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Scott Smithの1984年のアルバム『Face To Face』。
Scott Smith / Face To Face (1984年)
Scott Smithは、80年代以降のCCMシーンにおいて活躍するアレンジャー/プロデューサー。The WinansやAndraé Crouchを始め、Scottが関わったアルバムの数は多い。自身のリーダー作は1枚だけあり、それが本作である。

Scott Smithは優れたソングライターでもある。本作の収録曲も、共作を含めて全てがScottのオリジナル。共作者は、Stephen Tavaniが5曲(1, 3, 6, 8, 9)、Michael Ruffが2曲(1, 4)、Howard Smithが2曲(4, 7)となっている。

曲によってリード・シンガーを変えており、Michael Ruffが4曲(2, 3, 4, 5)、Vonda Sheppardが2曲(1, 8)、Marvin & Benjamin Winansが1曲(6)、Howard Smithが1曲(7)、Stephen Tavaniが1曲(9)を歌っている。

こうして見ると、Michael Ruffが本作に大きく貢献している。特にレコードのA面にあたる前半5曲は、Michaelが殆どのリード・ヴォーカルをとっていることもあり、さながらMichaelのアルバムのよう。彼には、同年にリリースされた『Once In A Lifetime (シティ・ウォーキン)』というAOR屈指の名盤があるが、その続編(前編?)を聴いているような味わいがある。

中でもタイトル曲「Face To Face」は、Michaelの美しく豊かな歌声をじっくり味わうことができる名品。その美しさは、『シティ・ウォーキン』に収録された名曲「More Than You'll Ever Know / 熱い想い」を思わせる。

女性シンガーのVonda Sheppardは、Michaelの当時のガール・フレンド。このアルバムがリリースされた年に彼女は21歳という若さだが、パンチのある堂々とした歌声だ。

Howard Smithが歌う「Set Free」も極上のミディアム・チューン。微熱を帯びたメロディとHowardのソウルフルな歌声がとてもロマンティックに響く。

Abraham Laboriel(b), Bill Maxwell(ds, per), Alex Acuna(per)等、Koinoniaのメンバーを中心とする抑制の効いた演奏も素晴らしい。

雲の合間から光が射すカヴァー・アートが印象的だが、よくよく見ると雲の合間には人(?)の顔も見えていた。今日まで気付かなかった。

●収録曲
1. Leave It Up To Him - 4:59
2. You're Too Late - 3:54
3. The Vision - 4:07
4. Face To Face - 4:58
5. What Happened - 4:08
6. Give Him Thanks - 3:45
7. Set Free - 4:16
8. Prince Of The Dark - 4:20
9. What You Mean To Me - 4:58


◆プロデュース: Scott V. Smith(ar, k, drum-prog), Stephen Tavani(lead vo)

◆参加ミュージシャン: Vonda Sheppard/Marvin & Benjamin Winans(lead vo), Michael Ruff(lead vo, k), James Hurrah(g), Abraham Laboriel/Lean Gaer(b), Bill Maxwell(ds, per), Alex Acuna(per), Kim Hutchcroft/Eric Marienthal(sax), The Winans/Howard Smith/Howard McCray/Alfie Silas/Debbie McClendon(bv), etc


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2017/02/10 19:14 AOR名盤(1984~1990年) TB(0) CM(0)
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