洋楽中心生活
Warm Breeze

音楽は心の糧、生活のサプリメント。洋楽を中心に極上の音楽との生活を綴ります。

Carole Bayer Sager / Sometimes Late At Night (1981年) - アルバム・レビュー

2018年02月13日
AOR名盤(1981年) 2
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Carole Bayer Sagerの1981年のアルバム『Sometimes Late At Night / 真夜中にくちづけ』の紹介です。
Carole Bayer Sager / Sometimes Late At Night (真夜中にくちづけ) (1981年)
Carole Bayer Sagerはニューヨーク生まれの作詞家。自身のアルバムは3枚を残しており、本作がサード・アルバムにあたる。

本作のプロデュースを担当したのはBurt Bacharachで、収録曲もほとんどをBurt BacharachとCarole Bayer Sagerが共作した。正確には、Sager-Bacharachで7曲(2, 4, 8-10, 12, 13)、Sager-Bacharach-Peter Allenで2曲(1, 3)、Sager-Bacharach-Bruce Robertsで1曲(11)、Sager-Neil Diamondで2曲(5, 6)、Sager-Peter Allenで1曲(7)となっている。

アルバムは、「Prologue」に始まり「Reprise」で終わるトータル・アルバム風の構成。その間をスロー~ミディアム系の甘いナンバーでシームレスにつないでおり、Bacharachのピアノに伴奏されながらSagerが独特のウィスパー・ヴォイスで歌う。そのロマンティックで幸せなムードには特別なニュアンスがあり、実際にSagerとBacharachの二人は翌年に結婚した。

Lee RitenourやJeff Porcaro、Pagesの二人、そしてMichael Jacksonに至るまで、名だたるミュージシャンが参加しており、皆がこのアルバムの特別な空気を大切に守るように優しくサポート。特に、Pagesのバック・コーラスは賛美歌を歌う聖歌隊のように美しく、中でも「Wild Again」におけるRichard Pageの清らかな歌声は感動的。

シングル・カットされた「Stronger Than Before」は、Chaka Khanの84年のアルバム『』や、Dionne Warwickの85年のアルバム『Friends』でカヴァーされた。

こんな幸せそうなアルバムを残した二人だが、10年後の1991年に離婚しており、何があるか分からない。ちなみに、SagerにとってBacharachは2度目の、BacharachにとってSagerは3度目の結婚相手。今は二人とも新しいパートナーと結婚生活を送っている。

●収録曲
1. Prologue - 0:30
2. I Wont Break / 愛のアレンジメント - 3:59
3. Just Friends - 3:16
4. Tell Her - 3:11
5. Somebody's Been Lying / 愛にゆれる - 3:38
6. On The Way To The Sky / 恋を求めて - 3:11
7. You And Me / あなたと私 - 4:38
8. Sometimes Late At Night / 真夜中にくちづけ - 4:06
9. Wild Again - 2:38
10. Easy To Love Again / 甘い誘惑 - 4:16
11. Stronger Than Before / 愛は果てしなく - 3:57
12. You Don't Know Me / 夜にひとり - 3:39
13. Reprise - 1:52


◆プロデュース: Burt Bucharach(k, ar), Brooks Arthur, Michael Jackson(bv)

◆参加ミュージシャン: Lee Ritenour/Paul Jackson Jr./Jay Graydon/Steve Lukather/Fred Tackett/Neil Diamond(g), David Foster(k, ar), Lee Sklar(b), Jeff Porcaro/Jim Keltner(ds), Paulinho Da Costa(per), Jerry Hey(ar), Melissa Manchester/Bruce Roberts/Richard Page/Steve George/Franne Golde(bv), Marvin Hamlisch(ar), etc


関連記事
この記事が参考になりましたらクリックをお願いします。

気に入ったらシェア!

Warm Breeze
この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

コメント2件

コメントはまだありません

240

これぞ名盤!

こんばんは。
これぞ名盤!ですね。
キャロルの歌声って好き嫌いが分かれそうですが、私は大好きです。
アップされたマイケルのJust Friends、キャロルの歌声に気のせいか似てますね。バックアレンジもキャロルのバージョンとそっくり。
いずれにしても本作、バート・バカラックとの熱々ぶりが伝わってくるアルバム…でした。

2018年02月13日 (火) 20:40
Warm Breeze

Warm Breeze

Re: これぞ名盤!

240さん、こんばんは

「Just Friends」の二人の歌声、そっくりですよね。優しくて美しい歌声です。互いを思いやる気持ちが感じられるようで感動します。キャロルの歌声は私も好きです。チャーミングな歌声ですよね。このアルバムは特別ですね。

2018年02月14日 (水) 00:01