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Bryan Duncanの1990年作『Anonymous Confessions Of A Lunatic Friend』。
Bryan Duncan / Anonymous Confessions Of A Lunatic Friend
Bryan Duncanは元Sweet Comfort Band(SCB)のリード・ヴォーカリスト。SCBは、CCMシーンを代表するロック・バンドの一つで、1973年に4人組で結成され、1984年までの間に6枚のアルバムを残した。以前にこのブログでも、1978年の名盤『Breakin' The Ice』を紹介したことがある。

Bryan DuncanはSCBの中心人物で、キーボードとリード・ヴォーカルを担当した他、曲もほとんどを書いた。
またBryanは、Bill ChamplinやGino Vannelli等と肩を並べるパワフルなヴォーカリスト。爽快で艶やかな声を駆使し、ソウルフルにもセンチメンタルにも、あるいはロック・シンガーのようにカッコよく、自由自在に歌いこなす卓越した歌唱力を備えている。

SCBの解散後はコンスタントにソロ・アルバムを制作し、本作は5作目。作詞・作曲の詳細なクレジットが分からないが、恐らく全曲をBryanが書いている。

Bryanの歌唱は、SCBの頃よりも磨きが掛かっているようだ。また貫禄も一段と増している。
タイトル曲の「Lunatic Friend」では、Pink FloydのRoger Waters、あるいはRonnie James DioのようにLunaticに笑って見せ、「Puttin' In The Good Word」のイントロではJames Brownばりのシャウトで盛り上げ、「Mr. Bailey's Daughter」ではプロのラッパー顔負けのキレキレのラップを披露する。

SCBでもそうであったが、バラード系の歌唱力は特に素晴らしい。
ミディアム・スローの「Leave Your Light On (Hopeless Moon)」では哀愁たっぷりに、スケールの大きな「We All Need」では雄大に、ドリーミーな「Blessed Are The Tears」では優しく歌う。また、ラストの甘美なバラード「I Love You With My Life」は前記のSCBのアルバム『Breakin' The Ice』の収録曲のリメイクで、Bryanお気に入りの一曲。当時よりも肩の力を抜いて、とても気持ち良さそうに歌っている。

本作はまた、TOTOのJeff Porcaroが全曲でドラムスを叩いたアルバムでもある。Jeffの天性のグルーヴと、Bryanの快活な歌い回しの相性はバッチリだ。

CDはインポートものを入手できるが、Amazonのデジタルミュージック・ストアからMP3形式でも購入可能。金澤寿和氏の著書『AOR Light Mellow』によると、1992年の次作『Mercy』もハイ・クオリティとのこと。未聴だが、是非聴いてみたい。

●収録曲
1. Sunday Go To Meetin' - 4:23
2. Ain't No Stoppin' Now - 4:05
3. Leave Your Light On (Hopeless Moon) - 4:28
4. We All Need - 3:27
5. Lunatic Friend - 4:24
6. All Is Forgiven - 4:21
7. Puttin' In The Good Word - 4:23
8. Walkin' - 4:12
9. Mr. Bailey's Daughter - 4:03
10. Blessed Are The Tears - 4:30
11. I Love You With My Life - 4:40


◆プロデュース: Dan Postuma(per)

◆参加ミュージシャン: Tim Pierce/Michael Hodges/Dan Lee(g), Michael Omartian/Alan Pasqua/Peter Wolf/John Van Tongeren/Randy Kerber/Jerry Peters(k), Nathan East/John Pierce(b), Jeff Porcaro(ds, per), Dave Boruff/Larry Williams(sax), Jerry Hey(tp), Chuck Barth(prog), Bob Carlisle/Alphie Silas(bv), etc


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2017/01/10 12:35 AOR名盤(1984~1990年) TB(0) CM(0)
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