルバムも少ない。

ヴォーカルも、衝撃的というしかない。
繊細で美しい声質だが、破壊力がある。

このアルバムのリリース時、Kate Bushはまだ19歳であるが、16歳の時に既にPink FloydのギタリストDavid Gilmourに見いだされ、アルバムの録音を開始している。
いわゆる天才少女である。

「The Saxophone Song」と「The Man with the Child in His Eyes / 少年の瞳を持った男」は、David Gilmourがエグゼクティヴ・プロデューサを担当。
確かに「The Saxophone Song」のエンディングは、Pink Floydっぽい凝ったアレンジだ。

シングル・カットされ、全英1位を記録した「Wuthering Heights / 嵐が丘」は、テレビ番組で使われて有名。

彼女が覗き込む魅惑のジャケットは日本盤のもの。
オリジナルのアルバム・ジャケットでは、大きな瞳を背景に、彼女は凧に乗っている。
不思議で面白いジャケットだ。

Kate Bushという女性の容姿やキャラクターも魅力的だが、どちらかと言うと彼女の創造する世界観が人を惹きつける。
その意味で、日本盤のジャケットはどうなのかなぁ。

●収録曲
1. Moving / 天使と小悪魔
2. The Saxophone Song
3. Strange Phenomena / 奇妙な現象
4. Kite / 風に舞う羽根のように
5. The Man with the Child in His Eyes / 少年の瞳を持った男
6. Wuthering Heights / 嵐が丘
7. James and the Cold Gun
8. Feel It
9. Oh to Be in Love / 恋って何?
10. L'Amour Looks Something Like You / ラムールは貴方のよう
11. Them Heavy People / ローリング・ザ・ボール
12. Room for the Life / 生命のふるさと
13. The Kick Inside


◆プロデュース: Andrew Powell

◆参加ミュージシャン: Kate Bush(vo), Ian Baimson(g, cho), Paul Keogh(g), Alan Parker(g), David Paton(b, g, cho), Bruce Lynch(b), Andrew Powell(k), Duncan Mackay(k), Stuart Eliott(ds, per), Morris Pert(per), Paddy Bush(mandolin, cho), etc.

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2016/04/24 18:50 Rock / Pops名盤(70年代) TB(0) CM(0)
昨日に続き、Joni Mitchellの作品を。
1979年9月にカリフォルニアのサンタバーバラで行なわれたライヴを収録した『Shadows and Light』。
1980年リリースの名作である。

参加ミュージシャンがもの凄い。
Pat Metheny(g), Jaco Pastorius(b), Don Alias(ds, per), Lyle Mays(p, sy), Michael Brecker(sax), The Persuasions(bv)である。

夢のようなコンサート。
これほどのタレントが集まるのは、Joni Mitchellにそれだけの魅力と才能があるからだ。

ライヴは楽しげな「Introduction」から始まる。

続く「In France They Kiss On Main Street」は粋なタイトル。
この曲からさっそく、Pat Methenyのギターが軽やかに流れ、Jaco Pastoriusのベースが陽気に歌いだす。
贅沢な時間の始まりだ。

CDには「Pat's Solo」が収録されているが、実はJacoのソロもある。
Jacoのソロは、ライヴ映像『シャドウズ・アンド・ライト[完全版] [DVD]』などで視ることができる。
とても技巧的だが、Jacoの人柄が感じられる、愉快で楽しいソロである。

The Persuasionsのアカペラをバックに全員で愉快にコーラスする「Why Do Fools Fall In Love」も、本当に楽しい。

ラストは「Woodstock」。
1970年作『Ladies of the Canyon』に収められた名曲だ。
これを弾き語りで静かに歌い、会場の惜しむような声援の中で幕を閉じる。

心地よい余韻が残るエンディングである。

●収録曲
1. Introduction
2. In France They Kiss On Main Street
3. Edith And The Kingpin
4. Coyote / 5. Goodbye Pork Pie Hat
6. The Dry Cleaner From Des Moines
7. Amelia / 8. Pat's Solo
9. Hejira / 10. Dreamland
11. Band Introduction
12. Furry Sings The Blues
13. Why Do Fools Fall In Love
14. Shadows And Light
15. God Must Be A Boogie Man
16. Woodstock


◆プロデュース: Joni Mitchell(g, vo)

◆参加ミュージシャン: Joni Mitchell(g, vo), Pat Metheny(g), Jaco Pastorius(b), Don Alias(ds, per), Lyle Mays(p, sy), Michael Brecker(sax), The Persuasions(bv)

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2016/04/21 19:59 Rock / Pops名盤(80年代) TB(0) CM(0)
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70's、80'sの洋楽を中心に、豊かで極上の音楽を紹介します。


※写真はBobby Caldwellの1978年のアルバム『Bobby Caldwell

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