音楽は心の糧、生活のサプリメント。洋楽を中心に極上の音楽との生活を綴ります。

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Valerie Carterの1978年作『Wild Child』。
Valerie Carter / Wild Child
本作は、アメリカのシンガー・ソングライターであるValerie Carterのセカンド・アルバム。

Valerie Carterは寡作なアーティストであり、スタジオ・アルバムを70年代に2枚、90年代に2枚しか残していない。それでも時代を超えて語り継がれるのは、70年代の2作品が素晴らしい内容だからであろう。

1977年のファースト・アルバム『Just a Stone's Throw Away / 愛はすぐそばに』は、Little FeatのLowell GeorgeやEW&FのMaurice White等がプロデュースを担当し、参加ミュージシャンもLittle FeatやEW&Fのメンバーが中心であった。

本作のプロデュースはJames Newton Howardが担当。参加メンバーは、TOTOのSteve Lukather(g), Steve Porcaro(k), David Hungate(b), Jeff Porcaro(ds)に加え、Jay Graydon(g)やRay Parker Jr.(g)など、実力のあるスタジオ・ミュージシャンで固められており、整った演奏とサウンドになっている。
収録曲に関しても、Valerie Carterが書いた5曲(1, 3, 4, 5, 6)以外は、David Lasley(7)、Tom Snow(8)、David Batteau(10)など、AOR系のソングライターの曲を取り上げ、AOR色の強いアルバムとなった。

もの憂げな歌声と、どこかミステリアスな佇まいがValerie Carterの持ち味。
曲、演奏、サウンドが洗練を極めていても、彼女の歌声はいつもアンニュイなヴェールに包まれており、その不思議なバランスが聴く人を魅了する。

「Lady In The Dark / 暗闇の中の女」などは、TOTOのファースト・アルバムに入っていても違和感のないロック・チューンだが、彼女が歌うと独特の翳りを持った曲になる。

特に、2曲目の「Da Doo Rendevous」と、ラストのタイトル曲「Wild Child」の引力は強力。
上手く言えないが、駆け落ちしたい衝動に駆られるような魔力を持った歌声だ。

ファースト・アルバムも、ソニーの「AOR CITY 1000」シリーズから今年7月にCDが再発されており、お薦めである。

●収録曲
1. Crazy - 4:29
2. Da Doo Rendevous / ランデヴー - 4:36
3. What's Become Of Us - 3:34
4. Taking The Long Way Home / 家路 - 3:31
5. Lady In The Dark / 暗闇の中の女 - 4:40
6. The Story Of Love / 恋物語 - 4:08
7. The Blue Side - 3:27
8. Change In Luck - 4:47
9. Trying To Get To You / あなたをつかまえたい - 4:08
10. Wild Child - 4:46


◆プロデュース: James Newton Howard(k, string ar)

◆参加ミュージシャン: Steve Lukather/Jay Graydon/Ray Parker Jr.(g), Victor Feldman(k, vib, per), Fred Tackett/Davey Johnston(ag), Steve Porcaro(k), David Hungate/Chuck Rainey/Verdine White(b), Jeff Porcaro(ds), Lenny Castro(per), Tom Saviano(sax), David Lasley/Vini Poncia(bv), Tom Tom 84(horn ar), etc.

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2016/10/21 19:27 AOR名盤(1978年) TB(0) CM(0)
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