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The Dukes (Bugatti & Musker) / The Dukes (1982年) - アルバム・レビュー

2017年05月02日
AOR名盤(1982年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、The Dukes (Bugatti & Musker)の1982年のアルバム『The Dukes / ミステリー・ガール』の紹介です。
The Dukes (Bugatti & Musker) / The Dukes (ミステリー・ガール) (1982年)
The Dukesは、Frank Musker(マスカー)とDominic Bugatti(ブガッティ)という英国人のソングライターによるユニット。二人は "Bugatti & Musker" という名前で、Sheena Eastonの「Modern Girl」(80年)やAir Supplyの「Every Woman In The World」(80年)など、様々なアーティストにヒット曲を提供しているが、自分たちのアルバムとして制作したのはこの『The Dukes』が最初で最後である。

このアルバムのプロデュースは大御所プロデューサーのArif Mardinが手掛けた。
収録曲は全て二人のオリジナルで、プロのソングライターらしい親しみやすいメロディが揃っている。

フロント・カヴァーのネオンの文字がディスコ風のサウンドを想像させるが、実際にダンサブルな曲が多い。また、収録曲の約半分は他のアーティストに取り上げられている。

パーティ・ソングの「Thank You For The Party」は、Sister Sledgeが83年のアルバム『』でカヴァー。「Love Dance」は、Otis Reddingの息子2人とそのいとこが結成したThe Reddingsの81年のアルバム『』の収録曲。「So Much In Love」は、Sheena Eastonの81年のデビュー作『』に「Modern Girl」と一緒に提供した曲。「Fate」は、Chaka Khanの81年のアルバム『』の収録曲だ。

1曲目の「Mystery Girl」は本作一押しのスタイリッシュなナンバー。キャッチーで明快なメロディと、参加ミュージシャンによる引き締まった演奏が気持ちいい。前年にシングルとして先行リリースされ、UKチャートでは47位をマークした。

参加ミュージシャンにはTOTOのSteve Lukather(g)やJeff Porcaro(ds)、MaxusのRobbie Buchanan(k)といったお馴染みのセッション・プレイヤー以外に、Richard Tee(k)のような大御所の名前も並ぶ。ちなみにRichard Teeは、「Excitement Of The New」「Love Dance」の2曲で鍵盤のソロを弾いている。

このアルバムは2016年4月にワーナーの「新・名盤探検隊」シリーズからCDが再発された。最新のデジタル・リマスタリングに加えてボーナス・トラックが3曲収録されており、お薦めだ。

●収録曲
1. Mystery Girl - 4:41
2. Survivor - 3:18
3. Thank You For The Party - 3:39
4. Memories - 3:14
5. Excitement Of The New - 5:34
6. Love Dance - 3:41
7. Soul Mates - 3:38
8. So Much In Love - 4:17
9. Fate - 3:35
10. Nite Music - 3:53


◆プロデュース: Arif Mardin

◆参加ミュージシャン: Steve Lukather/David Williams/Paul Jackson Jr./Carlos Rios(g), Robbie Buchanan/Richard Tee(k), Will Lee(b, bv), Abraham Laboriel(b), Jeff Porcaro/John Robinson(ds), Hamish Stuart/Marcy Levy(bv), etc


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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