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Cuba Gooding / The 1st Cuba Gooding Album (1978年) - アルバム・レビュー

2018年11月13日
AOR名盤(1978年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Cuba Goodingの1978年のアルバム『The 1st Cuba Gooding Album』の紹介です。
Cuba Gooding / The 1st Cuba Gooding Album (1978年)
Cuba GoodingはNY生まれのソウル・シンガー。60年代後半から70年代にかけて活躍したソウル・グループ、The Main Ingredientのリード・シンガーを担当し、ファルセット・スタイルの柔らかい歌声を生かして、「Everybody Plays the Fool」(72年, 米3位)、「Just Don't Want to Be Lonely」(74年, 米10位)のTop 10ヒットを生んでいる。

この『The 1st Cuba Gooding Album』は、タイトルを見ると分かるように、Cuba Goodingのソロとしてのファースト・アルバム。ストレートなソウル・アルバムではなく、都会的な洗練をさり気なく纏ったメロウなポップ・ソウル・アルバムになっている。

都会的な味つけの面で貢献したのがDavid Fosterで、6曲(1-3, 5, 6, 9)のリズム・アレンジを担当。いつもの煌びやかなFosterアレンジではなく、Cuba Goodingの歌声から香るソウル・フィーリングを尊重したマイルドなアレンジだ。

金澤寿和氏のディスク・ガイド『AOR Light Mellow』によると、山下達郎がFM番組で "一番好きなフォスター作品" としてこのアルバムを紹介したとか。確かに、サンデー・ソング・ブックのオンエアリストによると、2曲目の「All I Can Give You Is Love」は過去に4回オン・エアーされているようだ。

プロデュースを担当したのは、Brian PotterとDennis Lambert。二人は、The Righteous Brothers、Glen Campbell、Dusty Springfield、Tavares、Playerなど、ポップ~ブルー・アイド・ソウル系のアーティストのプロデュースや曲作りを数多く手がける名コンビ。このアルバムでは、Patti Austin作の「We're In Love」と、James Whitney & Norman Kurban作の「As Long As There's You」を除くすべてを書いている。

「We're In Love」のオリジナルは、Patti Austinの77年の名作『』の収録曲。また、「Someone To Go Home To」は、Tavaresの74年のアルバム『』からのカヴァーだ。

Cuba Goodingは2017年4月に72歳で永眠。4人の子供がいて、そのうちの一人は映画俳優のCuba Gooding Jr.。96年公開の映画『ザ・エージェント』(原題:Jerry Maguire, 主演:トム・クルーズ)』でアカデミー助演男優賞を受賞している。

●収録曲
1. Mind Pleaser - 4:16
2. All I Can Give You Is Love - 5:51
3. Where Would I Be Without You - 3:54
4. Hold On To What You Got - 4:20
5. Fool Of The Year - 5:02
6. We're In Love - 4:00
7. Ain't Nothin' To It - 3:46
8. Someone To Go Home To - 3:41
9. As Long As There's You - 3:23


◆プロデュース: Dennis Lambert(k, bv, ar), Brian Potter

◆参加ミュージシャン: David Foster(k, ar), Dean Parks(g, ar), Ray Parker Jr./Jay Lewis(g), Joe Sample/Michael Omartian(k), Bill Cuomo(sy), Scott Edwards(b), James Gadson/Ed Greene(ds), Tom Scott(sax), Julia Waters/Maxine Waters(bv), etc


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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