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Gino Vannelliの1981年作『Nightwalker』。
Gino Vannelli / Nightwalker
本作は、カナダ生まれのシンガー・ソングライターであるGino Vannelliの7枚目のソロ・アルバム。
Gino Vannelliは、世界中の音楽ファンとミュージシャンからリスペクトを集める偉大なミュージシャン。
オリジナリティがあり、風格を感じさせるアルバムを作るプロフェッショナルだ。

一切の手を抜かず、ありったけの情熱を注ぐ制作者であること。
その一方で、独りよがりにならずにリスナーへの配慮を持つエンターテイナーであること。
この両面をストイックに守っているプロ意識の高い人なのではないか、と勝手に想像している。
そうした凄味をGino Vannelliの作品からは感じてしまう。

本作は、大ヒットした前作『Brother To Brother』から3年を置いてリリースされた。
Gino Vannelliの代表作として、前作と並んで評価・人気共に高い名盤だ。
前作をより格調高く、ダイナミックに、かつ情熱的にした内容で、アルバムの最初から最後まで、その圧倒的な音楽に聴き入ってしまう。

チャート・アクションでは、アルバムはBillboard 200チャートの15位をマーク。また、シングルでは、タイトル曲の「Nightwalker」がBillboard Hot 100チャートの41位、バラードの「Living Inside Myself」が6位を記録した。

前作同様、このアルバムのプロデュースはGino、兄のJoe、弟のRossの3人で行っている。
収録された8曲は全てGino Vannelliの作品だが、「Seek and You Will Find」は3人で、「I Believe」は弟のRossと共作。前作のタイトル『Brother To Brother』もそうだが、Gino Vannelliやその作品からは、兄弟の絆を感じる。

演奏面では、ギタリストのMike Millerと、ドラムスのVinnie Colaiutaが素晴らしい。
Mike Millerは本作以降、Gino Vannelliと11年間も活動を共にし、5枚のスタジオ・アルバムの制作に参加。また、手数の多いドラマーのVinnie Colaiutaにとっては本作が出世作となり、以降、トップ・セッション・ドラマーとして華々しく活動する。

凄腕のミュージシャンによる強力な演奏をバックに、それを上回る圧倒的な声量でGino Vannelliが歌う。
その歌声は燃えるように情熱的で、威厳に満ちている。

このアルバムは、ソニーの「AOR CITY 1000」シリーズの第2弾として、8月17日にCDが再発された。2003年のリマスタリングで、解説は中田 利樹氏が担当している。

●収録曲
1. Nightwalker - 5:07
2. Seek and You Will Find - 4:40
3. Put the Weight on My Shoulders - 4:45
4. I Believe - 4:11
5. Santa Rosa - 4:12
6. Living Inside Myself - 4:23
7. Stay With Me - 4:43
8. Sally (She Says the Sweetest Things) - 4:29


◆プロデュース: Gino Vannelli(vo, ar), Joe Vannelli(ar, k), Ross Vannelli(ar, bv)

◆参加ミュージシャン: Mike Miller(g), Brad Cale(p), Neil Stubenhaus(b), Vinnie Colaiuta(ds), Michael Fisher(per), David Boruff(sax), Stepanie Spruill/Julia Waters/Maxine Waters/Doug Parry(bv)


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2016/10/01 18:54 AOR名盤(1981年) TB(0) CM(0)
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