音楽は心の糧、生活のサプリメント。洋楽を中心に極上の音楽との生活を綴ります。

スポンサーリンク

Bridge 2 Farの1989年のアルバム『Bridge 2 Far』。
Bridge 2 Far / Bridge 2 Far (1989年)
Bridge 2 Farは、売れっ子セッション・ドラマーのJohn Robinsonとイギリス出身のシンガー・ソングライターであるMark Williamsonによるユニット。本作は、彼らの唯一のアルバムである。

John Robinsonは、Quincy Jonesの作品には欠かせないセッション・ドラマー。Michael Jacksonの『Off The Wall』(79年)、The Brothers Johnsonの『Light Up The Night』(80年)、George Bensonの『Give Me The Night』(80年)、Quincy Jonesの『The Dude』(81年)などなど、数々の名盤でプレイしている。

一方のMark Williamsonも、CCMシーンで70年代から活動するベテランで、本作の時点でソロ・アルバムを4作、自身のリーダー・バンド「Mark Williamson Band」のアルバムを2作リリースしている。ソウルフルでハスキーな歌声はMichael Boltonを思わせるところがあり、歌声だけでなく風貌も似ている。なお、「Mark Williamson Band」には、AOR/CCM系で人気のあるシンガー・ソングライターのChris Eatonも在籍した。

本作は、メロディアスな楽曲とダイナミックでハードな演奏の両方を楽しめるアルバム。所々に80年代らしい機械的な味付けをセンス良く取り入れて、80'sが品良く香るサウンドになっている。

収録曲は「I Must Be Blind」を除いて彼らのオリジナル。Chris Eatonが3曲(1, 3, 4)を共作しており、全体としてはChrisの86年のアルバム『Vision』のようなハード・ロマンティックな雰囲気がある。

Chrisとの共作曲の中では1曲目の「Heaven On Earth」が素晴らしく、フックのあるサビのメロディと、そこで効果的に使われるSaxの音がとても印象的。

続くミディアム・スローのバラード「I Must Be Blind」は、元Far CryのPhil Galdstonの作。ここではSteve Lukather(g)が情熱的なソロを披露している。「Caught Inside Your Heart」と「Hold You Tonight」の2曲もバラード。どちらもMark Williamsonがしっとりと歌い上げるロマンティックな曲だ。

Bridge 2 Farのアルバムは本作のみだが、彼らは後にロック・ギタリストの名手Michael Thompsonを迎えてTRW(Thompson, Robinson, Williamson)を結成し、2007年にアルバム『』をリリースする。Michael Thompsonが気持ち良くギターを弾く、渋いハード・ロック・アルバムだ。

なお、Mark Williamsonのソロ・アルバムでは、79年の『So Far So Good』が金澤寿和氏の著書『AOR Light Mellow』に紹介されているが、残念ながら入手困難。いつかCD化されたら聴いてみたい。

●収録曲
1. Heaven On Earth - 4:22
2. I Must Be Blind - 4:14
3. Say You Will - 3:55
4. Anyone Out There - 4:52
5. Caught Inside Your Heart - 4:52
6. We Got A Way - 4:18
7. Hold You Tonight - 5:03
8. Straight To The Heart - 4:22
9. This Is Killing Me - 4:52


◆プロデュース: Alan Shacklock, John Robinson(ds, k, b, per), Mark Williamson(vo, g, b, k)

◆参加ミュージシャン: Martin Walsh/Steve Lukather/Michael Landau/Al McKay/Clem Clemson(g), Neil Stubenhaus/Freddie Washington(b), Aaron Zigman/David Paich/Larry Williams/John Van Tongren/Richard Souther(k), Jerry Hey(horns), Kirk Whalum(sax), Lance Ellington/Chris Eaton(bv), etc


関連記事

最後までお読みいただきありがとうございます。
ブログ・ランキングの応援をよろしくお願いします。

▶スポンサーリンク



2017/04/26 16:53 AOR名盤(1984~1990年) TB(0) CM(0)
コメント













 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
https://coolsnd.blog.fc2.com/tb.php/196-06dece60
カテゴリ

+ボタンをクリックするとツリーが開きます。

スポンサーリンク
プロフィール

Warm Breeze

大好きな洋楽を生活のサプリメントにしています。
70's、80'sの洋楽を中心に、豊かで極上の音楽を紹介します。


※写真はBobby Caldwellの1978年のアルバム『Bobby Caldwell

最新記事一覧
AOR名盤(1980年) - Larsen-Feiten Band / Larsen-Feiten Band 2017/10/22
AOR名盤(1982年) - Michael McDonald / If That's What It Takes (思慕(ワン・ウェイ・ハート)) 2017/10/20
AOR名盤(1984年) - Michael Ruff / Once In A Lifetime (シティ・ウォーキン) 2017/10/18
AOR名盤(1983年) - Brenda Russell / Two Eyes (出逢いのときめき) 2017/10/16
AOR名盤(1977年) - Michael Franks / Sleeping Gypsy 2017/10/14
リンク
AORの名盤 330選AORの名盤 330選
AORの名盤 約330タイトルを厳選して年代順に紹介します。
Rock(ロック)の名盤 435選Rock(ロック)の名盤 435選
ロックの名盤 435タイトルを厳選して年代順に紹介します。
ロック、ジャズのお薦めCD BOXセットロック、ジャズのCD BOXセット
ロックやジャズのお薦めのCD BOXセットをジャンル別に紹介します。
ベストヒットUSA 80's オープニング・ジャケット・コレクションベストヒットUSA 80's オープニング・ジャケット・コレクション
番組の冒頭映像で流れるアルバム・ジャケットを紹介します。
Progressive Rock名盤Progressive Rock名盤
プログレッシヴ・ロックの名盤を紹介します。
Hard Rock名盤Hard Rock名盤
ハード・ロックの名盤を紹介します。
Warm Breeze (Twitter)Warm Breeze (Twitter)
管理人が気ままにツイートしています。
アクセスランキング
お気に入りブログ
ローリングウエストさん
『逍遥日記』
rolingwest.exblog.jp
240さん
『音楽の杜』
y240.exblog.jp
アクセスカウンター