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Nicole Willsの1983年のアルバム『Tell Me』。
Nicole Wills / Tell Me (1983年)
本作は、女性シンガーNicole Willsの唯一のソロ・アルバム。Nicole Willsは、80年代の初めにThe Johnny Average Bandというポップ・ロック・バンドのヴォーカルを担当しており、70年代にはその前身となるローカル・バンドのThe Falconsで活動していた。

The Johnny Average Bandは、1980年にアルバム『』を1枚残している。リーダーのJohnny Averageは、彼女の当時の夫である。

この『Tell Me』はアメリカではヒットしなかったが、選曲の良さとNicole Willsの歌声の美しさから、日本では人気を集めたアルバム。収録曲は、AORやポップスの名曲からセンス良く選ばれている。

キュートなメロディの「Fallin'」はLauren Woodの作。アルバム『Cat Trick』(81年)に収録された名曲で、90年の映画『プリティ・ウーマン』に使われて注目された。

「Some Guys Have All The Luck」は、The Persuadersのアルバム『』(74年)の収録曲。Robert Palmer、Rod Stewart、Maxi Priest等のカヴァーもあり、Rod Stewartのカヴァーは、84年にBillboard Hot 100チャートの10位を記録している。

「It Wouldn't Have Made Any Difference / 所詮は同じこと」は、Todd Rundgrenの名作『』(72年)の収録曲。繊細で甘酸っぱいメロディが絶品。

「Tenderness On The Block」は、Jackson BrowneとWarren Zevonが共作したアメリカン・ポップス。Warren Zevonの78年のアルバム『』に収録されている。続く「What You Do To Me」は、John Hall作の軽快なロック・チューン。The John Hall Bandのアルバム『』(81年)の収録曲だ。

「Isn't It Always Love」はKarla Bonoff作で、彼女のデビュー作『Karla Bonoff』(77年)に収録された爽やかな曲。Nicole Willsの温かい声質と、ビブラートをほとんど使わない歌い方はKarla Bonoffと似ており、Karla本人が歌っているようにも聴こえる。

ラストの「Never Take The Place Of You」は、NRBQの80年のアルバム『』に収録された穏やかなナンバーだ。

このアルバムは日本でしかCD化されていないが、CDにはボーナス・トラックが2曲収録されており、そのうちの1曲はThe Beatlesの「Hold Me Tight」。The Beatlesの数ある名曲から「Hold Me Tight」を選ぶところが面白いが、これを元気一杯という感じで歌っており、微笑ましい。

●収録曲
1. Fallin' - 4:07
2. Tell Me How To Make You Love Me - 3:48
3. Some Guys Have All The Luck - 3:10
4. It Wouldn't Have Made Any Difference / 所詮は同じこと - 3:30
5. Tenderness On The Block - 3:03
6. What You Do To Me - 3:47
7. Isn't It Always Love - 3:23
8. Maybe - 4:12
9. It'll Be Me - 1:47
10. Never Take The Place Of You - 3:32


◆プロデュース: John Holbrook(g, k, per, ar)

◆参加ミュージシャン: Shane Fontayne(g), Murray Weinstock(k, ar), Leigh Fox(b), Mike Braun(ds, per), Arno Lucas/Wells Kelly(per), George Young(sax), John Hall/John Tray/Bob Leinbach/Ann Lang(bv)


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2018/09/09 16:16 AOR名盤(1983年) TB(0) CM(0)
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