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Van Stephenson / China Girl (瞳の奥に…) (1981年) - アルバム・レビュー

2018年02月15日
AOR名盤(1981年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Van Stephenson(ヴァン・スティーヴンソン)の1981年のアルバム『China Girl / 瞳の奥に…』の紹介です。
Van Stephenson / China Girl (瞳の奥に…) (1981年)
Van Stephensonはナッシュヴィル育ちのシンガー・ソングライター。70年代の中盤にカントリー系のソングライターとして仕事をスタートし、カントリー・チャートのTop 10に入るヒット曲も書いている。80年代にソロ・アルバムを3枚残しており、この『China Girl』はデビュー・アルバムにあたる。

本作はおおらかでリラックスしたアルバム。ナッシュヴィルのShane Keister(sy)やLarry Paxton(b)、マッスル・ショールズのWayne Perkins(g)やKenny Mims(g)等がサポートし、演奏には心地よい重量感とゆとりがある。なお、Joe English(ds)はPaul McCartney & Wingsに75年から77年まで在籍したニューヨーク出身のドラマーだ。

リラックスしたナンバーの中にあって、「Seeing Is Believing」「China Girl」「New York, Hold Her Tight」などの哀愁味あるバラードが印象に残る。特に、タイトル曲の「China Girl」にはきらきらとした甘酸っぱさがあって、何ともほろ苦い。この曲は、John Cougarも82年の大ヒット・アルバム『』で歌った。

Van Stephensonのハスキーな歌声はDon Henleyにも似ている。Don Henleyをスウィートにした感じ。ジャケットの中国風の似顔絵もキュートだ(谷原章介に似ている?)。爽やかなサウンドとアンマッチだからか、日本盤のジャケットは青空とヨット・ハーバーの風景写真に差し替えられた。
Van Stephenson / China Girl (日本盤フロント・カヴァー)
本作以降、Van Stephensonは84年にセカンド・アルバム『』を、86年にサード・アルバム『』をリリース。いずれもソリッドなメロディアス・ロックのアルバムで人気がある。その後はカントリー・ミュージックに戻り、90年代にはBlackHawkというカントリー・ロック・トリオを結成して活動した。残念ながら2001年に47歳の若さで他界。BlackHawkは今も息の長い活動をしている。

●収録曲
1. You've Got A Good Love Coming - 2:55
2. Looks Like A Loser - 3:20
3. Seeing Is Believing - 3:26
4. China Girl / 瞳の奥に… - 4:18
5. Weekend Warrior - 3:52
6. I Would If I Could - 3:02
7. Tonight The Love's On Me - 3:44
8. Hotter In The Night - 3:28
9. New York, Hold Her Tight - 3:52
10. Lion In The Night - 3:07


◆プロデュース: Bob Montgomery, Jeff Silbar

◆参加ミュージシャン: Wayne Perkins/Kenny Mims(g), Mike Hanna(k), Shane Keister(sy), Larry Paxton(b), Joe English(ds)


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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