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Michael Gonzalesの1983年のアルバム『Mountaintop』。
Michael Gonzales / Mountaintop
Michael Gonzalesは、Contemporary Christian Music (CCM)のシンガー・ソングライター。1980年と83年にCCMのアルバムを1枚ずつ発表しており、この『Mountaintop』は2作目にあたる。

LAの売れっ子の作曲家/プロデューサー/アレンジャーであるDavid Diggsがプロデュースを担当しており、上品で清潔感のあるサウンドになっている。綺麗に磨かれて整えられたサウンドの印象は、Roby Dukeのアルバムに近い。

「Thank You Jesus」「Father」「I Praise You」「Let Your Light Shine」「Heaven's Home」など、ストレートなCCMタイトルの曲が多いが、楽曲自体はメロウで爽やかなAOR。また、Wayne Brasel(g), John Patitucci(b), John Ferraro(ds)等、フュージョン系の達人ミュージシャンによる演奏には安定感があり、とても洗練している。

曲作りにおいては、Michaelが6曲を書き、残り(1, 2, 4, 8)をBill ChamplinやKeith Thomas等が提供。その中でも、Keith Thomas - Howard McCrary作の「Let It Go」、Michael作の「Come Home」、Keith Thomas - Gary Chapman作の「I Wanna Be Loved By You」の3曲がおすすめで、とても気持ちいい。

バック・ヴォーカリストが充実しており、Bill & TamaraのChamplin夫妻のほかに、Richard Pageの実弟であるDavid Page、そしてRoby Dukeも参加している。Michael Gonzalezの歌声はハートフルでジェントル。Bill Champlinをもっと爽やかにしたような感じかな。

ジャケットにざっくりと描かれた山のイラストと、なぜか縦書きの "Mountaintop" の文字は、浮世絵の掛け軸みたいで面白い。

このアルバムは、中田利樹氏のCool Soundからファースト・アルバム『Fire In My Soul』との2 in 1で世界初CD化されているが今や入手困難。1作目もCCM色が強いが、Bill Champlinの78年のソロ・デビュー作『独身貴族』から「Love Is Forever」をカヴァーするなど、AORとして楽しめる。

●収録曲
1. Thank You Jesus
2. Let It Go
3. Father
4. I Praise You
5. Come Home
6. Mountaintop
7. Waiting For Love
8. I Wanna Be Loved By You
9. Let Your Light Shine
10. Heaven's Home


◆プロデュース: David Diggs(ar, k, per), Michael Gonzales(vo, ar, k, per)

◆参加ミュージシャン: Wayne Brasel(g), Rob Watson(k), John Patitucci(b), John Ferraro(ds), Terry Winch/Pete Claproth(per), Bill & Tamara Champlin/David Page/Roby Duke(bv)


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2019/01/31 11:13 AOR名盤(1983年) TB(0) CM(0)
Whitren + Cartwrightの1982年のアルバム『Rhythm Hymn / リズムのト・キ・メ・キ』。
Whitren + Cartwright / Rhythm Hymn (1983年)
Whitren + Cartwrightは、女性シンガーのJaki WhitrenとソングライターでありマルチプレイヤーであるJohn Cartwrightによるイギリスのユニット。この『Rhythm Hymn』は、彼らのファースト・アルバムである。

イギリスのグループでありながら、プロデューサーにBilly Joelなどのプロデュースで知られるPhil Ramoneを、バック・ミュージシャンにはMarcus Miller/Will Lee(b), Steve Gadd/Buddy Williams(ds)といったアメリカで活躍するジャズの名手を迎えて制作されている。

リラックスしたレゲエ・ナンバーの「Angel」から始まるところが何だか新鮮。曲やサウンドはSteely DanやManhattan Transferのアルバムのように都会的で洗練されており、とてもお洒落。同じ男女のユニットの、Eye To Eyeあたりのクールな雰囲気も感じられる。

1曲(7)を除く全曲をJohn Cartwrightが書いており、レゲエ、ジャズ、ファンク、メロウなど、曲の表情はカラフル。どの曲にも上品でポップなメロディがあって、聴きやすい。JohnはJess Roden Bandの元メンバーで、ベースとソングライターを担当していた。そのJess Rodenの80年の名作『Stonechaser』にも、JohnとJakiの二人は参加している。

Jaki Whitrenは落ち着いた温かい声の持ち主。器用なシンガーで、「Je Veux Pas Dancer」では英語とフランス語を交えて歌っている。多様な人々が集う都会の息づかいを爽やかに歌う「New York」も素敵。Jakiの凛とした歌いっぷりが気持ちよく、Billy Joelの「New York State Of Mind」に匹敵する名品になっている。

JohnとJakiの二人は2016年の11月に日をおいて他界。きっと今も、バック・カヴァーの二人のように見詰め合っているのでしょう。この素晴らしいアルバムを残してくれたことに感謝。
Jaki Whitren and John Cartwright

●収録曲
1. Angel - 3:55
2. That Will Be That - 4:03
3. You Are The Sweetest Thing - 3:37
4. First Class - 4:19
5. On Thru The Nite - 5:03
6. Put Away Your Gun - 3:35
7. Dancin' - 3:45
8. Je Veux Pas Dancer - 5:22
9. New York - 4:20
10. Goodbye Joe - 3:05


◆プロデュース: Jim Bayer, Phil Ramone, John Cartwright

◆参加ミュージシャン: Jaki Whitren(vo, per), John Cartwright(vo, g, k, b, per, ar)
with Teddy Irwin/Lee Goodall/David Brown(g), Dr. John/Rob Mounsey(k), Roland Vasquez(k, per), Marcus Miller/Will Lee(b), Steve Gadd/Buddy Williams(ds), Lenny Pickett(sax, lyricon), David Matthews(strings ar), etc


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2018/12/13 13:10 AOR名盤(1983年) TB(0) CM(0)
Mac McAnallyの1983年のアルバム『Nothin' But The Truth / ミニマム・ラヴ』。
Mac McAnally / Nothin' But The Truth (1983年)
Mac McAnallyは、アラバマ州出身のシンガー・ソングライター。同州のマッスルショールズで音楽活動をスタートし、最初の4枚のアルバムをマッスルショールズのWishboneスタジオでレコーディングしている。この『Nothin' But The Truth / ミニマム・ラヴ』は4作目。

プロデュースを担当したのは、それまでの作品と同じくTerry WoodfordとClayton Ivey。サウンドにはたくましさと大らかさがあり、流行りを意識したモダンな味付けもされていて、聴きやすい。

参加ミュージシャンには、Robert ByrneとBrandon Barnesの名前も。この二人もマッスルショールズを拠点に活動しており、Robert Byrneの79年のアルバム『ワン・ナイト・ロマンス』や、Byrne & Barnes名義の81年のアルバム『スウィート・リヴェンジ』は、AOR好きの間で人気を集めている。

Mac McAnallyの歌声はRobert Byrneと似ているが、静かなアコースティックなナンバーではJames Taylorのようでもある。曲は全てオリジナルで、メロディの熟した渋い曲が多い。アルバムの邦題になった「Minimum Love」は、Billboard Hot 100チャートの41位、Adult Contemporaryチャートの7位を記録した。

ラストの「Dark Ages」は磨かれた秀逸なナンバー。穏やかなメロディはとても繊細で、ジャジーな演奏も洗練されている。暗い雲の下で無邪気に遊ぶ子供を描いたジャケットみたいに、少し影のあるメロディが印象的。

Mac McAnallyはカントリー・ミュージック界で今も活動しており、最新アルバムは2015年の『』。2007年には、ナッシュヴィルのソングライターの殿堂 "Nashville Songwriters Hall of Fame" に迎えられている。

●収録曲
1. How Cool - 3:42
2. Middle Man - 3:43
3. On The Line - 4:03
4. Minimum Love - 3:14
5. Lookin' For The Good Life - 3:44
6. Like Your Mother - 3:31
7. The City - 3:17
8. Nothin' But The Truth - 3:44
9. Other People Say - 3:19
10. Dark Ages - 4:11


◆プロデュース: Terry Woodford(bv), Clayton Ivey(k)

◆参加ミュージシャン: Mac McAnally(vo, g, k, ar), Duncan Cameron/Hugh McCracken/Kenny Mims(g), Steve Nathan/Brandon Barnes(sy), David Hungate/David Hood(b), James Stroud/Roger Hawkins(ds), Randall Bramlett(sax), Robert Byrne/Lenny LeBlanc(bv), etc


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2018/11/20 18:00 AOR名盤(1983年) TB(0) CM(0)
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