音楽は心の糧、生活のサプリメント。洋楽を中心に極上の音楽との生活を綴ります。

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Toby Beauの1980年のアルバム『If You Believe / 愛のスケッチ』。
Toby Beau / If You Believe (愛のスケッチ) (1980年)
Toby Beauはアメリカのポップ・カントリー・グループ。
3枚のアルバムがあり、このアルバムが3作目にあたる。

デビュー時は5人組であったが、メンバーが次々に抜け、このアルバムのリリース時にはリーダーであるBalde Silvaだけが残った。
従って、ジャケットには "Toby Beau is Balde Silva." と書かれている。

後にThe Joe Chemay Bandを結成するJoe Chemay(b), Billy Joe Walker Jr.(g), John Hobbs(k)や、名サックス奏者であるErnie Wattsが参加しており、サウンド、演奏はしっかりしている。

AOR的には、Joe ChemayがDavid Batteauと共作したポップな「One Needs Another」や、Peter McCann作のロック・チューン「Little Miss American Dream」、Kenny Logginsの従兄弟であるDave Logginsが書いたバラード「My Dream Love」が気になるところ。

だが、本作の一番は「If I Were You / 愛を受けとめて」。
このドリーミーなメロウ・チューンは、プロデューサーのJerry FullerがJohn Hobbsと書いた。
アレンジがすっきりしており、穏やかなエレピとSax、美しいコーラスに包まれたロマンティックなナンバーだ。

2001年に世界初CD化されたが、この7月にソニー・ミュージックの「AOR CITY 1000」シリーズからCDが再発された。
曲の邦題に小恥ずかしさを感じるのは、自分の歳のせいか…

●収録曲
1. Could It Be Love / 愛を教えて - 4:06
2. If I Were You / 愛を受けとめて - 3:24
3. One Needs Another / 輝く君の瞳 - 3:05
4. If You Believe - 3:58
5. Ships In The Night / 風に揺れる恋 - 3:48
6. Little Miss American Dream - 2:50
7. Give Me A Sign - 3:08
8. You Caught Me With My Love Down / 愛のキャッチ・ダウン - 3:20
9. As Far As I Can See / 明日の約束 - 3:27
10. My Dream Lover - 3:55


◆プロデュース: Jerry Fuller

◆参加ミュージシャン: Balde Silva(vo, g, harmonica)
with Billy Joe Walker Jr.(g), John Hobbs/Larry Muhoberac(k), Joe Chemay(b, bv), Steve Turner(ds, per), Bob Zimmitti/Joe Clayton(per), Ernie Watts(sax)


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2016/07/31 17:36 AOR名盤(1980年) TB(0) CM(0)
The Bliss Bandの1979年のアルバム『Neon Smiles』。
The Bliss Band / Neon Smiles (1979年)
The Bliss Bandはイギリスの5人組。
2枚のアルバムを残しており、本作がセカンド・アルバムにあたる。
どちらも、ソニー・ミュージックの「AOR CITY 1000」シリーズから、この7月にCDが再発された。

リーダーのPaul Blissが全曲を提供しており、いかにもブリティッシュらしい、独特の気品と味わいのある曲が並ぶ。

割と知られた曲が2曲あり、1つは「How Do I Survive ?」。
メロディがチャーミングでポップな曲だ。

Michael McDonaldの奥様であるAmy Hollandが1980年のデビュー作『Amy Holland / エイミー』でこの曲をカヴァーし、Billboard Hot 100チャートの22位となるヒットを記録した。
また、Dan Sealsが同じく1980年のデビュー作『』でカヴァーした他、The Nolansも1982年のアルバム『』で、この曲を取り上げている。

もう1曲は、7分を超える重厚なロック・チューン「That's The Way That It Is」。
こちらは、Graham Bonnetの1981年作『』や、Uriah Heepの1982年作『』など、ハード・ロック系のアーティストにカヴァーされた。
また、AORシーンでもThe Presidentの1983年のアルバム『By Appointment Of / ホット・ブラッド・サマー』に収められている。

「Someone Else's Eyes」はプログレっぽい静かな曲。
Paul Blissは90年代にThe Moody Bluesの活動に参加しているが、その片鱗が見える。

そして、本作一押しの名曲は「Chicago」。
郷愁を誘うメロディとメロウなアレンジ。
重たいベース・ラインは、どこかKenny Logginsの名曲「Nightwatch」を思い出させる。
Paul Blissのソング・ライティングの良さが光る、名曲中の名曲だ。

●収録曲
1. Stagefright - 4:34
2. How Do I Survive? - 4:08
3. Hollywood - 3:51
4. Someone Else's Eyes - 4:12
5. Doctor - 4:31
6. Chicago - 5:40
7. We Never Had It So Good - 3:14
8. If It Takes Until Forever - 2:37
9. Something About You - 3:59
10. That's The Way That It Is - 7:15


◆プロデュース: Geoff Westley(k, flute, ar)

◆参加ミュージシャン: Paul Bliss(vo, k), Phil Palmer(g, vo), Alan Park(k), Andy Brown(b, vo), Nigel Elliott(ds, per)
with Frank Ricotti(per), Raphael Ravenscroft(sax)


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2016/07/30 18:47 AOR名盤(1979年) TB(0) CM(0)
Chinaの1982年のアルバム『China / 夜明けのダンサー』。
China / China (夜明けのダンサー) (1982年)
Chinaはカナダの3人組。
これが唯一のアルバムであるが、曲の良さ、ハーモニーの美しさ、充実した演奏陣、それに加えて "Creative Arranging Consultant" という位置づけでJay Graydonが参加していることから、AORの注目作になっている。

2001年にソニー・ミュージックの「洋楽秘宝館」シリーズで世界初CD化されているが、この7月27日に、「AOR CITY 1000」シリーズの1枚としてCDが再発された。

全曲が彼らのオリジナルである。
メンバーの3人は新人ではなく、それぞれにキャリアを積んだベテランであるため、とても品が良く、レベルの高い楽曲が並ぶ。

また、"AOR的な良さ" が随所にしっかり表現されている。

例えば、「Runnin' Around」や「There Was A Time」のふくよかなコーラスは、Michael McDonaldのスタイルそのもの。
最初に聴いたときは、Michael McDonaldがバック・コーラスに参加していると思った。
それほど、3人のコーラス・ワークは美しい。

「Fast Livin'」、「Shootout In The Parking Lot」、「Days And Nights」にはSteely Danの影響を感じる。
Steely Danの元メンバーであったJeff Baxter(g)が参加しているせいかも知れない。

また「Roll Me Over」には、同郷のMarc Jordanの曲のような都会的で華やかな息づかいがある。
ちょっとぶっきらぼうに聴こえる歌い方も、Marc Jordanを真似て歌ってみたようで楽しい。

こういったところがAORファンの心を掴むのだと思う。

爽やかで穏やかな「You Can't Treat Love That Way」を聴くと、「あぁ、いいなぁ、この感じ」、って思う。

●収録曲
1. You Can't Treat Love That Way - 3:11
2. Runnin' Around - 4:14
3. Fast Livin' - 4:04
4. There Was A Time - 3:37
5. Shootout In The Parking Lot - 4:32
6. Never Gonna Let You Go - 3:25
7. Roll Me Over - 3:49
8. Little Dancer - 3:07
9. Come And Take My Love - 4:12
10. Days And Nights - 3:14


◆プロデュース: Bob Johnston

◆参加ミュージシャン: Chris Kearney(vo), Danny McBride(vo, g), Bill King(vo, k)
with Lee Ritenour/Albert Lee/Jeff Baxter(g), Abraham Laboriel(b), Andy Newmark/Mike Baird(ds), Paulinho Da Costa(per), Michael Boddicker(sy), Jay Graydon(ar consultant), etc


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2016/07/29 16:17 AOR名盤(1982年) TB(0) CM(0)
Niteflyteのセカンド・アルバム『Niteflyte II』(1981年作)。
Niteflyte / Niteflyte II (1981年)
Niteflyteは、ギタリストのSandy ToranoとヴォーカリストのHoward Johnsonによるユニット。

アルバムを2枚だけ残しており、このアルバムが2作目にあたる。
どちらも、フリー・ソウルやAORの名盤として人気が高い。
ソニー・ミュージックの「AOR CITY 1000」シリーズでは、8月17日発売の第2弾として、両アルバムのCDが再発された。

1曲目の「You Are」は、キャッチーなメロディと躍動感溢れる演奏、都会的なアレンジの三拍子が揃った、完璧な1曲と言ってよい。
SMAPの1994年のヒット曲「がんばりましょう」の元ネタとして知られており、「がんばりましょう」のサビの部分 "Hey Hey Hey Girl(Boy)" には、この曲の "Hey Hey Hey You" の部分が使われた。
「あれっ、どこかで聴いたような、、、」と思ったら、理由はそういうことである。

続く「You're Breaking My Heart」は、極上のセンチメンタル・バラード。
イントロのきらきらしたピアノに続いて流れ出すメロディが見事に切なく、ロマンティック。

この2曲で、十分にノックアウトされる。

曲の良さもさることながら、Niteflyteの魅力は胸のすくようなグルーヴにある。
こってりとした濃厚なものではなく、ウネリがありつつも、都会的な洗練があるグルーヴ。
「Anyway You Want」では、イントロの鋭いギター・カッティングから、抜群のグルーヴ感のある演奏に一気になだれ込む。
この爽快さがクセになる。

●収録曲
1. You Are - 3:49
2. You're Breaking My Heart - 4:12
3. Shoot From The Hip - 4:19
4. Anyway You Want - 4:07
5. Sexy Dancer - 4:11
6. On Your Own - 3:54
7. Alicia's Song - 4:18
8. I Knew It Couldn't Happen - 3:51


◆プロデュース: Sandy Torano, Barry Mraz

◆参加ミュージシャン: Sandy Torano(vo, g, ar), Howard Johnson(vo)
with George Bitzer(k), Chocolate Perry/Frank Cornelius(b), Steve Ferrante/Joe Galdo(ds), Joe Lala(per), Jeff Kirk(sax), etc


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2016/07/28 20:36 AOR名盤(1981年) TB(0) CM(0)
Silverの1976年のアルバム『Silver』。
Silver / Silver (1976年)
いきなりのメランコリックなバラード「Musician (It's Not an Easy Life)」に感動する。
この1曲を聴くためだけに、このアルバムを手にしても良いのではないだろうか。

本日、ソニー・ミュージックの「AOR CITY 1000」シリーズの1枚としてCDが再発された。

Silverはアメリカ西海岸で結成された5人組。
ベーシストのTom Leadonは、The Eaglesの結成メンバーであるBernie Leadonの弟だ。

このアルバムは、Silverの唯一のアルバムである。
収録された10曲のうち7曲がメンバーのオリジナルで、John Batdorfが2曲(6, 10)、Brent Mydlandが2曲(1, 7)、Greg Collierが3曲(4, 5, 9)を書いている。

ポップで爽やかな「Wham Bam (Shang-A-Lang) / 恋のバンシャガラン」はシングル・カットされ、Billboard Hot 100チャートの16位を記録した。

「Musician (It's Not an Easy Life)」は、ミュージシャンとして生きていくことの決意と悲哀のようなものを歌っている。

 To be a musician
 And I can see
 It's not an easy life
 It's not an easy life to live.

と歌い、

 And I keep on smilin'
 Ooooh smilin'
 Smilin' to hide the pain
 Inside I'm cryin'
 Ooooh cryin'
 And it's hard
 It's hard to explain

と、切々と続く。

胸がいっぱいになる。

この名曲を書いたBrent Mydlandは、1979年にGrateful Deadのメンバーになり、1990年まで活動した。
1990年の昨日、7月26日に37歳の若さで亡くなっている。
死因はドラッグ。
この曲のように生きた人だ。

Brent Mydlandが書いたもう1曲「Climbing」も、素晴らしい歌詞。
高みを目指して上り続けることの希望と不安を歌っている。

●収録曲
1. Musician (It's Not an Easy Life) - 4:47
2. All I Wanna Do - 2:40
3. Memory / 想い出 - 3:28
4. No Wonder - 6:01
5. Trust in Somebody / 誰かを信じて - 3:32
6. It's Gonna Be Alright - 3:06
7. Climbing - 3:18
8. Wham Bam (Shang-A-Lang) / 恋のバンシャガラン - 3:32
9. Right on Time - 2:45
10. Goodbye, So Long / さらば恋人よ - 3:44


◆プロデュース: Tom Sellers(ar), Silver(ar), Clive Davis

◆参加ミュージシャン: John Batdorf(vo, g), Greg Collier(vo, g), Brent Mydland(vo, k), Tom Leadon(vo, b), Harry Stinson(vo, ds)


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2016/07/27 19:41 AOR名盤(1974~1976年) TB(0) CM(0)
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※写真はBobby Caldwellの1978年のアルバム『Bobby Caldwell

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