音楽は心の糧、生活のサプリメント。洋楽を中心に極上の音楽との生活を綴ります。

スポンサード リンク

Dionne Warwickの1982年のアルバム『Friends In Love』。
Dionne Warwick / Friends In Love (1982年)
Dionne Warwickは60年代始めから活動しているアメリカの女性シンガー。Whitney Houstonの従姉妹としても知られている。相当な数のスタジオ・アルバムを制作しており、1年に2作以上をリリースすることも少なくない。

本作は当時勢いのあったJay Graydonのプロデュース作品。この年も2枚のアルバムを出しており、4月発売の本作に続いて、9月にはBee GeesのBarry Gibb等のプロデュースによる『Heartbreaker』が発売された。クオリティは甲乙付けがたいが、間が5ヶ月しかないこともあり、セールス面では本作が『Heartbreaker』に食われてしまった。

1曲目の「For You」は、Graydon, Richard Page, John Bettisによる共作。爽やかで甘いメロディ、ソフトで軽やかなビート、きらきらしたサウンドの質感、Pagesによる美しいコーラス。Graydonらしい完璧なAORナンバーだ。

タイトル曲の「Friends in Love」は、Johnny Mathisとデュエットしたゴージャスなバラード。この曲はGraydon, David Foster, Bill Champlinによる共作。EW&Fの名バラード「After the Love Has Gone」(79年, 米2位)を書いた黄金チームである。Johnny Mathisとは、メロウなミディアム・チューン「Got You Where I Want You / 二人の定め」もデュエットしている。

「Never Gonna Let You Go」は、Barry MannとCynthia Weilの共作。翌年のSergio Mendesのアルバム『Sergio Mendes』に収録され、Billboard Hot 100チャートの4位を記録するヒットとなった。

「Can't Hide Love」はEW&Fの75年のアルバム『』に収録されたヒット曲。キメキメのホーン・セクションがカッコいい。AORファンに人気のあるところでは、FosterプロデュースのJaye P. Morganの77年の名盤『Jaye P. Morgan』にも収録されている。

ポップなメロディの「More Than Fascination」はTom Snowの作。Melissa Manchesterが翌年のアルバム『Emergency』で、「I Don't Care What People Say」というタイトルでこの曲を歌っている。

「With a Touch」はStevie Wonderの作。優しいメロディをDionneが伸びやかに歌っている。3年後にDionne, Stevie, Elton John, Gladys Knightの4人が "Dionne & Friends" 名義で共演し、「That's What Friends Are For / 愛のハーモニー」を大ヒットさせるが、その始まりは案外この曲あたりかも知れない。

●収録曲
1. For You - 4:55
2. Friends in Love - 4:02
3. Never Gonna Let You Go / もう、はなれない - 4:50
4. Can't Hide Love - 4:50
5. Betcha by Golly Wow / ゴーリー・ワウ - 3:28
6. More Than Fascination - 4:02
7. Got You Where I Want You / 二人の定め - 3:38
8. With a Touch - 4:40
9. What Is This - 3:58
10. A Love So Right - 3:55


◆プロデュース: Jay Graydon(g, sy, ar)

◆参加ミュージシャン: Johnny Mathis(vo), Steve Lukather/Michael Landau/Larry Carlton(g), Dean Parks(ag), Stevie Wonder(p), David Foster/Michael Omartian/Steve Porcaro/Robbie Buchanan(k), Steve George(k, bv), Abraham Laboriel/Mike Porcaro(b), Jeff Porcaro/Steve Gadd/Mike Baird(ds), Victor Feldman(per), Bill Champlin/Richard Page(bv), etc


関連記事

最後までお読みいただきありがとうございます。
ブログ・ランキングの応援をよろしくお願いします。

▶スポンサード リンク



2017/06/08 15:55 AOR名盤(1982年) TB(0) CM(0)
コメント













 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
http://coolsnd.blog.fc2.com/tb.php/382-d232b688
カテゴリ

+ボタンをクリックするとツリーが開きます。

スポンサード リンク
プロフィール

Warm Breeze

大好きな洋楽を生活のサプリメントにしています。
70's、80'sの洋楽を中心に、豊かで極上の音楽を紹介します。


※写真はBobby Caldwellの1978年のアルバム『Bobby Caldwell

最新記事一覧
Soul/R&B名盤(1985年) - Dionne Warwick / Friends 2017/08/16
Rock名盤(1977年) - Dave Mason / Let It Flow (流れるままに) 2017/08/14
Rock名盤(1977年) - The Sons Of Champlin / Loving Is Why 2017/08/12
AOR名盤(1977年) - Kenny Loggins / Celebrate Me Home (未来への誓い) 2017/08/10
AOR名盤(1988年) - Boz Scaggs / Other Roads 2017/08/08
アクセスランキング
お気に入りブログ
ローリングウエストさん
『逍遥日記』
rolingwest.exblog.jp
240さん
『音楽の杜』
y240.exblog.jp
アクセスカウンター