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Warm Breeze

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Suzanne Vega / Solitude Standing (1987年) - アルバム・レビュー

2016年04月28日
Rock / Pops名盤(80年代) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Suzanne Vegaのセカンド・アルバム『Solitude Standing』の紹介です。
この人も天才という名に相応しいアーティストだと思う。
Suzanne Vega / Solitude Standing (1987年)
何と言っても「Luka」が良い。
サウンドの透明感、メロディの胸キュン感が半端でない。

この曲は、虐待らしきものを受けている子供のことを歌っている。

子供の言葉で語られる歌詞が胸を打つ。
一つ下の部屋に暮らす人に、何でもないことのように自分のことが語られる。
そこには虐待する相手への憎しみが表れない。
ひとりで抱え込んでいる様子が健気というか、悲しい。

児童虐待という重いテーマを扱いながら、Billboard Hot 100の3位のヒットを記録した。
曲の良さが突出しているからだ。

アカペラで歌われる「Tom's Diner」も異色の作。
一度聴いたら忘れられないインパクトがある。

「Solitude Standing」も良い曲だ。
凍てつく冬の寒さに対峙するような厳しさと強さのあるサウンド。
メロディも引き締まっている。

バンド・メンバーの演奏はものすごく上手い。
感情を放出するのではなく、理性で抑えているような芯の強さのある演奏だ。

30年前のアルバムだが、時代を感じさせない強い魅力を持っている。

●収録曲
1. Tom's Diner - 2:09
2. Luka - 3:52
3. Ironbound/Fancy Poultry - 6:19
4. In the Eye - 4:16
5. Night Vision - 2:47
6. Solitude Standing - 4:49
7. Calypso - 4:14
8. Language - 3:57
9. Gypsy - 4:04
10. Wooden Horse (Caspar Hauser's Song) - 5:13
11. Tom's Diner (Reprise) - 2:40


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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