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Bertie Higginsの1982年作『Just Another Day In Paradise / カサブランカ』。
Bertie Higgins / Just Another Day In Paradise
本作は、フロリダ出身のシンガー・ソングライターであるBertie Higginsのファースト・アルバム。

日本でとても売れたアルバムであり、オリコンの週間アルバム・チャートでは4位をマークした。
理由は、アルバムの2曲目に収録された「Casablanca」を郷ひろみが日本語でカヴァーし、「哀愁のカサブランカ」というタイトルで大ヒットさせたからだ。郷ひろみの曲は、オリコンの週間シングル・チャートの2位を記録している。
また原曲の「Casablanca」も、オリコンの洋楽シングル・チャートで8週連続の1位となり、1982年の年間チャートでは1位に輝いた。

従って、リアルタイム派にとっては、Bertie Higginsといえば哀愁漂う「Casablanca」であり、その次には「郷ひろみ」が連想される。良くも悪くも。

本国アメリカでは、「Casablanca」はシングル・カットされていない。
ファースト・シングルは「Key Largo」であり、Billboard Hot 100チャートでは8位をマーク。セカンド・シングルは「Just Another Day in Paradise」で、同チャートの46位まで到達した。
アルバムは、Billboard 200チャートの38位となっている。

日本盤ではカヴァー・アートも差し替えられた(画像上)。
オリジナルのフロント・カヴァーは南国ムード溢れるデザインだ(画像下)。
Bertie Higgins / Just Another Day In Paradise (オリジナル・フロント・カヴァー)

波の音で始まる「Just Another Day in Paradise」にしても、トロピカルな「Candledancer」「Key Largo」にしても、そのものズバリのタイトルを冠した「The Tropics」にしても、オリジナルのフロント・カヴァーとイメージが合っており、わざわざ差し替えなくても良いのにとは思うが、日本盤のカヴァー・アートはオリジナル以上に秀逸である。

Bertie Higginsは日本では「Casablanca」の一発屋と思われているが、息の長い活動をしている。
現在もアルバムやシングルを制作しており、例えば2015年の『Dancing in the Tradewinds』などはアコースティックでトロピカル・ムード溢れる好盤。本作収録の「The Tropics」もラストで歌っている。

●収録曲
1. Just Another Day in Paradise / ふたりだけの恋の島 – 3:56
2. Casablanca – 4:34
3. Candledancer – 3:48
4. Key Largo / キー・ラーゴ~遙かなる青い海 – 3:20
5. Port O' Call (Savannah '55) / 愛してるよ、サヴァンナにて。1955年 – 3:26
6. White Line Fever – 3:59
7. The Heart Is the Hunter / 愛すれど心さびしく – 3:27
8. She's Gone to Live on the Mountain / きみ去りし今 – 3:26
9. Down at the Blue Moon / ブルー・ムーンに届けておくれ – 3:57
10. The Tropics / トロピカル・ハリケーン – 7:00


◆プロデュース: Sonny Limbo, Scott Maclellan

◆参加ミュージシャン: Bertie Higgins(vo, ag), Barry Richmond/Ken Bell/Shelton Irwin(g), John Healy/Steve Nathan(k), Gary Baker/Arch Peason III(b), Owen Hale/Bill Marshall(ds), etc


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2016/11/04 19:24 AOR名盤(1982年) TB(0) CM(2)
コメント
Key Largo
こんにちは。
懐かしいですね。私は断然「Key Largo」。大好きなんです、この曲。昔、「波の数だけ抱きしめて」っていう映画がありましたが、そのサントラがAORの名曲をセレクトしたようなアルバムで、特に「Key Largo」が大好きでした。
バーティ、今も活動されているんですね。
2016/11/05 12:49 240 URL [ 編集 ]
Re: Key Largo
240さん、こんにちは。
「波の数だけ抱きしめて」、私も去年の夏だったかにNHK BSで放送した際に遅ればせながら見ました。
アルバムは以前から聴いていましたが、映像を見るのは初めて。
AORの選曲と映像がマッチしていて、ほろ苦くて甘ずっぱい気分に浸りました。
Bertie Higginsのこのアルバムからは、「Key Largo」と「Casablanca」の2曲が使われていましたね。
2016/11/05 15:18 Warm Breeze URL













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