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Marshall Hainの1978年作『Dancing In The City』。
Marshall Hain / Dancing In The City
Marshall Hainは、女性シンガーのKit Hainと男性キーボード・プレイヤーのJulian Marshallによるブリティッシュ・ポップ・デュオ。
本作は、Marshall Hainの唯一のアルバムである。

なお、『Dancing In The City』はUS盤でのタイトルであり、オリジナルのタイトルは『Free Ride』。
US盤ではジャケットもポップな印象のものに差し替えられている。
上の画像がUS盤のジャケットで、下の画像がオリジナルのジャケット。
オリジナルのジャケットでは、Kit HainとJulian Marshallの二人がコミカルに写っている。
Marshall Hain / Free Ride
Julian Marshallは後に、やはり女性シンガーとのデュオである「Eye To Eye」を結成。
Steely Danのプロデューサーとして知られるGary Katzのプロデュースにより、1982年にアルバム『Eye To Eye』を出しており、Steely DanやAORのファンの間で人気がある。

Eye To Eyeでの相方はDeborah Bergという女性シンガーだが、透明で浮遊感のあるヴォーカルがKit Hainと似ている。
Julian Marshallの作りたい音楽がそのような指向なのだろう。

さて、本作に収録されたナンバーは全てMarshall Hainのオリジナルである。

1曲目の「Different Point」は、いかにもクラブ受けしそうなジャズ・ファンク的ナンバー。
タイトル曲の「Free Ride」も同じ路線のナンバーで、とてもノリが良い。

ポップでリラックスした「Dancing In The City」はシングル・カットされ、UKチャートの3位となるヒットを記録した。
このアルバムが2011年にUKで初CD化された際、ボーナス・トラックとして、「Dancing In The City」の1987年のリミックス・バージョンが2曲収録されている。

「Take My Rumber」は、ピアノの小粋な早弾きを披露するインストゥルメンタル曲。
2曲後ろに1文字違いの「Take My Number」という曲があるが、こちらはメロウなヴォーカル曲である。

「Coming Home」と「Back To The Green」はブリティッシュらしい気品の漂うリラックスした曲。
Kit Hainの透明感のある美しいヴォーカルが曲調に合っており、とても上品に聴こえる。

曲によって多彩な表情を楽しめるアルバムだ。

●収録曲
1. Different Point - 3:35
2. Dancing In The City - 3:37
3. You Two - 3:10
4. Real Satisfaction - 3:30
5. Coming Home - 4:10
6. Take My Rumber - 1:18
7. Free Ride - 4:02
8. Take My Number - 2:48
9. Mrs. The Train - 3:38
10. Back To The Green - 6:40
11. Dancing In The City - Summer City `87
12. Dancing In The City - Summer City `87 Instrumental Dub


◆プロデュース: Christopher Neil

◆参加ミュージシャン: Kit Hain(vo, ag), Julian Marshall(k)
with Phil Palmar/Tim Hain(g), Dave Olney(b), Peter Van Hook/Harold Fisher(ds), Frank Ricotti(per), etc.


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2016/08/29 12:52 AOR名盤(1978年) TB(0) CM(0)
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