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Carole Bayer Sagerの1978年作『... Too』。
Carole Bayer Sager / ... Too (1978年)
Carole Bayer Sagerはニューヨーク生まれの作詞家。
自身のアルバムは3枚残しており、本作はセカンド・アルバムである。

1977年のファースト・アルバム『Carole Bayer Sager / 私自身』に続き、本作もBrooks Arthurがプロデュースを担当した。

収録曲を共作した顔ぶれもファースト・アルバムとほぼ同じで、Melissa Manchesterと2曲(1, 3)、Peter Allenと1曲(5)、Bruce Robertsと3曲(4, 9, 10)を共作している。

本作では、これにDavid Fosterが加わり、2曲(2, 8)を共作。
また、TOTOのSteve Lukather(g), David Hungate(b), Jeff Porcaro(ds)や、Jay Graydon(g)、Michael McDonald/Bill Champlin(bv)等、勢いのあるスタジオ・ミュージシャンが参加したことで、サウンドの質感がひと回り、コンテンポラリーで艶のあるものになった。

その好例が、David Fosterと共作した「It's The Falling In Love / 恋をしましょう」。
華やいだメロディのポップなナンバーで、Michael Jacksonが79年の名盤『』で、この曲をいち早くカヴァーした。

David Fosterのもう1曲、「I Don't Wanna Dance No More / 踊りたくないの」も、Jerry HeyのホーンやBill Champlinのホットなバック・ヴォーカル、Jeff Porcaroのグルーヴ感抜群のドラムスにより、爽快なダンス・チューンとなっている。

全体的にはファースト・アルバム同様、詩情豊かなバラード系の曲で固められており、優しさ溢れるアルバム。
語りかけるようなCarole Bayer Sager独特の歌唱スタイルも、とても親密感がある。

なお1曲目の「To Make You Smile Again / 微笑をもう一度」は、Don Costaのアレンジにより、クラシカルな雰囲気漂うしっとりした曲に仕上がっている。
Melissa Manchesterも同年のアルバム『Don't Cry Out Loud / あなたしか見えない』でこの曲を歌っているが、Leon Wareがリズム・アレンジを担当し、ボサノヴァ感覚の華やかな曲に仕立てている。
これが素晴らしい聴き心地で、個人的にはMelissa Manchesterのバージョンの方が好み。

このアルバムは、ワーナーの「AOR BEST SELECTION 1300」シリーズの第2弾として、2016年10月に高品質SHM-CDで再発された。ファースト・アルバム『Carole Bayer Sager / 私自身』も9月に再発されており、併せてお薦めだ。

●収録曲
1. To Make You Smile Again / 微笑をもう一度 - 3:03
2. It's The Falling In Love / 恋をしましょう - 3:55
3. Peace In My Heart - 3:26
4. Shadows - 2:12
5. You're Interesting / わがままな恋 - 3:58
6. There's Something About You / 魅せられて - 2:46
7. It Doesn't Add Up - 4:08
8. I Don't Wanna Dance No More / 踊りたくないの - 3:51
9. One Star Shining - 3:35
10. I'm Coming Home Again - 4:42


◆プロデュース: Brooks Arthur

◆参加ミュージシャン: David Foster(ar, k), Marvin Hamlisch(ar, p), Melissa Manchester(p, bv), Bruce Roberts(p), Craig Doerge(k), Jay Graydon/Steve Lukather(g), Lee Sklar/David Hungate(b), Russ Kunkel/Jeff Porcaro(ds), Michael McDonald/Bill Champlin/Brenda Russell/David Lasley(bv), etc.


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2016/09/20 19:36 AOR名盤(1978年) TB(0) CM(0)
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