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Cory Wellsの1978年作『Touch Me』。
Cory Wells / Touch Me
本作は、Three Dog NightのヴォーカリストであるCory Wellsの初のソロ・アルバム。

Three Dog Night (3DN)はヴォーカル・トリオ+演奏陣4人という7人編成で1967年に結成されたグループ。
Cory Wellsはその3人のヴォーカリストの一人である。
グループは1976年に一旦解散して1981年に再始動するが、本作はその解散時期にリリースされている。

1曲(2)を除いて、David Foster(k)とJay Graydon(g)が共演していることから、本作はAirplayの熱心なファンから後付けで注目されたようだ。また、Steve Lukatherが7曲でギターを弾いており、それらの曲ではGraydonとLukatherの共演も実現している。

そうした参加メンバーの外形的な華やかさから、華美な演奏やアレンジを想像してしまうが、中身の方はストレートなAOR。3DNで鍛えられたCory Wellsのソウルフルな歌唱の良さを前面に出した、上質な音である。
同年のBill Champlinの名盤『Single / 独身貴族』のようなバランスの良さがあるアルバムだ。

作曲陣は多彩で、Tom Snow(1)、Jay Graydon(3, 7)、3DNのDennis Belfield(4)、Jim Gold(5)、Jay Gruska(6)、BredのDavid Gates(9)といった顔ぶれ。

Tom Snowらしいキャッチーで引き締まったメロディの「Waiting For You」、濃厚なグルーヴのある実質的なタイトル曲「When You Touch Me This Way」、Jay Graydon作のフレッシュな「You're My Day」、Dennis Belfield作の美しいバラード「Everything's Right For Love」など、良質な曲が続く。

また、Foster, Graydon, Harry Garfieldが共作したバラード「Throw A Little Bit Of Love My Way」も、Watersの1980年のアルバム『Watercolors』や、Stevie Woodsの1981年のアルバム『Take Me To Your Heaven / スティール・ザ・ナイト』でカヴァーされた名バラードだ。

なお、Jay Gruskaの書き下ろした「Starlight」が本作のファースト・シングル。
この曲にはディスコ向けバージョンがあり、そこではJay Graydonが長いギター・ソロを弾いている。
本作の日本盤のCDには、ボーナス・トラックとしてそのバージョンも収録されているので、Graydonのギター・ソロが大好きという人にお薦めである。

●収録曲
1. Waiting For You - 2:39
2. When You Touch Me This Way - 3:37
3. You're My Day - 3:05
4. Everything's Right For Love - 4:11
5. Midnight Lady (Hiding In The Shadows) - 4:27
6. Starlight - 3:15
7. Throw A Little Bit Of Love My Way - 4:13
8. I Know You're Willin' Darlin' - 3:43
9. Change Of Heart - 3:20
10. Lady Put The Light Out - 4:05
11. Starlight (Disco Version) (日本盤ボーナス・トラック)
12. Let Tomorrow Be (日本盤ボーナス・トラック)


◆プロデュース: David Anderle, Cory Wells

◆参加ミュージシャン: Jay Graydon(g, sy), Steve Lukather(g), Dean Parks(g, horn), David Foster(k), Jay Gruska(k, bv), Dennis Belfield(b), Mike Baird(ds), Steve Forman(per), Bill Champlin/Jennifer Warnes/Rita Coolidge/Oren Waters/Luther Waters(bv), etc


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2016/11/06 17:24 AOR名盤(1978年) TB(0) CM(0)
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