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Michael Gonzales / Mountaintop (1983年) - アルバム・レビュー

2019年01月31日
AOR名盤(1983年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Michael Gonzalesの1983年のアルバム『Mountaintop』の紹介です。
Michael Gonzales / Mountaintop
Michael Gonzalesは、Contemporary Christian Music (CCM)のシンガー・ソングライター。1980年と83年にCCMのアルバムを1枚ずつ発表しており、この『Mountaintop』は2作目にあたる。

LAの売れっ子の作曲家/プロデューサー/アレンジャーであるDavid Diggsがプロデュースを担当しており、上品で清潔感のあるサウンドになっている。綺麗に磨かれて整えられたサウンドの印象は、Roby Dukeのアルバムに近い。

「Thank You Jesus」「Father」「I Praise You」「Let Your Light Shine」「Heaven's Home」など、ストレートなCCMタイトルの曲が多いが、楽曲自体はメロウで爽やかなAOR。また、Wayne Brasel(g), John Patitucci(b), John Ferraro(ds)等、フュージョン系の達人ミュージシャンによる演奏には安定感があり、とても洗練している。

曲作りにおいては、Michaelが6曲を書き、残り(1, 2, 4, 8)をBill ChamplinやKeith Thomas等が提供。その中でも、Keith Thomas - Howard McCrary作の「Let It Go」、Michael作の「Come Home」、Keith Thomas - Gary Chapman作の「I Wanna Be Loved By You」の3曲がおすすめで、とても気持ちいい。

バック・ヴォーカリストが充実しており、Bill & TamaraのChamplin夫妻のほかに、Richard Pageの実弟であるDavid Page、そしてRoby Dukeも参加している。Michael Gonzalezの歌声はハートフルでジェントル。Bill Champlinをもっと爽やかにしたような感じかな。

ジャケットにざっくりと描かれた山のイラストと、なぜか縦書きの "Mountaintop" の文字は、浮世絵の掛け軸みたいで面白い。

このアルバムは、中田利樹氏のCool Soundからファースト・アルバム『Fire In My Soul』との2 in 1で世界初CD化されているが今や入手困難。1作目もCCM色が強いが、Bill Champlinの78年のソロ・デビュー作『独身貴族』から「Love Is Forever」をカヴァーするなど、AORとして楽しめる。

●収録曲
1. Thank You Jesus
2. Let It Go
3. Father
4. I Praise You
5. Come Home
6. Mountaintop
7. Waiting For Love
8. I Wanna Be Loved By You
9. Let Your Light Shine
10. Heaven's Home


◆プロデュース: David Diggs(ar, k, per), Michael Gonzales(vo, ar, k, per)

◆参加ミュージシャン: Wayne Brasel(g), Rob Watson(k), John Patitucci(b), John Ferraro(ds), Terry Winch/Pete Claproth(per), Bill & Tamara Champlin/David Page/Roby Duke(bv)


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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