音楽は心の糧、生活のサプリメント。洋楽を中心に極上の音楽との生活を綴ります。

スポンサード リンク

David Lasleyの1982年作『Missin' Twenty Grand / 風のファルセット』。
David Lasley / Missin' Twenty Grand
David Lasleyは、アメリカ生まれの白人セッション・シンガーでありソング・ライター。
様々なアーティストのアルバムにバックグラウンド・シンガーとして参加し、Bee GeesのBarry Gibb、あるいはSmokey Robinsonを彷彿とさせる美しいファルセット歌唱で貢献している。特にJames Taylorとの仕事は長く、1979年の『Flag』以降の全てのアルバムに参加し、バック・ヴォーカルをレギュラーで務めている。

また、ソング・ライターとしては、Boz Scaggsの1980年のアルバム『Middle Man』に収録された名曲「Jojo」などを提供した。

本作は、David Lasleyのセカンド・アルバム。
プロデュースは自ら行っているが、一部の曲でWillie Wilcox, Bill Schnee, Joe Wissert等の力を借りている。
Willie Wilcoxは、Todd Rundgrenのリーダー・バンドであるUtopiaのドラマーであり、本作でも全曲のドラムスを担当。Bill SchneeはBoz Scaggsの『Middle Man』のプロデューサーであり、Joe Wissertは『Silk Degrees』のプロデューサーだ。

収録曲に関しては、4曲(2, 3, 5, 10)を除いて自作の曲。
「If I Had My Wish Tonight」は、Randy GoodrumとDavid Logginsの共作。
「Take The Money And Run」はJames Taylor作で、J.T.の1977年の名盤『JT』の収録曲。
「Take A Look」は、Aretha Franklinの1967年のアルバム『Take A Look』のタイトル曲である。

コンテンポラリーな「Got To Find Love」、James Taylorらしい静謐なアコースティック・ナンバー「Looking For Love On Broadway」、ドゥーワップ調の「On Third Street」、ジャジーな「Take A Look」、レゲエ調の「Roommate」など、収録曲は実に多彩。
驚くことに、David Lasleyはこれら全ての曲をファルセットのみで歌っている。
見事な歌唱力である。

本作からはミディアム・スローの「If I Had My Wish Tonight」がシングル・カットされ、Billboard Hot 100チャートの36位をマーク。
また、レゲエ調の「Roommate」では、珍しいことにThe WhoのPete Townshendがギターを弾いている。

邦題には当時のAOR系のアルバムらしく、"風の" という飾りが付いた。
Bobby Caldwellの「風のシルエット」、Americaの「風のマジック」もそうだが、不思議と "風の" が付く曲やアルバムに外れはない。

●収録曲
1. Got To Find Love - 3:43
2. If I Had My Wish Tonight - 3:29
3. Looking For Love On Broadway - 2:38
4. On Third Street - 4:16
5. Take A Look - 3:58
6. Treat Willie Good - 3:40
7. Never Say - 4:12
8. Roommate - 4:27
9. Where Is Charlie And Joanne - 4:41
10. Take The Money And Run - 4:02
11. On Third Street - Reprise - 0:34


◆プロデュース: David Lasley(vo), Willie Wilcox(ds), Bill Schnee, Dave Iveland, Joe Wissert

◆参加ミュージシャン: Pete Townshend/Marty Walsh/Osamu Kitajima(g), David Benoit(k), Bobby Watson(b), David Garibaldi(per), Joel Peskin/Ernie Watts(sax), Jerry Hey(tp), James Taylor/Arnold McCuller/Bonnie Raitt/Luther Vandross(bv), Nick DeCuller/Arif Mardin(strings ar), etc


関連記事

最後までお読みいただきありがとうございます。
ブログ・ランキングの応援をよろしくお願いします。

▶スポンサード リンク



2016/11/10 17:19 AOR名盤(1982年) TB(0) CM(2)
コメント
当時のAOR系のアルバムは風の表題が多かったかも!クリストファークロス「風立ちぬ」もそうですね。小生の場合は1970年前後が一番洋楽に嵌っていたのでアルバートハモンド「風のララバイ」、バッドフィンガー「明日の風」、ピンクフロイド「吹けよ風、呼べよ嵐」です。1世代古いですね。(笑)
2016/11/10 21:51 ローリングウエスト URL [ 編集 ]
風が付く邦題
なるほど、いろいろありますね。
バッドフィンガーの「明日の風」は知りませんでした。
AOR系では、アレッシーの『Long Time Friends / そよ風にくちづけ』というアルバムもありましたね。
2016/11/11 10:43 Warm Breeze URL













 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
http://coolsnd.blog.fc2.com/tb.php/454-5e906c48
カテゴリ

+ボタンをクリックするとツリーが開きます。

スポンサード リンク
プロフィール

Warm Breeze

大好きな洋楽を生活のサプリメントにしています。
70's、80'sの洋楽を中心に、豊かで極上の音楽を紹介します。


※写真はBobby Caldwellの1978年のアルバム『Bobby Caldwell

最新記事一覧
AOR名盤(1983年) - Peter Allen / Not The Boy Next Door 2017/08/22
Rock名盤(1980年) - Paul Simon / One Trick Pony 2017/08/20
Soul/R&B名盤(1985年) - Dionne Warwick / Friends 2017/08/16
Rock名盤(1977年) - Dave Mason / Let It Flow (流れるままに) 2017/08/14
Rock名盤(1977年) - The Sons Of Champlin / Loving Is Why 2017/08/12
アクセスランキング
お気に入りブログ
ローリングウエストさん
『逍遥日記』
rolingwest.exblog.jp
240さん
『音楽の杜』
y240.exblog.jp
アクセスカウンター