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ブラック・コンテンポラリーの名グループ、Heatの1980年作『Heat』。
Heat / Heat
Heatは、サックス奏者のTom Savianoが、男女二人のシンガーJoe Pizzulo、Jean Marie Arnoldと結成した3人組。1980年と翌81年に1枚ずつアルバムを残しており、本作はファースト・アルバムである。

EW&Fのようなサウンドだが、もっとAOR寄り。
また、Jean Marie Arnoldの可憐な歌声はSeawindの女性シンガー、Pauline Wilsonと似ており、Seawindサウンドとの近しさも感じる。
そんなアーバンでファンキーな音を出す素晴らしいグループだ。

Tom SavianoはGino CunicoやMelissa Manchester、Leo Sayerなど、様々なアーティストのアルバムにサックス奏者やホーン・アレンジャーとして参加した実力派。

女性シンガーのJean Marie Arnoldは、Tomの奥様。セッション・シンガーとして、Tom同様に様々なアーティストと共演している。

男性シンガーのJoe Pizzuloは、本作1枚でHeatを離れ、Sérgio Mendesのグループで活躍することになる。有名なところでは、Sérgio Mendesの1982年のアルバム『Sérgio Mendes』から大ヒットした名バラード「Never Gonna Let You Go」の男性ヴォーカルはJoe Pizzuloだ。

本作の収録曲は全て、Tom SavianoまたはTom夫妻のオリジナル。
ラストの7分を超える「Billet Doux」のみインストゥルメンタル曲で、ここではTomが大人びたムードあるサックスを存分に披露している。

また、3曲(2, 3, 4)で、David Fosterがキーボーディストとして参加。
そのうちの1曲「Baby (This Love That We've Found)」は、メロディやアレンジの雰囲気、ホーンの使い方などが、EW&Fの「After The Love Has Gone」を彷彿とさせる甘美なバラードだ。

音がすこぶる良いだけに、ジャケットのセンスがちょっと残念。カンフー映画のサウンド・トラックみたいで…
1981年のセカンド・アルバム『Still Waiting』のジャケットもちょっとなぁ…

●収録曲
1. Just Like You - 4:37
2. It's Up To You - 3:58
3. Baby (This Love That We've Found) - 5:12
4. Don't You Walk Away - 4:11
5. Pickin' And Choosin' - 4:10
6. Whatever It Is - 4:34
7. Side Steppin' - 4:12
8. Billet Doux - 7:28


◆プロデュース: Tom Saviano, David Wolfert

◆参加ミュージシャン: Tom Saviano(sax, ar), Jean Marie Arnold/Joe Pizzulo(vo)
with Paul Jackson Jr./Charles Fearing/Thom Rotella(g), David Foster/Jai Winding(k), Steve Porcaro(sy), Eddie Watkins Jr.(b), James Gadson/Ed Greene/Harvey Mason(ds), Lenny Castro(per), Victor Feldman(vib), Jerry Hey(tp), Arnold McCuller(bv), Nick DeCaro(string ar), etc


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2016/11/21 19:28 AOR名盤(1980年) TB(0) CM(0)
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