音楽は心の糧、生活のサプリメント。洋楽を中心に極上の音楽との生活を綴ります。

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Craig Ruhnkeの1982年のアルバム『Just Like The Old Times』。
Craig Ruhnke / Just Like The Old Times (1982年)
Craig Ruhnkeはカナダのトロント生まれのシンガー・ソングライター。この『Just Like The Old Times』は、Craig Ruhnkeの通算3作目となるオリジナル・アルバムだ。

76年のセカンド・アルバム『Hot Spell』からは6年が経っており、この間に出されたシングル3曲を含む内容となっている。シングルは、「I Need You To Be There」(79年)、「Heartbreaker」(80年)、「Heartache」(80年)の3曲。

穏やかなメロディとリズムの曲がほとんどで、アレンジもシンプル。温もりのある優しい歌声に心安らぐ。"まるであの頃のよう" というタイトルのように、居心地の良い懐かしさのあるアルバムだけれど、古臭さは感じない。ちなみに、"Just Like The Old Times" という曲はなく、アルバムのコンセプトを表すフレーズだ。

当時の日本盤のジャケットは、鈴木英人氏のイラストを思わせるドリーミーなタッチのアートワークが使われており、アルバムを包むピュアな雰囲気にピッタリ。ちなみに、カナダ・オリジナルのジャケットではCraigが優しくほほ笑んでおり、これはこれで癒されるんだな。
Craig Ruhnke / Just Like The Old Times (オリジナル・フロント・カヴァー)

2011年に韓国・日本共同で初CD化された際には、"90年前後にトロントの自宅スタジオでレコーディングされた" とされる4曲がボーナス・トラックになった。サウンドの質感は新しくなっているけれど、曲の雰囲気は "Just Like The Old Times" ないい感じ。そのCDのパッケージは、オリジナルのジャケットを日本盤LPのアートワークで包む(巻く)という素敵なもので、心づくしのリイシューに頭が下がります。

●収録曲
1. Baby Blue - 3:08
2. Reach Out - 3:06
3. You're All That I Need - 4:01
4. My Heart Belongs To You - 2:32
5. Heartache - 2:27
6. Just Like Falling In Love Again - 3:04
7. Heartbreaker - 3:07
8. I Can't Live Without Your Love - 3:02
9. I Need You To Be There - 3:09
10. You Are My Inspiration - 2:58


◆プロデュース: クレジットなし

◆参加ミュージシャン: Craig Ruhnke(vo, g, k, ar), Dave Tyson(k), Bob Mann(g), Tom Szczesniak(b), Barry Keane(ds), Mate Zembell(per), John Johnson(sax), etc


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2018/11/18 15:18 AOR名盤(1982年) TB(0) CM(0)
Mark Winklerの1982年のアルバム『Jazz Life』。
Mark Winkler / Jazz Life (1982年)
Mark Winklerは、ハリウッド生まれのシンガー・ソングライター。両親がシンガーという家だったので、自分も当たり前のように音楽の道に進んだ。この『Jazz Life』という素敵なタイトルのアルバムは、Mark Winklerのデビュー作。タイトルが表すように、"ジャズの人生" をテーマにしたコンセプト・アルバムになっている。

"Jazz Life" というタイトル曲は勿論のこと、ほとんどの曲のタイトルに "Minor Key", "Be-Bop", "Hip", "Scat" などのジャズにまつわるワードがある。4曲目のタイトルの "cool cat" はジャズ通とか、熱烈なジャズ・ファンを意味する俗語。7曲目の "strut" は気どって歩くという意味。例えば、ジャズ・ピアニストのSonny Clarkには、『』という名作があったりする。

エレガントでクールな「Jazz Life」や「Hip To Your Tricks」、Ben Sidranのように粋に歌う「Be-Bop」、美しいピアノの伴奏でしっとり歌う「Keely」、甘くロマンティックな「In A Minor Key」や「Scattin' In The Moonlight」など、曲の表情は多彩。どの曲もメロディが艶やかで洒落ている。

「In A Minor Key」はMarkのお気に入りのようで、89年の3作目『』にも再録された。「Scattin' In The Moonlight」も4作目の『』で再演。「Struttin'」は、Dr. Strutというフュージョン・グループの80年のアルバム『Struttin'』のタイトル曲で、これにMarkが詩をつけたもの。ちなみに、この曲のオリジナルも、すごくいい雰囲気。

Mark Winklerは今も活動中で、最新アルバムは2017年の『』。Markのホーム・ページ もあって、覗いてみると何だかとても "Jazz Life" な雰囲気。充実した活動ぶりが伝わってくる。

●収録曲
1. Jazz Life
2. In Minor Key
3. Be-Bop
4. Coolcats
5. Keely
6. Hip To Your Tricks
7. Struttin'
8. Scattin' In The Moonlight
9. Play To Win


◆プロデュース: Jim Andron(k, b, ds, bv)

◆参加ミュージシャン: Bob Walden(g), Tom Ranier(k, sax), Kevin Bassinson(k), Jeff Steele(b), George Green(ds), Marie Cain/Michael Cruz/Beth Lawrence(bv), etc


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2018/11/01 11:15 AOR名盤(1982年) TB(0) CM(2)
Steve Marrsの1982年のアルバム『Somebody Somewhere』。
Steve Marrs / Somebody Somewhere (1982年)
Steve Marrsは、Kenny Logginsの80年代、90年代のほどんどのアルバム制作に、キーボード奏者やソングライターとして参加したミュージシャン。本名は "Steve Wood" で、Kenny Logginsのアルバムでは本名でクレジットされている。

この『Somebody Somewhere』は、Steve Marrsの唯一のアルバム。Hall & Oatesの70年代後半のアルバムをプロデュースしたChristopher Bondがメイン・プロデューサーとなり、「Why Did I Wait So Long」の1曲のみ、Kenny Logginsがプロデュースを担当した。

収録曲のうち、Mike FinniganとMax Gronenthalの共作した「Say It Again」はカヴァー曲だが、他はSteve Marrsの自作曲。「Say It Again」の原曲は、Max Gronenthalの80年のアルバム『Max』に収録されている。

どの曲も、等身大の自然体な印象で、リラックスしている。メロディは穏やかで、80年代の洋楽に特有の華美なアレンジも見られない。曲によっては、70年代のウェスト・コースト・サウンドを再現したような、心地いい懐かしさがある。

ジャケットでは、ショー・ウィンドウの明かりを背に、Steveが夜の街角に佇む。このロマンティックな雰囲気にぴったりなのが、タイトル曲の「Somebody Somewhere」。浮遊感のある優しいメロディを、Pagesを思わせる澄んだハーモニーで包んでおり、とてもメロウ。

バック・ヴォーカルに参加しているKenny Logginsの溌剌とした声がやたらよく聴こえて、何だか微笑ましい。バック・ヴォーカルには、Steveの奥様のBeth Fitchetも参加。そうした幸せなムードと、心地いい懐かしさに包まれたアルバム。

●収録曲
1. Don't Come Back A Stranger / 愛の幻影 - 4:03
2. Say It Again - 3:11
3. How Was I To Know / とどかぬ想い - 3:12
4. Talkin' About My Baby - 4:01
5. Somebody Somewhere - 3:25
6. Why Did I Wait So Long / ウェイト・ソー・ロング - 4:07
7. Just A Dreamer / ドリーマー - 4:57
8. I Can't Take It No More / テイク・イット・ノー・モア - 3:19
9. One More Loser - 3:32


◆プロデュース: Christopher Bond(g, sy, bv), Kenny Loggins(bv, ar)

◆参加ミュージシャン: Steve Marrs(vo, k), John Hug/Steve Lukather(g), Tom Hensley/Jai Winding(k), Scott Edwards/Neil Stubenhaus(b), Ed Greene/Tris Imboden(ds), John Phillips(sax), Bill Champlin/Richard Page/Beth Fitchet(bv), etc


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2018/10/21 19:45 AOR名盤(1982年) TB(0) CM(0)
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