音楽は心の糧、生活のサプリメント。洋楽を中心に極上の音楽との生活を綴ります。

スポンサーリンク

Steve Marrsの1982年作『Somebody Somewhere』。
Steve Marrs / Somebody Somewhere
Steve Marrsは、Kenny Logginsの80年代、90年代の殆どのアルバムの制作に、キーボード奏者やソングライターとして参加したミュージシャン。本名はSteve Woodであり、Kenny Logginsのアルバムでは本名でクレジットされている。

本作は、Steve Marrsの唯一のアルバム。
Hall & Oatesの70年代後半のアルバムのプロデュースを手掛けたChristopher Bondがメインのプロデューサーを担当し、1曲「Why Did I Wait So Long / ウェイト・ソー・ロング」のみ、Kenny Logginsがプロデュースした。

曲に関しては、Mike FinniganとMax Gronenthalが書いた「Say It Again」のみカヴァー曲であるが、他はSteve Marrsのオリジナル。この「Say It Again」の原曲は、Max Gronenthalの1980年のアルバム『Max』に収録されている。

どの曲も、等身大で自然体といった印象で、リラックスしている。
メロディは穏やかで、サウンドに80年代特有の華美なアレンジを感じない。
70年代のウェストコースト・サウンドを再現したような曲も何曲かあり、そうした懐かしさが心地よく感じられるアルバムだ。

ショー・ウィンドウの明かりを背に、街角に佇むSteveを写したジャケットも、ノスタルジックないい雰囲気を出している。このジャケットの雰囲気にピッタリなのが、タイトル曲の「Somebody Somewhere」。Pagesを思わせる美しいハーモニーに包まれて、浮遊感のある優しいメロディが流れる極上のメロウ・チューンだ。

本作には、Steve Marrsの奥様であるBeth Fitchetがバック・ヴォーカルに参加しており、仲が良い。
Kenny Logginsの溌剌としたバック・ヴォーカルも随所で聴こえるが、ちょっと目立ち過ぎか…。
それが微笑ましく思える幸せなムードが、このアルバムにはある。

●収録曲
1. Don't Come Back A Stranger / 愛の幻影 - 4:03
2. Say It Again - 3:11
3. How Was I To Know / とどかぬ想い - 3:12
4. Talkin' About My Baby - 4:01
5. Somebody Somewhere - 3:25
6. Why Did I Wait So Long / ウェイト・ソー・ロング - 4:07
7. Just A Dreamer / ドリーマー - 4:57
8. I Can't Take It No More / テイク・イット・ノー・モア - 3:19
9. One More Loser - 3:32


◆プロデュース: Christopher Bond(g, sy, bv), Kenny Loggins(bv, ar)

◆参加ミュージシャン: Steve Marrs(vo, k), John Hug/Steve Lukather(g), Tom Hensley/Jai Winding(k), Scott Edwards/Neil Stubenhaus(b), Ed Greene/Tris Imboden(ds), John Phillips(sax), Bill Champlin/Richard Page/Beth Fitchet(bv), etc


関連記事

最後までお読みいただきありがとうございます。
ブログ・ランキングの応援をよろしくお願いします。

▶スポンサーリンク



2016/12/04 18:27 AOR名盤(1982年) TB(0) CM(0)
コメント













 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
https://coolsnd.blog.fc2.com/tb.php/476-24f297a6
カテゴリ

+ボタンをクリックするとツリーが開きます。

スポンサーリンク
プロフィール

Warm Breeze

大好きな洋楽を生活のサプリメントにしています。
70's、80'sの洋楽を中心に、豊かで極上の音楽を紹介します。


※写真はBobby Caldwellの1978年のアルバム『Bobby Caldwell

最新記事一覧
AOR名盤(1980年) - Larsen-Feiten Band / Larsen-Feiten Band 2017/10/22
AOR名盤(1982年) - Michael McDonald / If That's What It Takes (思慕(ワン・ウェイ・ハート)) 2017/10/20
AOR名盤(1984年) - Michael Ruff / Once In A Lifetime (シティ・ウォーキン) 2017/10/18
AOR名盤(1983年) - Brenda Russell / Two Eyes (出逢いのときめき) 2017/10/16
AOR名盤(1977年) - Michael Franks / Sleeping Gypsy 2017/10/14
リンク
AORの名盤 330選AORの名盤 330選
AORの名盤 約330タイトルを厳選して年代順に紹介します。
Rock(ロック)の名盤 435選Rock(ロック)の名盤 435選
ロックの名盤 435タイトルを厳選して年代順に紹介します。
ロック、ジャズのお薦めCD BOXセットロック、ジャズのCD BOXセット
ロックやジャズのお薦めのCD BOXセットをジャンル別に紹介します。
ベストヒットUSA 80's オープニング・ジャケット・コレクションベストヒットUSA 80's オープニング・ジャケット・コレクション
番組の冒頭映像で流れるアルバム・ジャケットを紹介します。
Progressive Rock名盤Progressive Rock名盤
プログレッシヴ・ロックの名盤を紹介します。
Hard Rock名盤Hard Rock名盤
ハード・ロックの名盤を紹介します。
Warm Breeze (Twitter)Warm Breeze (Twitter)
管理人が気ままにツイートしています。
アクセスランキング
お気に入りブログ
ローリングウエストさん
『逍遥日記』
rolingwest.exblog.jp
240さん
『音楽の杜』
y240.exblog.jp
アクセスカウンター