音楽は心の糧、生活のサプリメント。洋楽を中心に極上の音楽との生活を綴ります。

スポンサーリンク

Cory Wellsの1978年のアルバム『Touch Me』。
Cory Wells / Touch Me (1978年)
Cory WellsはNY出身のシンガー。アメリカの人気ロック・バンド、Three Dog Nightのリード・ヴォーカルの一人として知られている。Three Dog Night (3DN)は、Danny Hutton, Cory Wells, Chuck Negronという3人のヴォーカリストを擁する7人組。1967年に結成され、11曲ものTop 10ヒットを生んだ人気グループで、そのうち3曲は1位を獲得。76年に一旦解散するも、81年に再始動し、今も活動を続けている。

この『Touch Me』は、Cory Wellsの初のソロ・アルバム。3DNが活動を停止していた時期に発表されたアルバムである。ほとんどの曲にDavid FosterとJay Graydonが関わっていることや、GraydonとSteve Lukatherが7曲でギターを共演していることなどから、Airplayのデビュー後に注目された作品らしい。

中身のサウンドは、そうした参加ミュージシャンの華やかさから想像されるゴージャスなものではなく、3DNで鍛えられたCory Wellsのソウルフルな歌声を前面に出し、曲の良さと歌の魅力で勝負している。オリジナルが6曲、カヴァー4曲という構成で、オリジナル曲の作者は次のとおり。
1. Waiting For You (Tom Snow/Fran Tate)
3. You're My Day (Jay Graydon/Harry Garfield)
4. Everything's Right For Love (Dennis Belfield)
6. Starlight (Jay Gruska/Paul Gordon)
7. Throw A Little Bit Of Love My Way (Jay Graydon/David Foster/Harry Garfield)
8. I Know You're Willin' Darlin' (Larry Byron)

また、カヴァー曲の原曲の所収アルバムは次のようになっている。
2. When You Touch Me This Way:Geoff Muldaur『』(76年)
5. Midnight Lady:Jim Gold『I Can't Face Another Day Without You』(77年)
9. Change Of Heart:Bread『』(76年)
10. Lady Put The Light Out:Rogue『Let It Go』(77年)

魅力的な曲を揃えており、特に前半は見事。Tom Snowらしいポップでキャッチーなメロディの「Waiting For You」、濃厚なリズムが癖になるR&Bナンバー「When You Touch Me This Way」、爽やかな疾走感のある「You're My Day」、幻想的なメロウ・バラード「Everything's Right For Love」と、素敵な曲が続く。

後半では、Foster, Graydon, Harry Garfieldが共作したバラードの「Throw A Little Bit Of Love My Way」も素晴らしい。この曲は、Watersの80年のアルバム『』や、Stevie Woodsの81年のアルバム『Take Me To Your Heaven / スティール・ザ・ナイト』でカヴァーされた。

本作からのファースト・シングルは、Jay Gruskaの書き下ろした「Starlight」。この曲にはディスコ・バージョンがあり、そこではJay Graydonが長いギター・ソロを弾いている。2010年に日本で初CD化された際には、そのバージョンがボーナス・トラックに収録された。いつもの華やかに作りこまれたソロではなく、ラフに弾いている感じが新鮮。

Cory Wellsは2015年に他界した。ソウルフルでセクシー、惚れ惚れするようないい声をしており、本作でもたっぷりその歌声を堪能できる。また、3DNの中では一番の色男。綺麗な目をしているな、と思う。
Cory Wells / Touch Me (Inner Photo)

●収録曲
1. Waiting For You - 2:39
2. When You Touch Me This Way - 3:37
3. You're My Day - 3:05
4. Everything's Right For Love - 4:11
5. Midnight Lady (Hiding In The Shadows) - 4:27
6. Starlight - 3:15
7. Throw A Little Bit Of Love My Way - 4:13
8. I Know You're Willin' Darlin' - 3:43
9. Change Of Heart - 3:20
10. Lady Put The Light Out - 4:05
11. Starlight (Disco Version) (日本盤ボーナス・トラック)
12. Let Tomorrow Be (日本盤ボーナス・トラック)


◆プロデュース: David Anderle, Cory Wells

◆参加ミュージシャン: Jay Graydon(g, sy), Steve Lukather(g), Dean Parks(g, horn), David Foster(k), Jay Gruska(k, bv), Dennis Belfield(b), Mike Baird(ds), Steve Forman(per), Bill Champlin/Jennifer Warnes/Rita Coolidge/Oren Waters/Luther Waters(bv), etc


関連記事

ブログ・ランキングの応援をよろしくお願いします。


スポンサーリンク



2018/08/23 10:25 AOR名盤(1978年) TB(0) CM(0)
コメント















 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
https://coolsnd.blog.fc2.com/tb.php/451-243b1280
ブログ内検索
プロフィール (Warm Breeze)

Warm Breeze

70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。


スポンサーリンク
最新記事一覧
AOR名盤(1980年) - Boz Scaggs / Middle Man 2019/07/16
AOR名盤(1982年) - Dwayne Ford / Needless Freaking 2019/07/13
AOR名盤(1978年) - Melissa Manchester / Don't Cry Out Loud 2019/07/09
AOR名盤(1981年) - Niteflyte / Niteflyte II 2019/07/06
AOR名盤(1982年) - China / China (夜明けのダンサー) 2019/07/04
リンク
AORの名盤 330選AORの名盤 330選
AORの名盤 約330タイトルを厳選して年代順に紹介します。
Rockの名盤 435選Rockの名盤 435選
ロックの名盤 435タイトルを厳選して年代順に紹介します。
ロック、ジャズのお薦めCD BOXセットロック、ジャズのCD BOXセット
ロックやジャズのお薦めのCD BOXセットをジャンル別に紹介します。
ベストヒットUSA 80's オープニング・ジャケット・コレクションベストヒットUSA 80's オープニング・ジャケット・コレクション
番組の冒頭映像で流れるアルバム・ジャケットを紹介します。
Warm Breeze (Twitter)Warm Breeze (Twitter)
管理人が気ままにツイートしています。
アクセスランキング
お気に入りブログ