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Paul Anka / Listen To Your Heart (愛の旋律(しらべ)) (1978年) - アルバム・レビュー

2017年08月25日
AOR名盤(1978年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Paul Ankaの1978年のアルバム『Listen To Your Heart / 愛の旋律(しらべ)』の紹介です。
Paul Anka / Listen To Your Heart (愛の旋律(しらべ)) (1978年)
Paul Ankaはカナダ出身のシンガー・ソングライター。「Diana」(57年, 米2位)、「Lonely Boy」(59年, 米1位)、「Put Your Head On My Shoulder」(59年, 米2位)、「Puppy Love」(60年, 米2位)などの大ヒット曲の作者であり、Frank Sinatraの代表曲である「My Way」の英詩を担当したことでも知られる。

60年代初めまでに隆盛を極めた大スターというイメージがあるが、その後も精力的に曲やアルバムを制作し、これまでに30枚近くのオリジナル・アルバムをリリース。また時流を捉える感度が高く、同郷のDavid Fosterのフレッシュな才能にも早くから注目し、アルバム制作に起用していた。

Paul AnkaがDavid Fosterを大きく起用するのは79年の次作『Headlines』からで、本作はその助走となる作品。D.Fosterは「I'm By Mysellf Again」と「Don't Ever Say Goodbye」をPaul Ankaと共作している。

その2曲を含めて、Paul Ankaが曲作りに携わったのは4曲(3, 6, 8, 9)のみ。残りは他作であり、このうちRobert Tepper等の書いた「This Is Love」はシングル・カットされ、Billboard Hot 100チャートの35位、ACチャートでは3位をマークした。なお、ラストの「Starmaker」はBruce RobertsとCarole Bayer Sagerの共作で、B.Robertsの77年のデビュー・アルバム『Bruce Roberts』からのセレクトである。

フレッシュでエレガントなポップ・ロック・サウンドに仕立てた次作のような華やかさはないが、生楽器主体の演奏と豊かなメロディを堪能できるアルバム。Paul Ankaの歌声も実に穏やかだ。この8月に、ソニーの「AOR CITY 1000」シリーズからめでたく世界初CD化されており、お薦め。

●収録曲
1. Starting All Over Again / 愛の日をふたたび - 3:22
2. This Is Love / これが愛 - 3:44
3. I'm By Mysellf Again / 孤独のあじわい - 3:23
4. You Spoiled Me / 恋は虚しく - 3:14
5. Listen To Your Heart / 愛の旋律 - 3:35
6. Don't Ever Say Goodbye - 3:58
7. Let's Start It Over / 幸せの日を求めて - 3:14
8. Love Me Lady - 3:01
9. Brought Up In New York (Brought Down In L.A.) / 悲しみのフリーウェイ - 3:33
10. Starmaker - 4:41


◆プロデュース: David Wolfert(g), Charles Koppelman, Gary Klein

◆参加ミュージシャン: Jay Graydon(g), Larry Muhoberac/Neil Larsen/Tom Hensley(k), Ian Underwood(sy), Dennis Belfield(b), Ed Greene(ds), Lenny Castro/Tom Roady(per), Lenny Pickett(lyricon), Tom Saviano/David Luell/Mike Carnahan(sax), Richard Cooper/Steve Madaio(tp), Dick Hyde(tb), Nick DeCaro(string ar), Carolyn Willis/Jim Haas(bv), etc


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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