音楽は心の糧、生活のサプリメント。洋楽を中心に極上の音楽との生活を綴ります。

スポンサーリンク

The Bee's Kneesの1979年のアルバム『Pure Honey』。
The Bee's Knees / Pure Honey (1981年)
The Bee's Kneesは、テキサス州のダラスで活動していた男性3人組。メンバーは、Roger Burton, Jerry Jackson, Michael Paulsonの3人で、1978年と79年にアルバムを1枚ずつ残した。

どちらも自主制作のようだが、ライト&メロウの王道を行く素晴らしいサウンド。フロント・カヴァーでは、美味しそうな純蜜で一杯のボトルがオレンジの光を反射しているが、彼らのサウンドはこの蜜のように甘美でナチュラル。また、ボトルのラベルに描かれた南国の木が象徴するように、爽やかな風を運んでくれる。

2004年にはダラスから遠く離れた日本でCD化され、アルバム制作から40年近く経とうとする今もAmazonではCDが購入できるし、こうしてショート・レビューを書く日本人までいる。

さて、本作は彼らのセカンド・アルバム。収録された9曲は、Tony Joe White作の有名曲「Rainy Night In Georgia」とバック・メンバーのRusty Lewisが書いた1曲(5)を除いてメンバー3人のオリジナル。Roger Burtonが5曲(1, 2, 3, 7, 8)、Jerry Jacksonが1曲(9)、Michael Paulsonが1曲(4)を分担し、それぞれリード・ヴォーカルを取っている。

Roger Burtonの歌声は、Kalapana~Macky Feary BandのMacky Fearyと似ており、人肌のぬくもりのある甘い声がとてもロマンティック。Rogerと比べるとJerryとMichaelの歌声は素朴で荒削りな感じだが、Jerryの歌うラストのバラード「I Can See The Child」などは、しみじみと良い。

2004年に発売されたCDには、ボーナス・トラックの扱いで彼らのファースト・アルバム『The Bee's Knees』から8曲が収録されている。実際にはもう1曲あるのだが、「マスターテープの状態が収録に耐え得る度を越していた」という理由で見送られた。実際に8曲を聴いてみると、確かにそういうところもある。

ファースト・アルバムも、本作の助走となるナチュラルでまろやかな音。なお、自主制作とは言え、AORの名盤『Ports Of The Heart』で知られるJimmie Spheerisが参加している。

●収録曲
1. Starry Eyes
2. Winnin' & Losin'
3. All My Love
4. Slip Away
5. Smile
6. Rainy Night In Georgia
7. Wasted
8. You & I
9. I Can See The Child


◆プロデュース: Larry Wallance(ag, per, bv), Michael Paulson, The Bee's Knees

◆参加ミュージシャン: Roger Burton(vo, g), Jerry Jackson(vo, g, p), Michael Paulson(vo, per)
with Anson Funderburgh/Patrick Darling(g), Rusty Lewis(k, ag, bv), Richard Bannister(b), DC Dancan(ds), Randy Lee(sax), etc


関連記事

最後までお読みいただきありがとうございます。
ブログ・ランキングの応援をよろしくお願いします。

▶スポンサーリンク



2017/02/15 15:14 AOR名盤(1979年) TB(0) CM(2)
コメント
79年は大学4年で就職活動していた時期です。この頃はディスコブームが終わりを告げてAORの芽が胎動していた頃ですね。
2017/02/15 22:31 ローリングウエスト URL
Re: タイトルなし
そうですね。Boz Scaggsの『Silk Degrees』が76年、TOTOのデビューが78年なので、79年というとAORシーンが盛り上がり始めた年ですね。

RWさんは洋楽のちょうどいい時期に大学生だったのですね。

私の大学生活は80年代後半でしたので、AORは下火になってました。AORに関しては「後追い派」で、その良さを知って本格的にアルバムを聴き始めたのは2000年頃からです。
2017/02/16 23:19 Warm Breeze URL













 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
https://coolsnd.blog.fc2.com/tb.php/529-7dda1980
カテゴリ

+ボタンをクリックするとツリーが開きます。

スポンサーリンク
プロフィール

Warm Breeze

大好きな洋楽を生活のサプリメントにしています。
70's、80'sの洋楽を中心に、豊かで極上の音楽を紹介します。


※写真はBobby Caldwellの1978年のアルバム『Bobby Caldwell

最新記事一覧
AOR名盤(1982年) - Michael McDonald / If That's What It Takes (思慕(ワン・ウェイ・ハート)) 2017/10/20
AOR名盤(1984年) - Michael Ruff / Once In A Lifetime (シティ・ウォーキン) 2017/10/18
AOR名盤(1983年) - Brenda Russell / Two Eyes (出逢いのときめき) 2017/10/16
AOR名盤(1977年) - Michael Franks / Sleeping Gypsy 2017/10/14
AOR名盤(1982年) - David Roberts / All Dressed Up 2017/10/12
リンク
AORの名盤 330選AORの名盤 330選
AORの名盤 約330タイトルを厳選して年代順に紹介します。
Rock(ロック)の名盤 435選Rock(ロック)の名盤 435選
ロックの名盤 435タイトルを厳選して年代順に紹介します。
ロック、ジャズのお薦めCD BOXセットロック、ジャズのCD BOXセット
ロックやジャズのお薦めのCD BOXセットをジャンル別に紹介します。
ベストヒットUSA 80's オープニング・ジャケット・コレクションベストヒットUSA 80's オープニング・ジャケット・コレクション
番組の冒頭映像で流れるアルバム・ジャケットを紹介します。
Progressive Rock名盤Progressive Rock名盤
プログレッシヴ・ロックの名盤を紹介します。
Hard Rock名盤Hard Rock名盤
ハード・ロックの名盤を紹介します。
Warm Breeze (Twitter)Warm Breeze (Twitter)
管理人が気ままにツイートしています。
アクセスランキング
お気に入りブログ
ローリングウエストさん
『逍遥日記』
rolingwest.exblog.jp
240さん
『音楽の杜』
y240.exblog.jp
アクセスカウンター