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Macky Feary Band / Macky Feary Band (1978年) - アルバム・レビュー

2017年11月29日
AOR名盤(1978年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Macky Feary Bandの1978年のアルバム『Macky Feary Band』の紹介です。
Macky Feary Band / Macky Feary Band (1978年)
Mackey Fearyはハワイ出身のシンガー・ソングライター。ハワイの名グループであるKalapanaの結成メンバーとなって1973年から77年まで活動し、その間に2枚のアルバムを残した。Kalapanaを離れると直ぐに自身のバンドのMacky Feary Bandを結成し、そのファースト・アルバムとなったのが本作である。

美しいジャケットはホノルルの夜景で、本作のエンジニアを担当したAudy Kimuraが撮影したもの。そこには "macky feary band" と記されているが、"mackey" が正しい表記らしい。

1曲目の「You're Young」は、悲しみに暮れる友人に寄り添う歌。

 "There's no need to feel so sad / You're young, Baby
 You can smile / Take the problems that you have and laugh, Baby"

優しい励ましの言葉と真っ直ぐな歌声に、感動が込み上げる。メロディとグルーヴはうっとりするように甘美で、南国をそよぐ風のように爽やかだ。

続く「Catherine」は、女性に切ない想いを告げる歌。この曲のメロディも優しい。Mackey Fearyの気持ちのこもった歌声とホノルルの美しい夜景が甘酸っぱい感傷を誘う。

この2曲だけでも十分に感動するが、優美なメロディがこの後も続く。きっと、Mackey Feary自身が心優しく繊細な人なのだろう。Mackey Fearyは99年に43歳という若さで自死を選んだ。どれほどの苦悩があったのかは知る由もないが、「You're Young」の歌詞のように希望の言葉をかけてあげたくなる。

なお、「A Million Stars」からはフュージョン・タッチの曲が多くなり、アンサンブルの良さでも魅了する。ラストの2曲はインストゥルメンタル・ナンバーで、ラテンのリズムに乗った「Powerslide」ではSantanaのような熱くスリリングな演奏を披露。彼等の技量の高さが分かる。

●収録曲
1. You're Young - 3:08
2. Catherine - 4:06
3. Lullabye - 3:12
4. I Remember You - 2:51
5. A Million Stars - 3:18
6. My Hands Do Play - 3:20
7. It Takes Two - 4:03
8. Interlude in Mood - 1:36
9. Powerslide - 2:45


◆プロデュース: Bryant Feary Jr.

◆参加ミュージシャン: Macky Feary(vo, g, b, k), Gaylord Holomalia/David Yoshiteru(k), Kevin Daley(ds)
with Jimmy Funai(g), Nohelan Cypriano(bv), etc


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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