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White Heart / White Heart (1982年) - アルバム・レビュー

2018年10月07日
AOR名盤(1982年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、White Heartの1982年のアルバム『White Heart』の紹介です。
White Heart / White Heart (1982年)
White Heartは、CCMシーンで活躍したロック・バンド。1982年にナッシュヴィルで結成し、97年に活動を停止するまでの間に11枚ものスタジオ・アルバムを残しており、在籍したメンバーの実力の高さやアンサンブルの良さから、ナッシュヴィルのTOTO、CCM界のTOTOの異名をもつ。この『White Heart』は、彼らのデビュー作。

創設メンバーは、Bill Smiley(k, g), Mark Gersmehl(k), Steve Green(vo), Dann Huff(g), Gary Lunn(b), David Huff(ds, per)の6人で、このうちバンドの解散時まで在籍した中核メンバーは、BillとMarkの2人。

リード・シンガーのSteve Greenは、TOTOのBobby Kimballのようにちょっと湿度のあるハイ・トーンが魅力だが、残念ながらこの1枚でバンドを抜けてしまう。Dann Huffは、多くのアルバムでその名前を目にする名ギタリスト。TOTOのSteve Lukatherのようにリード・ヴォーカルも担当できて、このアルバムでは4曲(1, 3, 7, 8)を担当している。

ドラムスのDavid Huffは、Dann Huffの弟。二人は最初の2, 3枚でバンドを抜け、Alan Pasqua(k)等と4人組のハード・ロック・バンド、Giantを87年に結成している。

ついTOTOと比べてしまうけれど、確かに "らしい" ところはある。例えば、「He's Returning」での見事なキメは、TOTOの『Hydra』収録の「St. George and the Dragon」みたいだし、「Nothing Can Take This Love」のサビを聴くと、TOTOの「Georgy Porgy」を思い出してしまう。

メロディに哀愁を帯びた「Guiding Light」や「Black Is White」などのミディアム系も素敵。「Guiding Light」のDann Huffのギター・ソロは、まるでLukatherのソロを聴いているみたい。また、美しいバラードの「Everyday」では、Dann Huffが女性シンガーのSandi Pattiとデュエットしている。

84年のセカンド・アルバム『』も、ファーストと同じAOR路線(私は未聴)。デジタル・コンテンツを入手できるけれど、私はCD派なので、オンデマンド商品(CD-R)を購入するかどうかを思案中。

●収録曲
1. Hold On - 3:37
2. You're the One - 3:56
3. Listen to the Lonely - 3:47
4. He's Returning - 4:23
5. Carry On - 3:56
6. Guiding Light - 3:40
7. Everyday - 4:08
8. Nothing Can Take This Love - 3:40
9. Black Is White - 3:14
10. Go Down Ninevah - 4:30


◆プロデュース: Dann Huff(g, vo), Bill Smiley(k, g, vo)

◆参加ミュージシャン: Steve Green(vo), Mark Gersmehl(k, vo), Gary Lunn(b), David Huff(ds, per)
with Sandi Patti(vo), Michael W. Smith(p), Phil Naish(k), Mark Morris(per), Sam Levine(sax), Greg Guidry(bv)


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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