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Jess Rodenの1980年のアルバム『Stonechaser』。
Jess Roden / Stonechaser (1980年)
Jess Rodenはイングランド出身のロック・シンガー。1960年代の中盤に音楽活動をスタートし、The Alan Bown Set(1966-69)、Bronco(1969-72)、The Butts Band(1973-74)、The Jess Roden Band(1975-77)などのグループでリード・ヴォーカルを担当した。情熱のあるソウルフルな歌唱スタイルであり、Robert Palmer、Frankie Millerと並んで英国を代表するブルー・アイド・ソウル・シンガーとされている。

ソロ・アルバムは1974年(Allen Toussaintプロデュース)と77年(Joel Dornプロデュース)に1枚ずつあり、本作『Stonechaser』は3枚目。タイトルは、The Jess Roden Bandの76年のアルバム『』の収録曲「Stone Chaser」に由来するものと思われる。

アルバムの前後半でプロデューサーが異なり、Leon Pendarvisプロデュースの前半には極上のメロウ・チューンを、Joel Dornプロデュースの後半には、前半のメロウネスをそのままに、ジャズやR&B、ポップス、レゲエといった要素を加味した曲を揃えている。

前半は「Brand New Start」のみJess Rodenの作で、残りは他のライターの作。どの曲も濃厚なメロウネスを放っており、穏やかさの裏に熱いエモーションを秘めたJess Rodenの歌声に惹き込まれる。特にJessの書いた「Brand New Start」と、続く「Believe in Me」は絶品。

後半では、FreeのベーシストであるAndy Fraserが「Loving You」を、The Jess Roden BandのメンバーであるJohn Cartwright(b)が残りの曲を提供した(ラスト・ナンバーはJessとの共作)。どの曲にもしなやかなグルーヴがあり、レゲエ調の「One World, One People」もコクのあるミディアム・チューンに仕上がっている。John Cartwrightには、83年にWhitren + Cartwright名義の『Rhythm Hymn / リズムのト・キ・メ・キ』という洒落たアルバムがあり、おすすめ。

この後半はロンドンで78年にレコーディングされているが、前半はNYで翌年にレコーディングされており、バック・ミュージシャンにはCrackin'のメンバーのArno Lucas(per), George T.Clinton(k), Rick Chudacoff(b), Peter Bunetta(ds)や、ソロ・デビュー前のLuther Vandross(bv)が参加している。

なお、1曲目の「Prime Time Love」は、意外にもCarpentersの83年のアルバム『』でカヴァーされており、Karenの爽やかな歌声で聴くことができる。これも決して悪くないが、Jess Rodenの包容力のある男っぽい歌声の魅力にはかなわない。

●収録曲
1. Prime Time Love - 3:33
2. Deeper in Love - 2:58
3. Brand New Start - 4:44
4. Believe in Me - 4:38
5. Bird of Harlem - 5:31
6. If Ever You Should Change Your Mind - 3:26
7. Loving You - 3:33
8. One World, One People - 5:38


◆プロデュース: Leon Pendarvis(ar, k, per), Joel Dorn

◆参加ミュージシャン: Rob Mounsey(ar, k), John Cartwright(g, b), Jeff Mironov/Jeff Layton(g), George T.Clinton(k), Neil Jason/Anthony Jackson/Rick Chudacoff(b), Chris Parker/Peter Bunetta(ds), Arno Lucas/Erroll 'Crusher' Bennett(per), Jaki Whitren/Luther Vandross(bv), etc


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2018/01/16 19:17 AOR名盤(1980年) TB(0) CM(0)
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