洋楽中心生活
Warm Breeze

音楽は心の糧、生活のサプリメント。洋楽を中心に極上の音楽との生活を綴ります。

Gino Vannelli / Nightwalker (1981年) - アルバム・レビュー

2018年07月10日
AOR名盤(1981年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Gino Vannelliの1981年のアルバム『Nightwalker』の紹介です。
Gino Vannelli / Nightwalker (1981年)
Gino Vannelliはカナダ生まれのシンガー・ソングライター。風格のあるドラマティックな曲を作り、圧倒的な声量で燃えるように情熱的に歌う。そのスタイルは多くの音楽ファンを惹きつけ、プロのミュージシャンからも高い評価を得ている。Gino Vannelliの作る曲や歌声にはリスナーの魂を揺さぶる何か特別な力がある。

この『Nightwalker』はGino Vannelliの7枚目のアルバム。大ヒットした前作『Brother To Brother』と並んで、Ginoの代表作とされている名作だ。曲の格調の高さ、ダイナミックな演奏、パワフルな歌声といった良さはそのままに、前作をより一層情熱的に、ロマンティックに仕上げたような内容になっている。

アルバムのプロデュースは前作同様、Gino、Joe(兄)、Ross(弟)の3人で行い、曲作りにおいてはGinoが中心になり、「Seek and You Will Find」を3人で、「I Believe」をRossと共作。前作のタイトル『Brother To Brother』のように、兄弟の絆を感じるアルバムだ。

演奏面では、ギタリストのMike Millerと、ドラムスのVinnie Colaiutaが素晴らしい。Mike Millerは本作以降、Ginoと11年間も活動を共にし、5枚のスタジオ・アルバムの制作に参加。また、Frank Zappaと仕事をしていたVinnie Colaiutaにとっては、本作がスタジオ・ミュージシャンとしての出世作となり、以降、トップ・セッション・ドラマーとして活躍していく。

本作からは、バラードの「Living Inside Myself」がBillboard Hot 100チャートの6位を記録。前作の名バラード「I Just Wanna Stop」(米4位)に次ぐヒットとなった。セカンド・シングルはドラマティックなタイトル曲の「Nightwalker」で、こちらは41位をマーク。また、アルバムはBillboard 200チャートの15位を記録した。

私のフェイヴァリットは「Put the Weight on My Shoulders」。献身的な詩の内容と、静かだけど情熱的なGinoの歌に感動する。"Cause the weight on my shoulders ain't no weight at all" という決めぜりふの後のギター・ソロもいい。Gino Vannelli版「明日に架ける橋」といったところか。

●収録曲
1. Nightwalker - 5:07
2. Seek and You Will Find - 4:40
3. Put the Weight on My Shoulders - 4:45
4. I Believe - 4:11
5. Santa Rosa - 4:12
6. Living Inside Myself - 4:23
7. Stay With Me - 4:43
8. Sally (She Says the Sweetest Things) - 4:29


◆プロデュース: Gino Vannelli(vo, ar), Joe Vannelli(ar, k), Ross Vannelli(ar, bv)

◆参加ミュージシャン: Mike Miller(g), Brad Cole(k), Neil Stubenhaus(b), Vinnie Colaiuta(ds), Michael Fisher(per), David Boruff(sax), Stepanie Spruill/Julia Waters/Maxine Waters/Doug Parry(bv)


関連記事
この記事が参考になりましたらクリックをお願いします。

気に入ったらシェア!

Warm Breeze
この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

コメント0件

コメントはまだありません