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The Doobie Brothersの1978年のアルバム『Minute By Minute』。
The Doobie Brothers / Minute By Minute (1978年)
The Doobie BrothersはEaglesと並んでアメリカのウェストコースト・ロックを代表するバンド。1969年にカリフォルニアのサンノゼで結成した彼らは爽快なウェストコースト・ロックを持ち味としていたが、中核のTom Johnston(g)がバンドを離れ、代わりにSteely DanからJeff Baxter(g)とMichael McDonald(k, vo)が相次いで加入すると、洗練されたブルー・アイド・ソウルを聴かせるバンドへと成熟していった。

本作は彼らの8枚目のスタジオ・アルバム。ジャケットの中央に写るMichael McDonaldの優れた音楽性が遺憾なく発揮されたアルバムとして知られている。

アルバムはBillboard 200チャートにおいて初(かつ唯一)の1位を獲得。シングルでは、「What A Fool Believes」がBillboard Hot 100チャートの1位、「Minute by Minute」が14位を獲得した他、「Dependin' on You」も25位をマーク。80年のグラミー賞では、「What a Fool Believes」が3部門(Record of the Year, Song of the Year, Best Arrangement Accompanying Vocals)を、「Minute by Minute」が "Best Pop Vocal Performance by a Duo, Group or Chorus" を受賞した。

曲作りの中心はMichael McDonaldとPatrick Simmonsで、McDonaldが5曲(1-3, 6, 10)、Simmonsが4曲(5, 7-9)を分担し、各々でリード・ヴォーカルを担当。「Dependin' On You」は二人の共作で、Simmonsがリード・ヴォーカルを取っている。

Michael McDonaldの曲はどれも洗練されており、特にキーボードで軽快にリズムを刻みながら、ほろ苦いメロディを爽やかに歌う「What A Fool Believes」はキャリアを代表する1曲。多くのフォロワーを生んだ。

この曲はKenny Logginsとの共作で、Kenny Logginsも本作に先駆けて名作『Nightwatch』に収録。ドゥービーズとは異なるアレンジになっており、聴き比べると面白い。他の曲も多くは共作で、「Minute by Minute」と「Open Your Eyes」はCrackin'のLester Abramsと、「How Do The Fools Survive?」はCarole Bayer Sagerとの共作である。

Patrick Simmonsの曲は、初期ドゥービーズのような爽快なロック・ナンバーの「轍を見つめて」や、カントリー風インスト曲の「Steamer Lane Breakdown」、素朴で繊細なバラードの「Sweet Feelin'」、クール&メロウな「You Never Change」と、バンドの多様性を見事に表現。McDonaldと共作した「Dependin' On You」は、二人の音楽性がうまく調和したナンバーだ。

初期のグループを牽引したTom Johnstonは健康を理由にバンドを離脱していたが、このアルバムでは「轍を見つめて」にゲスト・ヴォーカルで貢献。80年代後半からは、再びバンドの牽引役として復活した。新旧の役者がそれぞれの良さを発揮した名作である。

●収録曲
1. Here To Love You - 3:58
2. What A Fool Believes / ある愚か者の場合 - 3:41
3. Minute By Minute - 3:26
4. Dependin' On You - 3:44
5. Don't Stop To Watch The Wheels / 轍を見つめて - 3:26
6. Open Your Eyes - 3:18
7. Sweet Feelin' - 2:41
8. Steamer Lane Breakdown - 3:24
9. You Never Change - 3:26
10. How Do The Fools Survive? - 5:12


◆プロデュース: Ted Templeman

参加ミュージシャン: Patrick Simmons(g, vo), Michael McDonald(k, vo), Jeff Baxter(g), Tiran Porter(b, vo), John Hartman(ds), Keith Knudsen(ds, vo)
with Bobby LaKind(per, vo), Bill Payne(k), Tom Johnston/Nicolette Larson(bv), etc


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2017/12/11 18:27 AOR名盤(1978年) TB(0) CM(2)
コメント
前後期ともそれぞれに素晴らしい魅力に溢れていますが、小生はどちらかと言えば歯切れがよくファンキーな時代が好きですかねエ・・。「ロング・トレイン・ランニン」や「チャイナグローブ」の乗りの良さが好きです!イントロのギターカッティングは一度耳にしたら忘れられない程、印象的ですネ~。マイケル・マクドナルドの加入でバンドの音楽性は都会的なAOR路線に完全転換して別グループかと驚いたものです。でもグラミー賞4部門受賞で2度目の全盛期を迎えていくのですから大したものです。
(PS)ジョンレノンの命日にあたり「イマジン」を公開いたしております。
2017/12/11 21:53 ローリングウエスト URL [ 編集 ]
Re: タイトルなし
RWさん、こんにちは

私も初期のドゥービーズ、好きです。「ロング・トレイン・ランニン」や「チャイナ・グローブ」。ダイナミックで爽快ですよね。「イマジン」の記事、拝見しました。ジョンが存命ならば喜寿ですかぁ~。もし生きていたら、どんな暮らしぶりだろう、と考えてしまいますねぇ。
2017/12/12 10:46 Warm Breeze URL















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