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Player / Spies Of Life (1982年) - アルバム・レビュー

2018年07月22日
AOR名盤(1982年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Playerの1982年のアルバム『Spies Of Life』の紹介です。
Player / Spies Of Life (1982年)
Playerはロサンゼルスで1976年に結成されたロック・バンド。リード・ヴォーカルとギターを担当するPeter Beckettが中心となり、メンバーを変えながら現在も活動している。70年代、80年代、90年代に2枚ずつのスタジオ・アルバムを残しており、2013年の『Too Many Reasons』が最新アルバムになる。

Playerというと、78年のデビュー・アルバム『Player』から生まれた大ヒット曲「Baby Come Back」(米1位)の印象が強い。甘く切ないメロディをメロウで爽やかなサウンドに乗せた「Baby Come Back」は、AORを代表する名曲の1つ。私はこの曲のギター・ソロも好きで、これを聴くとThe Eaglesの「Hotel California」と似たような(70年代終わりの?)郷愁を感じる。Peter Beckerという人は優れたメロディ・メイカーであり、優れたギタリストだと思う。

この『Spies Of Life』は4作目。結成メンバーのPeter Beckett(g, vo)とJohn Friesen(ds)はそのままに、他のメンバーはMiles Joseph(g)とRusty Buchanan(b)に交代している。プロデューサーは、デビュー作も手がけたDennis Lambert。収録曲は全てオリジナルで、その多くはDennis LambertとPeter Beckettの共作である。

デビュー当時より音の厚みが増しているが、メロディアスで爽やかなサウンドというPlayerの持ち味は残したまま。「If Looks Could Kill」はファースト・シングルとなり、Billboard Hot 100チャートの48位を記録。セカンド・シングルの「I'd Rather Be Gone」はヒットこそしなかったが、翌年にFinis Hendersonの名作『Finis / 真夏の蜃気楼』でカヴァーされた。

「Thank You For The Use Of Your Love」は、「Baby Come Back」リヴァイヴァルといった感じのビター&スイートなメロウ・チューン。続く「It Only Hurts When I Breathe」も爽やかな曲だ。

最後の4曲は、80年代洋楽のエッセンスを取り入れたサウンド。「Take Me Back」と「My Survival」は、割とハードでかっこいいメロディアス・ロックで、Peter Beckerの "ロッカー気質" を感じる。一方、「Born To Be With You」と「In Like Flynn / エロール・フリンのように」は、華やかな80'sポップといった趣きだ。

●収録曲
1. If Looks Could Kill - 3:34
2. Some Things Are Better Left Unsaid / 何も言わないで - 3:19
3. Thank You For The Use Of Your Love / サンキュー・フォー・ユア・ラヴ - 3:57
4. It Only Hurts When I Breathe / オンリー・ハーツ - 3:30
5. My Mind's Made Up / 君に恋して - 3:59
6. I'd Rather Be Gone - 2:54
7. Take Me Back - 3:47
8. My Survival - 4:34
9. Born To Be With You - 3:46
10. In Like Flynn / エロール・フリンのように - 2:50


◆プロデュース: Dennis Lambert(k)

◆参加ミュージシャン: Peter Beckett(vo, g), Miles Joseph(g, bv), Rusty Buchanan(b, bv), John Friesen(ds, bv)
with Gary Wright/Gabriel Katona(k), Jay Lewis(ag), Steve Forman(per), Tom Kelly/Tommy Funderburk(bv)


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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