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Ned Dohenyの1988年のアルバム『Life After Romance』。
Ned Doheny / Life After Romance (1988年)
Ned Dohenyは70年代のウェスト・コーストを代表する男性シンガー・ソングライターの一人。Jackson BrowneやJ.D. Southerと同時期にアサイラム・レコードからデビューし、73年に爽やかなファースト・アルバム『Ned Doheny』を、76年にAOR屈指の名盤として知られるセカンド・アルバム『Hard Candy』をリリースした。

79年には日本のみの発売となるサード・アルバム『Prone』を出すが、80年代に制作したアルバムはここで紹介する『Life After Romance』のみ。名盤『Hard Candy』からは12年の歳月が経ち、Ned Dohenyも40歳になっている。

アルバム・タイトルの "Life After Romance" を "ロマンスが過ぎたあとの人生" と捉えると、イイ感じに枯れた中年世代的なニュアンスを帯びる。夕方の柔らかい日差しの中でサーフ・ボードに手を添えるNedには、昔を懐かしむ夕暮れ感が出ているし、本作のメロディとサウンドも、見事に美しく枯れている。

ところが、「Life After Romance」の歌詞はそういったニュアンスではない。愛する女性が去ったあとも、その人を恋焦がれる気持ちを歌った、とてもロマンティックな曲だ。

「Whatcha Gonna Do For Me?」は、Ned DohenyがAverage White BandのHamish Stuartと共作した名曲。Chaka Khanが81年の同名のアルバム『』で歌い、ヒットした。

「Love's A Heartache / 愛はハートエイク」はジャジーな味わいの渋いナンバー。Leslie Smithの82年のアルバム『Heartache』や、Robben Fordの83年のアルバム『Love's A Heartache / ホイールズ・オブ・ラブ』に取り上げられ、各々のアルバム・タイトルにもなった名曲だ。

Robben Fordは、本作の「Heartbreak In The Making / 君にハートブレイク」をNedと共作。胸がキュンとなるような甘酸っぱいメロディが印象に残る。また、Leslie Smithはバック・ヴォーカリストとして参加し、Timothy SchmitやMarilyn Scottと共にマイルドな歌声を添えている。

『Hard Candy』でのNedは、繊細で少年らしさの残る甘い歌声だった。本作の歌声にもその面影はあるが、柔らかな大人の色香を感じさせるものに成熟している。

●収録曲
1. Whatcha Gonna Do For Me? - 5:39
2. Love's A Heartache / 愛はハートエイク - 5:32
3. 'Til Kingdom Come / 永遠の愛 - 4:51
4. Follow Your Heart / 心のままに - 3:26
5. Back To The World - 4:22
6. Heartbreak In The Making / 君にハートブレイク - 3:27
7. Can't Help But Love Her / あの娘に夢中 - 3:49
8. Life After Romance - 4:42


◆プロデュース: Ned Doheny(vo, g), Michael B.

◆参加ミュージシャン: Jai Winding(k), John Robinson(ds), Marilyn Scott/Leslie Smith/Timothy Schmit(bv), etc


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2017/02/20 17:23 AOR名盤(1984~1990年) TB(0) CM(2)
コメント
この頃はもう洋楽からおサラバ状態でしたが。Ned Dohenyの名前はよく聞きますね。お薦め盤など教えて頂ければありがたいです。
(PS)デヴィッド・ボウイ回顧展の記事を公開いたしました~
2017/02/21 06:23 ローリングウエスト URL
Ned Dohenyのお薦め
Ned Dohenyのアルバムはどれもお薦めできますが、70年代洋楽を愛するRWさんには、特に73年のファースト・アルバム『Ned Doheny』と76年のセカンド・アルバム『Hard Candy』がお薦めです。

デヴィッド・ボウイ回顧展の熱い記事、拝見しました。自分も行ってみたくなりました。
2017/02/21 19:42 Warm Breeze URL













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