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Chris Rainbow / White Trails (1979年) - アルバム・レビュー

2018年08月31日
AOR名盤(1979年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Chris Rainbowの1979年のアルバム『White Trails』の紹介です。
Chris Rainbow / White Trails (1979年)
Chris Rainbowはスコットランド生まれのロック・シンガー。Alan Parson's Projectのヴォーカリストとして知られており、1979年のアルバム『』から87年の『』まで、Alan Parson's Projectの全てのアルバムに参加して、リード・ヴォーカルやバック・ヴォーカルを担当した。

Alan Parson's Projectは曲によって歌い手を変えており、ヒット曲のほとんどを歌うEric Woolfsonを主軸に、Lenny ZakatekやChris Rainbow、Colin Blunstoneなどが曲の表情に合わせて交代で担当している。Eric Woolfsonの歌声は、ふくよかでハスキーで温もりのあるタイプ。Chris Rainbowの歌声はそれと対照的な、澄み切った美声である。

Chris Rainbowは70年代の後半にソロ活動をしており、3枚のソロ・アルバムを残している。この『White Trails』は3作目。収録された曲は全てChrisのオリジナルであり、持ち前の美声だけでなく、ポップなソング・ライティングの才能が遺憾なく発揮されている。

バックを固めるミュージシャンは英国の実力派揃い。Max Middleton(k), Mo Foster(b), Simon Phillips(ds)など、Jeff Beck人脈も参加している。

Chrisは自分の声を多重録音してコーラスを作っており、特にタイトル曲「White Trails」における厚みのある荘厳なコーラスと、続く「In Love With Love」における美しく繊細なコーラスは聴きモノ。丁寧で緻密な仕上がりにChrisの職人気質を感じる。

山下 達郎の抜けるように爽やかな多重コーラスではなく、Chris Rainbowのは柔らかくてメロウ。英国らしい湿り気や奥ゆかしさもある。「In Love With Love」の後半には鈴の音も入っていて、少し早いクリスマス気分ですね。

●収録曲
1. Love You Eternally - 3:31
2. Don't Take The Night Away - 4:47
3. Song Of The Earth - 3:49
4. Be Like A Woman - 4:17
5. Ring Ring - 3:07
6. Streetwise - 3:38
7. White Trails - 5:52
8. In Love With Love - 6:51


◆プロデュース: Chris Rainbow

◆参加ミュージシャン: Ian Bairnson/Mart Jenner(g), Max Middleton(k), Dave Lawson(sy), Mo Foster(b), Pete Zorn(b, sax), Simon Phillips(ds), Dick Morrissey(sax, Flute), Linda Taylor(bv), etc


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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