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Barry Manilowの1976年のアルバム『This One's For You / 想い出の中に』。
Barry Manilow / This One's For You (想い出の中に) (1976年)
Barry ManilowはNY生まれのシンガー・ソングライター。1973年のアルバム・デビューから一貫してソロで活動を続けており、惚れ惚れするようなテナー・ヴォイスとニューヨーク音楽大学~ジュリアード音楽院で磨いた作曲能力を生かして多くのヒット曲とヒット・アルバムを生みだしている。

本作はBarry Manilowの4枚目のアルバム。デビュー・アルバム以来ずっとRon Danteとの共同プロデュースであり、80年のアルバム『Barry』まで二人のコンビが続く。

本作からは「Looks Like We Made It / 想い出の中に」がBillboard Hot 100チャートの1位を獲得し、「Mandy / 哀しみのマンディ」(74年)、「I Write the Songs / 歌の贈りもの」(75年)に続く3曲目の全米No.1ヒットとなった。また、「Weekend In New England / ニュー・イングランドの週末」が10位、「This One's For You / 愛を歌に込め」は29位を記録。ACチャートでは3曲とも1位となっている。

翌年のライヴ・アルバム『Live』からは本作収録の「Daybreak / 夜明け(デイブレイク)」のライヴ・バージョンがシングル・カットされ、全米23位のヒットを記録した。

「Jump Shout Boogie」と「Riders To The Stars」の2曲はアップ・テンポだが、それ以外はスロー~ミディアムのバラード系が中心。ヒットした「想い出の中に」はRichard Kerr、「ニュー・イングランドの週末」はRandy Edelmanの作曲だが、残りは全てBarry Manilowの作曲である。

「愛を歌に込めて」はBarry Manilow得意のメロディ運びが冴える。しっとりと静かに曲が始まり、中盤からエンディングにかけて熱く歌い上げていき、豊かな余韻を残しながらフェード・アウトする。いつものパターンと分かっていても、聴くたびに爽やかな感動を覚える。

本作はBillboard 200チャートの6位を記録。Barry Manilowの70年代のアルバムはデビュー作を除いて全てチャートのTop 10に入っているが、1位を獲得したのは翌年の『』のみ。スタジオ・アルバムの方がチャートの上位になりやすいものだが、Barry Manilowはその逆。最高のステージ・シンガーである証だろう。

●収録曲
1. This One's For You / 愛を歌に込めて - 3:25
2. Daybreak / 夜明け(デイブレイク) - 3:10
3. You Oughta Be Home With Me / 二人のスイートホーム - 3:13
4. Jump Shout Boogie - 3:03
5. Weekend In New England / ニュー・イングランドの週末 - 3:43
6. Riders To The Stars / 星への旅人 - 3:47
7. Let Me Go - 3:58
8. Looks Like We Made It / 想い出の中に - 3:33
9. Say The Words / さよなら恋人 - 2:53
10. All The Time - 3:15
11. See The Show Again / 二人でショーを - 4:32


◆プロデュース: Barry Manilow(vo, k), Ron Dante(bv)

◆参加ミュージシャン: Dennis Farac/Richard Resnicoff/David Spinozza/Jerry Friedman(g), Steven Donaghey/Will Lee(b), Alan Axelrod/Paul Shaffer(k), Lee Gurst/Ron Zito(ds), Carlos Martin(per), Debra Byrd/Lady Flash/Monica Burruss(bv), Gerald Atlers/Charlie Calello/Van McCoy/Dick Behrke(orch)


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2017/07/23 15:26 Rock / Pops名盤(70年代) TB(0) CM(2)
コメント
小生の高校・大学生時代(1970年代)、正統派バラード曲を次々とヒットさせて一世を風靡した大物歌手「バリー・マニロウ様」1970年代中期からの1980年までの数年間がまさに彼の黄金時代でしたネ~!美しい旋律とセンチメンタルなメロディに彩られた名曲で我々の心を癒してくれていたものです。小生が最も大好きだったのは「哀しみのマンディ」と「歌の贈りもの」です。まさに美しきバラードの王道曲として今もPOPSシーンに燦然と輝いています。その他にも「ニューイングランドの週末」「うつろな想い」「愛は奇蹟のように」「This One's For You」もいいですね。バリー・マニロウといえば一般的には「コパカバーナ」が代表曲でエンターティナーという印象で捉えられますが、自分にとってのバリーはあくまでもピアノ弾き語りと美しいバラード(大仰なアレンジ)で王道を行く大人のボーカリストというイメージでした。

(PS)ちょうど今、カーリーサイモン「うつろな愛を」公開中ですのでコチラにも是非とも遊びに来られて下さいね~。
2017/07/24 08:31 ローリングウエスト URL
Re: タイトルなし
RWさん、こんにちは

私も高校生の頃にラジオでバリー・マニロウのヒット曲を耳にしていましたが、メロディの良さよりも大仰なアレンジが高校生にはToo Muchな印象で、のめり込めないアーティストの一人でした。ところが今聴くといいんですよねぇ…。年取った訳だ。RWさんの「うつろな愛を」の記事、拝見しました。カーリーサイモン、私も大好きです。曲にも容姿にも惹かれます!
2017/07/24 10:18 Warm Breeze URL













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