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Warm Breeze

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Roberta Flack / First Take (1969年) - アルバム・レビュー

2016年05月11日
Soul / R&B(60年代) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Roberta Flackの1969年のデビュー・アルバム『First Take』の紹介です。
Roberta Flack / First Take (1969年)
Roberta Flackはハワード大学でクラシックや声楽を学んでおり、音楽の基盤のあるアーティスト。
このデビュー・アルバムの時、既に32歳である。

とても存在感のあるヴォーカルだ。
感情を高ぶらせることなく、淡々と、雄大に歌う。
クールな感じではなく、丁寧で心がこもっている。
Adeleも好きなアーティストにRoberta Flackを挙げているようだ。

親交が深いDonny Hathawayも、彼女と同じハワード大学でクラシックを学んだ。
このアルバムでは、Donny Hathawayの曲を2曲、3と7で取り上げている。

そのDonny Hathawayの「Our Ages or Our Hearts」や、Leonard Cohenの「Hey, That's No Way to Say Goodbye」など、アルバムの曲を順に聴いていくと、次第に心がほぐれてくる。

「The First Time Ever I Saw Your Face / 愛は面影の中に」は、最高の一曲。
美しいメロディが、しっとりと歌われる。
歌い終わる頃には、すっかり疲れが取れる。
この曲は1972年に映画音楽で使われて全米1位のヒットとなった。

Ron Carterの落ち着いたベースも良い。

静かになりたいときにお薦めのアルバムである。

●収録曲
1. Compared to What - 5:16
2. Angelitos Negros - 6:56
3. Our Ages or Our Hearts - 6:09
4. I Told Jesus - 6:09
5. Hey, That's No Way to Say Goodbye - 4:08
6. The First Time Ever I Saw Your Face - 5:22
7. Tryin' Times - 5:08
8. Ballad of the Sad Young Men - 7:00


◆プロデュース: Joel Dorn

◆参加ミュージシャン: Roberta Flack(p, vo), Bucky Pizzarelli(g), Ron Carter(b), Ray Lucas(ds, per), Seldon Powell/Frank Wess(sax), Charles McCracken/George Ricci(cello), Benny Powell(tb), Jimmy Nottingham/Joe Newman(tr), Emanuel Green/Gene Orloff(violin), Alfred Brown/Selwart Clarke/Theodore Israel(viola), William Fischer(horn, st ar)

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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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