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Steve Kipnerの1979年作『Knock The Walls Down』。
Steve Kipner / Knock The Walls Down (フロント・カヴァー)
Steve Kipnerは、Olivia Newton-Johnの1981年の大ヒット曲「Physical」のソング・ライターである。
オーストラリア人だが、生まれはアメリカだ。

本作は、Steve Kipnerの唯一のアルバム。
Jay Graydonの初プロデュース作品として知られており、AORのファンやJay Graydonプロデュース作品のファンの間ではとても人気の高いアルバム。
曲、演奏、アレンジ、全てのクオリティが高く、AOR屈指の名盤と言える。

特に演奏面では、Jeff Porcaro(ds)の生み出す表情豊かなグルーヴの上をJay Graydonの華やかなギターが伸びやかに舞うという、AORファン垂涎のサウンドが展開される。

内容は、「The Beginning」で始まり、「The Ending」で終わるコンセプト・アルバム風の作り。
ジャケットもストーリー仕立てのデザインになっている。

フロント・カヴァーでは、Steve Kipnerが花束を手に、ドアの前で襟元を整えている(上の画像)。
ドアの向こうにいる意中の女性に愛を告白すべく、気合いたっぷり&準備万端、といった風情だ。

バック・カヴァーでは、なんと壁をぶち抜いて、花束を力強く差し出している。
女性の方はドアを開けているというのに…
ドアが開くまで待てよというか、弁償しろよなというか…
Steve Kipner / Knock The Walls Down (バック・カヴァー)

そしてジャケットのインナーでは、女性とめでたく親密になっているという落ち。
この女性はきっと、せっかちで強引な男性が好みなのだろう。
Steve Kipner / Knock The Walls Down (ジャケット・インナー)

タイトルが「Knock The Walls Down」なので、こういうデザインにしたのだろうが、なんだか微笑ましい。
ポジティブで爽やかな曲調と相まって、とても明るい気分になるアルバムである。

なお、ラストの「The Ending」で聴くことのできるJay Graydonの長く優美なギター・ソロは、胸のすくようなカッコよさ。
数多くあるGraydonのギター・ソロの中でも、この曲のソロが一番好きである。

●収録曲
1. The Beginning - 2:30
2. Knock The Walls Down - 4:11
3. Lovemaker - 3:12
4. School Of Broken Hearts / 失恋教室 - 3:58
5. War Games - 3:48
6. I've Got To Stop This Hurting You - 3:29
7. Love Is Its Own Reward / 愛の報酬 - 3:25
8. Cryin's Out For Love - 3:32
9. Guilty - 3:29
10. The Ending - 3:23


◆プロデュース: Jay Graydon(g, k, ar), Tom Seufert(g), Steve Kipner(vo, ag, ar)

◆参加ミュージシャン: Larry Carlton/Steve Lukather/Dean Parks(g), David Foster/Michael Omartian/Greg Mathieson/Geoffrey Leib(k), David Hungate(b), Jeff Porcaro(ds), Victor Feldman(per), Jerry Hey(tp), Bill Champlin/Bobby Kimball/Tom Kelly/Peter Beckett/J.C. Crowley(bv), etc.

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2016/09/02 12:36 AOR名盤(1979年) TB(0) CM(0)
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