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Maxus / Maxus (デビュー !!) (1981年) - アルバム・レビュー

2017年11月03日
AOR名盤(1981年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Maxusの1981年のアルバム『Maxus / デビュー !!』の紹介です。
Maxus / Maxus (デビュー !!) (1981年)
MaxusはLAを中心に活動していた才能あるセッション・プレイヤーたちが結成したグループ。メンバーはJay Gruska(vo, k), Michael Landau(g), Robbie Buchanan(k), Mark Leonard(b), Doane Perry(ds)の5人で、グループの成り立ちから "第二のTOTO" と呼ばれることもある。TOTOとの最大の違いはグループが短命であったこと。このデビュー・アルバムが唯一のアルバムである。

グループの中心人物はJay Gruska。彼はメンバーと一緒に全ての曲を作り、リード・シンガーを担当した。Jay Gruskaの作るメロディにはヒネリがあり、クールで知的。また、ハイ・トーンでクセのある声質が曲に独特の緊張感をもたらしている。

メンバーの演奏技量は高く、「The Higher You Rise」のようなロック・ナンバーではダイナミックに分厚く、「Keep A Light On / 灯りを消さないで」のような美しいバラードでは叙情豊かに演奏する。また、「Where Were You」のような複雑に展開するフュージョン・タッチの曲では、高度なアンサンブルをバッチリ決める。

アルバムからのヒット・シングルはないが、「Nobody's Business」はPeter Cupplesの84年のアルバム『Half The Effort Twice The Effect』において「Never Mind」という曲名でカヴァーされた。

レベルの高いバンドなのでアルバムを1枚しか残せなかったのは残念。人気盤だけに本作のCDは何度か再発されており、2016年10月にはワーナーの「AOR BEST SELECTION 1300」シリーズから高品質SHM-CDで再発。Jay Gruskaの84年のソロ・アルバム『Which One Of Us Is Me / カフェ・グルスカ』も同時に再発されており、Maxusをもっとポップに、80年代らしくアレンジしたサウンドになっている。

●収録曲
1. The Higher You Rise - 3:47
2. Nobody's Business - 3:21
3. What You Give - 3:51
4. Keep A Light On / 灯りを消さないで - 3:21
5. Your Imagination - 3:30
6. They Danced / 涙のダンス - 3:59
7. Part Of You - 3:02
8. Don't Try To Stop Me Now / 止めても無駄さ - 4:38
9. Where Were You - 5:21


◆プロデュース: Michael Omartian(sy, per ar)

◆参加ミュージシャン: Jay Gruska(vo, k), Michael Landau(g), Robbie Buchanan(k, bv), Mark Leonard(b, bv), Doane Perry(vo, ds)
with Paulinho Da Costa(per), Ian Underwood(sy), Bill Champlin/Tommy Funderburk/Jennifer Williams(bv), etc


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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