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Warm Breeze

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David Roberts / All Dressed Up (1982年) - アルバム・レビュー

2017年10月12日
AOR名盤(1982年) 2
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、David Robertsの1982年のアルバム『All Dressed Up』の紹介です。
David Roberts / All Dressed Up (1982年)
David Robertsはボストン生まれのカナダ人シンガー・ソングライター。このアルバムはDavid Robertsが24歳の年のデビュー・アルバムである。プロデューサーをGreg Mathieson、エグゼクティヴ・プロデューサーをJay Graydonが担当し、David FosterやTOTOのメンバー、Bill Champlin等、豪華なスタジオ・ミュージシャンが参加したAORの人気作だ。

Steve Lukather(g), Mike Porcaro(b), Jeff Porcaro(ds)が全曲で演奏しているので、バック・ミュージシャンは "ほぼTOTO" と言って良い。David Robertsの声は爽やかなハイトーン・ヴォイスで、溌剌とした歌声がとてもフレッシュだ。

全曲がDavid Robertsのオリジナルで、フックの効いた瑞々しいメロディの曲が揃っている。ハードにドライヴするロック・ナンバーからロマンティックなバラード、クールでスタイリッシュな曲まで、曲調も多彩。

このうち、「Anywhere You Run To」はDiana Rossの同年のアルバム『』で、「Too Good To Last」はNielsen/Pearsonの83年のアルバム『Blind Luck』で、「Midnight Rendezvous」はRamsey Lewis & Nancy Wilsonの84年のアルバム『』でカヴァーされた。

アルバムのハイライトは「Wrong Side Of The Tracks」。微熱を帯びたようなメロディとJeff Porcaroのしなやかなドラムス、Steve Lukatherのエモーショナルなギターが一体となった演奏はセクシーでエレガント。ここから甘美なバラード「Midnight Rendevous」へと続く流れは最高である。

日本でのAOR人気を受けて、26年後の2008年にセカンド・アルバムの『』が日本で先行発売された。ファーストの方は、ワーナーの「AOR BEST SELECTION 1300」シリーズから2016年10月に高品質SHM-CDで再発されたが、既に在庫切れかも知れない。

●収録曲
1. All In The Name Of Love - 3:32
2. Too Good To Last - 3:49
3. Someone Like You - 3:37
4. Boys Of Autumn - 4:12
5. She's Still Mine (That's My Girl) - 3:32
6. Wrong Side Of The Tracks - 3:54
7. Midnight Rendezvous - 3:56
8. Anywhere You Run To - 3:49
9. Never Gonna Let You Go - 3:45
10. Another World - 4:22


◆プロデュース: Greg Mathieson(k)

◆参加ミュージシャン: David Roberts(vo, k), Steve Lukather/Jay Graydon(g), David Foster/Michael Boddicker(sy), Mike Porcaro(b), Jeff Porcaro(ds, per), Paulinho Da Costa(per), Gary Herbig(sax), Bill Champlin/Tom Kelly/Joe Chemay(bv), Jerry Hey/Jeremy Lubbock(strings ar), etc


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Warm Breeze
この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

コメント2件

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240

AOR系ハードロック

おはようございます。
これもまたいいアルバムですよね。
アップされた2曲は、意外と地味めな曲ですかね(笑)。
私は1曲目の「All in the Name of Love」にやられました。TOTOよりポップなハード系AOR。爽快ですね。

2017年10月14日 (土) 07:22

Warm Breeze

Re: AOR系ハードロック

240さん、おはようございます。

240さんも2006年の紙ジャケ購入派ですね。私も同じタイミングでこのCDをゲットしました。とてもワクワクしたことを覚えてます。アップした曲は確かにこのアルバムの中では渋めの曲です。1曲目の「All in the Name of Love」はフレッシュですよね。

2017年10月14日 (土) 10:40