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George Bensonの1976年作『Breezin'』。

プロデュースはTommy LiPuma。
エンジニアはAl Schmitt。
黄金のコンビが生み出したAOR、Fusionシーン屈指の名盤である。

1曲目の「Breezin'」はBobby Womackの作品。
堅い印象のジャケットからは想像もできないほど、軽やかでメロウなタイトル曲だ。
Harvey Mason(ds)の刻む硬質なビートの上を、George Bensonのギターが軽やかにそよぐ。

続く「This Masquerade」は、Leon Russellの1972年作『Carney』に収録された名曲。
ヴォーカル曲はこの1曲のみだが、George Benson本人による歌心たっぷりのヴォーカルを聴くことができる。
ギターだけでなく、歌が抜群に上手い。
この曲はファースト・シングルとなり、Billboard Hot 100チャートの10位を記録した。

「Six To Four」は、Phil Upchurch作。
Phil Upchurchも1992年作『Whatever Happened to the Blues』で、この曲をセルフ・カヴァーしている。

「Affirmaton / 私の主張」は盲目のヴォーカリスト、Jose Feliciano(ホセ・フェリシアーノ)の作品。
Jose Felicianoの1975年作『Just Wanna Rock 'N' Roll』の収録曲である。
ソウルフルなナンバーを都会的なアレンジでクールに仕上げており、とてもムードがある。

「So This Is Love / これが愛なの?」は、このアルバムの中で唯一のオリジナル曲。
流麗なストリングスを背景に、George BensonのギターとRonnie Fosterのエレピが絡む華やかなナンバーだ。

ラストの「Lady / 愛するレディ」は、そのRonnie Foster作。
映画のサントラのような美しいストリングスに始まり、George Bensonのギターが軽やかに歌いだす。

このアルバムの成功により、1977年のグラミー賞では、George Bensonが「Best Pop Instrumental Performance」を、Al Schmittが「Best Engineered Album (Non-Classical)」を受賞した。
また、シングルの「This Masquerade」により、Tommy LiPumaとGeorge Bensonは「Record of the Year」を受賞している。

同年のBoz Scaggsの名盤『Silk Degrees』と肩を並べる、Light&Mellowの名盤である。

●収録曲
1. Breezin' - 5:40
2. This Masquerade - 8:03
3. Six To Four - 5:06
4. Affirmation / 私の主張 - 7:01
5. So This Is Love / これが愛なの? - 7:03
6. Lady / 愛するレディ - 5:49


◆プロデュース: Tommy LiPuma

◆参加ミュージシャン: George Benson(g, vo), Phil Upchurch(g, b), Ronnie Foster/Jorge Dalto(k), Stanley Banks(b), Harvey Mason(ds), Ralph MacDonald(per), Claus Ogerman(orch ar), etc.


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2016/08/23 14:05 AOR名盤(1974~1976年) TB(0) CM(0)
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