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Sneaker / Sneaker (想い出のスニーカー) (1981年) - アルバム・レビュー

2018年02月07日
AOR名盤(1981年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Sneakerの1981年のアルバム『Sneaker / 想い出のスニーカー』の紹介です。
Sneaker / Sneaker (想い出のスニーカー) (1981年)
SneakerはLAで結成された6人組のウェストコースト・ロック・バンド。Steely Danを敬愛しており、グループ名はSteely Danの1975年のアルバム『Katy Lied / うそつきケイティ』に収録の人気曲「Bad Sneakers」から取っている。

彼らのスタジオ・アルバムは2枚あり、本作はファースト・アルバム。2作目は翌82年にリリースされた『』で、どちらのアルバムも、Steely DanのメンバーだったJeff Baxterがプロデュースを担当している。

1曲目の「Don't Let Me In」は、Donald FagenとWalter BeckerがSteely Danの結成前に書いた曲のカヴァーで、曲の終わりにはJeff Baxterがパキパキした音色のギターを弾いている。この曲はセカンド・シングルとなり、Billboard Hot 100チャートの63位をマークした。ちなみに、ラストの「No More Lonely Days」のエンディングのソロもJeff Baxterだ。

2曲目以降は彼らのオリジナルで、その中から「More Than Just The Two Of Us」という名バラードが生まれた。穏やかで綺麗なメロディを澄み切ったハーモニーで聴かせる美しい曲で、ストリングスの優さも格別。Billboard Hot 100チャートでは34位をマークしている。この曲はBarry Manilowに提供するつもりで書かれたらしいが、この爽やかさはSneakerでなければ出せないだろう。

他には、Alan Parsons風の「In Time」やSupertramp風の「Millionaire」もあったりして、育ちのよさを感じるポップな曲ばかり。「Jaymes」には外部のミュージシャンも参加しており、David FosterがClavinetを弾いている。

Steely Danというと、シニカルな歌詞やクールで洗練されたサウンドという印象があるが、デビューから『うそつきケイティ』あたりまでは穏やかなアメリカン・ポップスを持ち味としていた。その頃のSteely Danの良さを受け継いでいるグループだ。

今のところ本作のCDの入手は難しくなっているが、セカンド・アルバムの『』については2015年に再発されたCDを入手できる。

●収録曲
1. Don't Let Me In - 4:13
2. More Than Just The Two Of Us - 4:21
3. One By One - 2:50
4. Jaymes - 3:44
5. In Time - 4:38
6. Get Up, Get Out - 3:32
7. Looking For Someone Like You - 4:01
8. Millionaire - 4:22
9. No More Lonely Days - 5:11
10. More Than Just The Two Of Us (demo version)
11. Don't Let Me In (demo version)
12. Easy With Your Love
13. Lazy Lady


◆プロデュース: Jeffrey Baxter(g)

◆参加ミュージシャン: Michael Carey Schneider(vo, k), Mitch Crane(vo, g), Tim Torrance(g), Michael Cottage(b, bv), Jim King(k, vibe), Mike Hughes(ds, bv)
with David Foster(k), Ed Green(ds), Bobby LaKind(per), etc


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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