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Stevie Woods / Take Me To Your Heaven (1981年) - アルバム・レビュー

2018年08月21日
AOR名盤(1981年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Stevie Woodsの1981年のアルバム『Take Me To Your Heaven / スティール・ザ・ナイト』の紹介です。
Stevie Woods / Take Me To Your Heaven (スティール・ザ・ナイト) (1981年)
Stevie WoodsはアメリカのR&Bシンガー。ファンク・バンドのCrowd Pleasersのメンバーを経て、80年代の前半に3枚のソロ・アルバムをリリースしており、そこから「Steal the Night」(米25位)、「Just Can't Win 'Em All」(米38位)のヒットを生んでいる。

この『Take Me To Your Heaven』は、その2曲を収めたファースト・アルバム。黒いシャツの胸元を開けて男の色香を放つフロント・カヴァーを見ると、何だかやんちゃそうな印象。濃厚なR&Bサウンドやセクシーな歌声を想像するが、実際の音はポップでメロウ。伸びやかな歌声で丁寧に歌う、爽やかなアルバムである。

収録された9曲はカヴァー曲やライターの書き下ろしで構成されており、カヴァー曲のセレクトも爽やか。

「Fly Away」は、Peter Allen, Carole Bayer Sager, David Fosterによる共作。このアルバムからのサード・シングルとなり、米84位、ACチャートの23位をマークしている。原曲は、Peter Allenの80年のアルバム『Bi-Coastal』に収録されており、竹内まりやも同年のアルバム『』で歌った。

爽やかなタイトル曲「Take Me To Your Heaven」は、Wilson Brothersのアルバム『Another Night』(79年)の収録曲。ファンキーな「Wanna Be Close To You」は、Rene & Angelaのアルバム『』(81年)からのカヴァー。メロウな「Throw A Little Bit Of Love My Way」は、David Foster, Jay Graydon, Harry Garfieldの作で、Cory Wellsのアルバム『Touch Me』(79年)からのカヴァーである。

素材の良さを生かすように、これらの曲をオリジナルに近いアレンジで歌っており、その丁寧さが好印象。逆に個性の強いヴォーカルを期待すると、いい意味で期待を裏切られるかも。Stevie Woodsは2014年に他界したが、娘のTiana Woodsは、Varnaというロック・バンドのリード・シンガーとしてL.A.を中心に活動している。

●収録曲
1. Fly Away - 4:04
2. Just Can't Win'em All - 4:10
3. Take Me To Your Heaven - 4:03
4. Steal The Night - 3:47
5. Through The Years - 4:26
6. Wanna Be Close To You - 4:38
7. Read Between The Lines - 3:52
8. Throw A Little Bit Of Love My Way - 4:25
9. Gotcha - 5:00


◆プロデュース: Jack White

◆参加ミュージシャン: Stevie Woods(vo, g), Steve Lukather/Ray Parker Jr./Paul Jackson Jr./Charles Fearing(g), Greg Mathieson/Clarence McDonald(k), Nathan East/Ed Watkins/David Shields(b), Ed Greene/Ndugu Leon Chancler/Mike Baird/James Gadson(ds), Paulinho Da Costa(per), Bill Champlin/Tom Kelly/Waters(bv), etc


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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