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James Taylorの1977年のアルバム『JT』。
James Taylor / JT
James Taylorはアメリカを代表するシンガー・ソングライター。1968年のデビューから現在に至るまで、ゆったりしたペースで良質なアルバムを作り続けている。本作は通算8作目となるスタジオ・アルバム。

James Taylorはこの年の1月に、奥様のCarly Simonとの間に2人目の子供となるBen Taylorを授かった。また、レコード会社をWarner Bros.からColumbiaに移籍しており、心機一転のスタートを切っている。

そうした気持ちの表れか、本作では、デビュー後の4作品を手掛けたPeter Asherを久し振りにプロデューサーに起用した。収録された12曲は、Danny Kortchmar作の「Honey Don't Leave L.A.」とOtis Blackwell/Jimmy Jones作の「Handy Man」を除いて、James Taylorの作品。このうち、「Terra Nova」は奥様との共作である。

1曲目の「Your Smiling Face / きみの笑顔」は、心機一転の気持ちを表したような爽やかで明るいナンバー。この曲の「きみ」は、生まれたばかりのBenではなく、3歳になる娘のSallyだと言われている。

「Honey Don't Leave L.A.」は、Danny KortchmarがDavid Foster等と在籍した伝説のグループ、Attitudesの75年のアルバム『Attitudes』からのカヴァー。James Taylorらしくはないが、軽快なウェストコースト・ロックである。

「Handy Man」は、Jimmy Jonesの1959年の大ヒット曲(Billboard Hot 100チャートの2位)。リラックスした、とても心地よいナンバーだ。"Comma, Comma Comma Comma" の部分で優しくハモる女性は奥様ではなく、Leah Kunkel。ちなみに、「Bartender's Blues」ではLinda Ronstadtとハモっている。美しい奥様がいるというのに、いかんなぁ…

このアルバムからは、「Handy Man」「Your Smiling Face」「Honey Don't Leave L.A.」の3曲がシングル・カットされた。「Handy Man」は、Billboard Hot 100チャートの4位となる久々の大ヒットを記録し、翌年のグラミー賞において「Best Pop Vocal Performance, Male」を受賞。「Your Smiling Face」はチャートの20位をマークし、「Honey Don't Leave L.A.」も61位に到達した。

本作はJames Taylorのアルバムの中では最も売れたアルバムとされている。78年のグラミー賞では「Album of the Year」にノミネートされたが、Fleetwood Macの名盤『Rumours / 噂』に惜しくも栄冠を奪われた。

●収録曲
1. Your Smiling Face / きみの笑顔 - 2:55
2. There We Are - 2:58
3. Honey Don't Leave L.A. - 3:03
4. Another Grey Morning / 悲しい朝 - 2:44
5. Bartender's Blues - 4:10
6. Secret O' Life / 人生の秘密 - 3:32
7. Handy Man - 3:15
8. I Was Only Telling A Lie / 嘘をついただけ - 3:24
9. Looking For Love On Broadway / 愛をさがしてブロードウェイ - 2:20
10. Terra Nova - 4:08
11. Traffic Jam - 1:56
12. If I Keep My Heart Out Of Sight / ハートを隠せば - 2:56


◆プロデュース: Peter Asher

◆参加ミュージシャン: Danny Kortchmar(g), Clarence McDonald(k), Lee Sklar(b), Russ Kunkel(ds, per), Dan Dugmore(steel g), Linda Ronstadt/Carly Simon/Leah Kunkel(bv), David Sanborn/Red Callender(horn), David Campbell(string ar)

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2017/03/07 15:21 AOR名盤(1977年) TB(0) CM(0)
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