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Jaye P. Morganの1977年作『Jaye P. Morgan』。

Jaye P. Morganはアメリカのジャズ・シンガーであり、女優としても活動している。
50年代からアルバムを出しており、本作は恐らく12作目にあたる。

このアルバムは、David Fosterが初めて全面プロデュースした作品らしい。
金澤寿和氏はその著書『AOR Light Mellow』において、「70年代のフォスター作品では間違いなく最高の出来」と、本作を絶賛している。

確かに、楽曲のクオリティが驚くほど高い。
Jeff Porcaro(ds)、Jay Graydon(g)等、選りすぐりのミュージシャンが参加しているが、それだけではない。
選曲が素晴らしいのだと思う。

収録された9曲のうち、6曲がカヴァー曲。

「Keepin' It to Myself」は、Average White Bandの1974年作『Average White Band』の収録曲。
Alan Gorrieの作詞・作曲だ。

「Here Is Where Your Love Belongs」はBill Champlinの作詞・作曲で、Sons Of Champlinの1976年作『A Circle Filled With Love』に収められたナンバー。

「It's Been So Long」は、Stevie Wonderの1972年作『Music Of My Mind / 心の詩』の収録曲。
原曲は「Seems So Long」という名前だ。

「Let's Get Together」は、Luke Gross/George Kerr/Sidney Barnes作ということだが、原曲は不明。

「Can't Hide Love」は、EW&Fの1975年作『Gratitude / 灼熱の狂宴』に収録されたナンバー。

「You're All I Need to Get By」はソウル・クラシックで、Marvin GayeとTammi Terrellの1968年作『You're All I Need』におけるデュエットが有名。

カバー曲以外は、Jay Graydonが「I Fall in Love Everyday」を、David Fosterが「Closet Man」や「It All Goes Round」を提供している。

中でもStevie Wonder作のバラード、「It's Been So Long」が素晴らしい。
Jeff Porcaroの生み出すエレガントなグルーヴに乗せて、「It's Been So Long ...」がリフレインされるエンディングは、何度聴いても感動する。
Jeff Porcaroは、続く「Let's Get Together」でも、フックの効いたJeffにしか出せないグルーヴを決める。
本当にカッコいい。

CDは何度か再発されるも、現在は入手困難。
Amazonのデジタル・ミュージック・ストアならば、MP3をダウンロードできるので、お薦めだ。

●収録曲
1. I Fall in Love Everyday - 3:14
2. Keepin' It to Myself - 3:25
3. Here Is Where Your Love Belongs - 4:30
4. Closet Man - 3:38
5. It's Been So Long - 5:36
6. Let's Get Together - 3:50
7. Can't Hide Love - 4:51
8. You're All I Need to Get By - 3:24
9. It All Goes Round - 6:08


◆プロデュース: David Foster(k, ar)

◆参加ミュージシャン: Jay Graydon(g, sy), Lee Ritenour/Ray Parker Jr.(g), David Hungate(b), Jeff Porcaro/Harvey Mason/Ed Greene(ds), Tower Of Power(horns), Ernie Watts(sax), Bill Champlin/Kenny Loggins/Donny Gerrard(bv), etc.


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2016/08/23 19:17 AOR名盤(1977年) TB(0) CM(0)
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