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Cate Brothers / In One Eye And Out The Other (1976年) - アルバム・レビュー

2018年12月27日
AOR名盤(1974~1976年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Cate Brothersの1976年のアルバム『In One Eye And Out The Other / 兄弟の絆』の紹介です。
Cate Brothers / In One Eye And Out The Other
Cate Brothersは、EarlとErnieの双子の兄弟によるブルー・アイド・ソウル・デュオ。二人でリード・ヴォーカルを分け合い、楽器に関してはEarlがギターを、Ernieがキーボードを担当している。

二人は33歳になる年の1975年にアルバム・デビューしているので、少し遅めのスタートになる。デビュー作のプロデュースを担当したのは、翌年にNed Dohenyの傑作アルバム『Hard Candy』を手がけるSteve Cropperだ。

この『In One Eye And Out The Other』は彼らの2作目で、前作に続いてSteve Cropperがプロデュースを担当している。収録曲は全て二人のオリジナルで、タイトル曲のみSteveとの共作。骨っぽいソウル・ナンバーが多く、二人の歌いっぷりも白人のデュオとは思えないほどソウルフル。

ファンキーでノリのいい「In One Eye And Out The Other」やスウィート&メロウな「Can't Stop」、ダンサブルな「Give It All To You」などのアクセントも効いていて、聴きやすいアルバム。ほのぼのとした郷愁のある癒しのナンバー、「Music Making Machine」にも安らぐ。

このアルバムにはDavid FosterとJay Graydonも参加し、Fosterは6曲(1, 2, 5, 6, 8, 10)でキーボードを、Graydonは2曲(2, 10)でシンセとギターを弾いている。他にも腕のあるセッション・プレイヤーがバックを固め、演奏は垢抜けていてシャープ。Earl Cateのギターの腕もかなりのもので、全編にわたって味のあるいい音を出している。

腕組みして睨みをきかすバック・カヴァーの二人は、目が据わっていてちょっと怖い。双子の兄弟デュオというと、美形のAlessi兄弟を思い出すが、Cate兄弟の方が苦労人なのかな?
Cate Brothers / In One Eye And Out The Other (バック・カヴァー)

●収録曲
1. Start All Over Again - 3:58
2. In One Eye And Out The Other - 4:08
3. Can't Stop - 5:05
4. Stuck In Chicago - 2:58
5. Travelin' Man - 4:49
6. Give It All To You - 4:11
7. Music Making Machine - 4:29
8. Let's Just Let It Be - 3:28
9. I Don't Want Nobody (Standing Over Me) - 4:00
10. Where Can We Go - 4:19


◆プロデュース: Steve Cropper(g, bv)

◆参加ミュージシャン: Ernie Cate(vo, k), Earl Cate(vo, g)
with Jay Graydon(g, sy), David Foster(k), Donald "Duck" Dunn/Scott Edwards(b), Mike Baird/Ed Greene(ds), Steve Forman(per), Jim Horn/Bobby Keys(sax), Albert Singleton(vo), etc


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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