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Warm Breeze

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Rickie Lee Jones / Rickie Lee Jones (浪漫) (1979年) - アルバム・レビュー

2017年10月24日
AOR名盤(1979年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Rickie Lee Jonesの1979年のアルバム『Rickie Lee Jones / 浪漫』の紹介です。
Rickie Lee Jones / Rickie Lee Jones (1979年)
Rickie Lee Jonesはアメリカの女性シンガー・ソングライター。シカゴ生まれの彼女は19歳の頃からロサンゼルスのバーやクラブで歌うようになり、25歳の時にレコード・デビューを果たす。本作は、そのデビュー・アルバムである。

本作からは、気だるい感じでジャジーに歌う「Chuck E's In Love / 恋するチャック」がBillboard Hot 100チャートの4位となるヒットを記録した。アルバムもBillboard 200チャートの3位を記録し、デビュー・アルバムにしてトップ10入り。翌年のグラミー賞では、彼女が「Best New Artist」の栄誉を手にした。

全曲が彼女のオリジナルで、このうち2曲(9, 10)はAlfred Johnsonとの共作。ブルース調の「Easy Money」は、Lowell Georgeの同年のソロ・アルバム『』でカヴァーされた。

Lenny WaronkerとRuss Titlemanがプロデュースを担当し、一流のジャズ・プレイヤーがバックを固める。ジャケットのインナーには「サンタ・モニカの家でのRuss, Rickie, Lenny」という子供3人のスナップ写真があるので、3人は幼なじみということだろうが、ジョークかも知れない。
Russ and Rickie and Lenny at home in Santa Monica
彼女の歌声は自由奔放だ。いなせに歌ったり、気だるく歌ったり、つぶやくように寂しく歌ったりする。特に、ほとんどピアノとストリングスだけで歌われる「1963年土曜日の午後」や「Company」、「After Hours」のような静かな曲での彼女の歌声は繊細で美しい。心の内を告げるようなその歌い方は、強い引力で魅了する。

ジャケットのベレー帽姿の彼女のしぐさが何ともチャーミングだ。この写真はカヴァー・アートの巨匠Norman Seeffが撮影した。なお、彼女の81年のセカンド・アルバム『Pirates』も本作と同じプロデューサー・チームが担当しており、素晴らしい内容である。

●収録曲
1. Chuck E.'s in Love / 恋するチャック - 3:28
2. On Saturday Afternoons in 1963 / 1963年土曜日の午後 - 2:31
3. Night Train - 3:14
4. Young Blood - 4:04
5. Easy Money - 3:16
6. The Last Chance Texaco - 4:05
7. Danny's All-Star Joint / ダニーの店で - 4:01
8. Coolsville - 3:49
9. Weasel and the White Boys Cool - 6:00
10. Company - 4:40
11. After Hours (Twelve Bars Past Goodnight) - 2:13


◆プロデュース: Lenny Waronker, Russ Titleman

◆参加ミュージシャン: Rickie Lee Jones(vo, g, k, per), Buzzy Feiten/Fred Tackett(g), Neil Larsen/Dr. John/Randy Kerber(k), Randy Newman(sy), Victor Feldman(k, ds, per), Willie Weeks(b), Steve Gadd/Andy Newmark/Jeff Porcaro(ds), Tom Scott/Ernie Watts(horn), Nick DeCaro(accordion, orch ar), Leslie Smith/Michael McDonald(bv), etc


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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