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Dave Masonの1975年作『Split Coconut』。
Dave Mason / Split Coconut (1975年)
Dave Masonは、イングランド出身のシンガー・ソングライターでありギタリスト。
バンド活動としては、60年代の後半にSteve Winwood等とブリティッシュ・ロック・バンドのTrafficを結成したり、90年代の前半にFleetwood Macに参加したりしているが、70年代にはコンスタントにソロ・アルバムを作っていた。
本作は6枚目のスタジオ・アルバム。金澤寿和氏の著書『AOR Light Mellow』にも掲載された作品である。

収録された曲は、Buddy Holly作の「Crying, Waiting, Hoping」と、Maureen Gray作の「Two Guitar Lovers」を除いて、Dave Masonの自作の曲。

アルバムのタイトルやジャケットからはトロピカルなサウンドをイメージするが、ストレートにその感じを出している曲は「Crying, Waiting, Hoping」ぐらい。ファンキーでノリの良い「Split Coconut」は異色だが、他は温かく爽やかなウェスト・コースト・サウンドが展開されており、とても心地良いアルバムだ。

Dave Masonの弾くギターの音色には、日干しされたようなドライで清潔な風合いがある。また、伸びやかな弾き方は開放感に溢れており、とても心地よい。本作でも随所で、実に気持ち良さそうにギターを弾いている。

「Two Guitar Lovers」では、Jim Kruegerとギター・ソロを分け合った。Jim Kruegerは、後にLes Dudek, Mike FinniganとDFK(The Dudek Finnigan Krueger Band)を結成するギタリストだ。

本作ではヴォーカル・サポート・メンバーも豪華。
David CrosbyとGraham Nashの二人が4曲(3, 4, 6, 7)で温かいコーラスを添え、ラストの「Long Lost Friend」では、The Manhattan Transferがソフィスティケイトされた美しいコーラスを添えている。

なお、このアルバムのCDは単体での入手が難しくなっているが、1974年の前作『Dave Mason』とカップリングされた2 in 1のCDがBeat Goes Onレーベルから発売されており、お薦めである。

●収録曲
1. Split Coconut - 3:39
2. Crying, Waiting, Hoping - 2:43
3. You Can Lose It - 3:04
4. She's A Friend - 2:54
5. Save Your Love - 4:17
6. Give Me A Reason Why - 5:01
7. Two Guitar Lovers - 3:33
8. Sweet Music - 3:21
9. Long Lost Friend - 4:26


◆プロデュース: Dave Mason(vo, g), Bruce Botnick

◆参加ミュージシャン: Jim Krueger(g), Jai Winding/Mark Jordan(k), Gerald Johnson(b), Rick Jaeger(ds), The Manhattan Transfer/David Crosby/Graham Nash(bv)


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2016/12/13 19:12 AOR名盤(1974~1976年) TB(0) CM(2)
コメント
デイヴ・メイスンやスティーヴ・ウィンウッド、伝説のトラフィックのメンバーは1970年からミュージックライフでビッグネームと意識しながらもとうとう聴かずじまいで終わった死角s-てぃすとです。彼の知っている曲と言えば「we Just Disagree」「 every woman」くらいしか知らない情けない小生です。これからもっと勉強しなければと思っています。
2016/12/13 22:51 ローリングウエスト URL [ 編集 ]
トラフィック
「We Just Disagree」、渋い曲ですよね。この曲が入っている『Let It Flow』も素晴らしいアルバムだと思います。
トラフィックやスティーヴ・ウィンウッドって、ちょっと地味なんですかね。私もあまり手が届いてません…
2016/12/14 12:20 Warm Breeze URL















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