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Brenda Russell / Two Eyes (出逢いのときめき) (1983年) - アルバム・レビュー

2017年10月16日
AOR名盤(1983年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Brenda Russellの1983年のアルバム『Two Eyes / 出逢いのときめき』の紹介です。
Brenda Russell / Two Eyes (出逢いのときめき) (1983年)
Brenda Russellはニューヨーク生まれの才能溢れるシンガー・ソングライター。本作は寡作な彼女のサード・アルバムである。ジャケットからはR&B/ソウルを深く味わう作品という印象を受けるが、内容の方はエレガントな曲/サウンドと彼女のしなやかな歌声を楽しむ爽やかなAORだ。

プロデューサーをTommy LiPuma、レコーディング/ミキシングをAl Schmittが担当し、サウンドはとても磨かれている。二人の手がけるアルバムに外れはないという名コンビだが、このアルバムも期待を裏切らない。

全曲がBrenda Russellのオリジナルで、4曲(1-3, 5)を大御所と共作。軽やかなグルーヴが心地よい「I Want Love To Find Me」はBill LaBountyと、しなやかでエレガントな「It's Something」はDavid Fosterと、小粋なシティ・ソウルの「Hello People」はMichael McDonaldと、落ち着いたバラードの「Stay Close」はDon Grusinとの共作だ。「It's Something」は、Leslie Smithが82年のアルバム『Heartache』で歌っている。

彼女のしなやかなヴォーカルは曲を選ばない。「Stay Close」のようなバラードも、「Jarreau」のようなジャジーなナンバーも器用に歌いこなす。ビブラートをあまり使わずにさらっと歌うので、爽やかな後味だ。「Jarreau」では、Al Jarreauのようなパーカッシヴ・ヴォイスも少しだけ披露している。

「I'll See You Again」の印象的なハーモニカはStevie Wonder。ラストの「Look Down, Young Soldier」では、バック・ヴォーカルにAl Jarreau, Christopher Cross, David Lasley, Donny Gerrard, James Ingram, Joe Esposito, Leon Ware, Patrice Rushen, Pattie Brooks, Randy Crawford, Rita Coolidgeという錚々たる名前が並ぶ。

参加ミュージシャンが凄く豪華だが、彼女の書く曲の良さがそれに負けていないところが素晴らしい。

●収録曲
1. I Want Love To Find Me / 出逢いのときめき - 3:02
2. It's Something / 愛のサムシング - 3:31
3. Hello People - 3:24
4. Two Eyes - 3:16
5. Stay Close / あなたのそばに - 4:25
6. Jarreau - 3:13
7. New York Bars - 4:04
8. I'll See You Again / 愛は時をこえ - 4:20
9. Look Down, Young Soldier - 4:40


◆プロデュース: Tommy LiPuma

◆参加ミュージシャン: David Williams/Dean Parks/Caleb Quaye(g), David Foster/Michael McDonald/Bill LaBounty/Robbie Buchanan/Leon Pendarvis/James Newton Howard/Don Grusin(k), Nathan East(b), John Robinson(ds), Paulinho Da Costa(per), Jerry Hey(tp), Larry Williams(sax), Stevie Wonder(harmonica), Al Jarreau/Christopher Cross/Patrice Rushen/Leon Ware/James Ingram(bv), etc


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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