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Kenny Rankin / The Kenny Rankin Album (1977年) - アルバム・レビュー

2017年11月13日
AOR名盤(1977年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Kenny Rankinの1977年のアルバム『The Kenny Rankin Album』の紹介です。
Kenny Rankin / The Kenny Rankin Album (1977年)
Kenny Rankinはロサンゼルス生まれ、ニューヨーク育ちのシンガー・ソングライター。60年代の終わりからアルバムを制作しており、2009年に他界するまでに15作ほどを残している。このアルバムは6作目にあたる。

本作のプロデュースを担当したのはMichael Stewart。Billy Joelの73年のアルバム『』などを手がけたプロデューサーだ。また、アレンジを担当したのはDon Costa。Paul Ankaを見出し、Frank Sinatraのヒット・アルバムを手がけた大御所である。

収録された10曲のうちオリジナルは3曲(3, 9, 10)で、残り7曲は見事な選曲によるカヴァー曲集になっている。カバー曲の作者とリリース年は次のとおり。
「A House Of Gold」(Hank Williams, 1954)
「Here's That Rainy Day」(James Van Heusen/Johnny Burke, 1953)
「On and On」(Stephen Bishop, 1976)
「You Are So Beautiful」(Billy Preston/Bruce Fisher, 1974)
「Groovin'」(The Rascals, 1967)
「While My Guitar Gently Weeps」(The Beatles, 1968)
「When Sunny Gets Blue」(Marvin Fisher/Jack Segal, 1956)

柔らかいストリングスとボサノバ感覚のジャジーなアレンジによって、どの曲も清楚でエレガントに生まれ変わっており、Kenny Rankinのオリジナルのように聴こえる。「You Are So Beautiful」や「I Love You」の穏やかな歌声を聴くと、幸せな気持ちで満たされる。

まっすぐに見つめる、ジャケットの落ち着いた眼差し。"The Kenny Rankin Album" という自信に満ちたタイトル。ジャケットの裏には "This album is dedicated to my mother Elizabeth" という心憎いメッセージ。静かで温かく、存在感のある歌声。

疲れを癒して心を整える、最高のヒーリング・ミュージックだ。

●収録曲
1. House of Gold - 3:02
2. Here's That Rainy Day - 2:35
3. Make Believe - 2:58
4. On And On - 3:26
5. You Are So Beautiful - 3:42
6. Groovin' - 4:10
7. While My Guitar Gently Weeps - 4:42
8. When Sunny Gets Blue - 2:58
9. I Love You - 4:25
10. Through The Eye Of The Eagle - 2:40


◆プロデュース: Michael Stewart

◆参加ミュージシャン: Kenny Rankin(vo, ag, p), Don Costa(ar), Wendy Haas(k, bv), Roy McCurdy(ds), Peter Marshall(b), Nino Tempo(sax), Julia Waters/Maxine Waters(bv)


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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