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James Felix / White As Snow (1980年) - アルバム・レビュー

2019年02月14日
AOR名盤(1980年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、James Felixの1980年のアルバム『White As Snow』の紹介です。
James Felix / White As Snow (1980年)
James FelixはCCMシーンで活動するミュージシャン。70年代後半にゴスペル界の大御所のAndraé Crouch(アンドレ・クラウチ)のグループ「The Disciples」(ディサイプルズ)でベースとヴォーカルを担当したり、80年代以降はKarizmaやBrian Duncanのアルバムに曲を提供するなどの活動を地道に行っている。この『White As Snow』は、James Felixの唯一のソロ・アルバム。

このアルバムはマイルドで洗練されたブルー・アイド・ソウルを満喫できるアルバム。収録曲のうち7曲はJamesの自作で、残り3曲(4, 9, 10)をLouis Pardini(ルー・パーディーニ)等が提供しており、楽曲のクオリティがとても高い。James Felixはシンガーとしての力量も相当なレベルで、ソウル・フィーリングのある伸びやかな歌声を聴いていると、心地よく癒される。

「That's What It Takes」と「The Light Of His Love」の2曲は、典型的な "Michael McDonaldスタイル" のナンバーで、Jamesの声色や歌い方もMichaelを意識しているかのようにソウルフル。「The Light Of His Love」のファルセット・スタイルのバック・コーラスなどは、Michael McDonaldが本当に歌っているのでは? と思えるほど美しい。

タイトル曲の「White As Snow」は、ゆったりとした情感豊かなバラード。Jamesが "Come to me" というフレーズを熱っぽく歌うところがロマンティックで、Bobby Caldwellを思い出してしまう。「He Is Coming Back Again」もムードのあるスローな曲で、この2曲はJamesの思い入れも強いらしい。

バック・ミュージシャンのBill Maxwell(ds), Hadley Hockensmith(g, b), Alex Acuna(per)は、この年に結成されたフュージョン・グループのKoinoniaのメンバー。Louis Pardini(k)も、88年にKoinoniaに加入する。彼らの演奏は堅実で、安定感抜群。CCM特有のリリジャスな表現は控えめなので、上質な楽曲と演奏を純粋に楽しむことができる。

●収録曲
1. I Really Love You - 4:06
2. That's What It Takes - 3:43
3. White As Snow - 5:10
4. Open Up - 4:23
5. He Is Coming Back Again - 4:18
6. The Light Of His Love - 5:10
7. I Don't Want Much - 4:45
8. I've Been Runnin' Too Long - 4:08
9. He's All That - 3:54
10. Let's Reach Out - 3:54


◆プロデュース: Bill Maxwell(ar, ds)

◆参加ミュージシャン: James Felix(vo, g, b, ar), Hadley Hockensmith(g, b), Louis Pardini(ar, k), Larry Williams(k), Alex Acuna(per), Steve Tavaglione(sax), Fletch Wiley(tp), Howard McCrary/Linda McCrary/Charity McCrary/Kristle Murden(bv), etc


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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